東大新領域の特別口述試験ってなに?
こんにちは。今日は東京大学大学院新領域創生科学研究科の特有の試験「修士特別口述試験」について解説します。私はこの特別口述試験を通して人間環境学専攻から合格をいただきました。この記事を読んで院試の「情報戦」を制しましょう。
どんな人が受けられるの?
端的に言えば成績の良い学生が受けられる試験です。あなたの成績が良いかどうかは東大大学院側が判断します。特別口述試験を受験できた私の成績は「ここだけの話」に記載しておくので「僕の私の成績やばいかも…」と思った方は参考にしてみてください。安心材料になると思います。
特別な手続きは必要?
必要ないです。出願の際に「特別口述試験」を選択するだけです。成績と研究計画書を含む提出書類が審査を通れば受験できます。書類審査に落ちたら一般入試を受けることになります。
一般入試と何が違うの?
まず大きな違いは口述の試験だということ。筆記ではありませんので紙とペンは使いません。数学や専門科目の基礎的な知識や、研究に関することを試験官に問われます。
次に時期が早いことが挙げられます。2026年度の入学試験において一般試験は8/25に実施されたのに対し、特別口述試験は7/5に実施されました。1ヶ月半以上早かったのです。特別口述試験を受ける可能性のある方はその分早めに勉強を始める必要があるかもしれません。
落ちたらどうなるの?
落ちても全く問題ありません。特別口述試験で不合格だった場合、自動的に一般選抜試験の受験生になります。追加の手続きは必要ありません。一般試験に向けて勉強しましょう。
特別口述試験を受けるメリット
最大のメリットはここで合格しとけばTOEFLを受ける必要がないことだと思います。1ヶ月間以上実施の早い試験にはなりますが、TOEFLを受けたくない人はここに向けて全力で数学と専門科目を固めましょう。1教科減らせるのは超デカいと思います。
対策方法
数学
まずは一般選抜試験の数学の出題範囲の確認をしましょう。大学院の入試情報に載っています。2026年度人間環境学専攻入試情報の場合は「線形代数、微積分、微分方程式、フーリエ解析、確率統計、 変分法、ベクトル解析、複素関数論」と書かれていました。(私は変分法は勉強していない。過去問で出題されていたこともなかったし。)問われるのは基礎的な知識ですので、授業のタイトルやレジュメの太字になるようなことを覚えましょう。私は「マセマシリーズ」を使って勉強していました。内容がとてもわかりやすくまとめられていて、初学者の人にもお勧めできます。下にリンク貼っておきます。「ヨビノリ」などのYoutube動画も分野の全体像を掴むのに最適かなと思います。
それと一般選抜試験の過去問は絶対やっておきましょう。大学院のホームページから入手できるはずです。一般試験の過去問を解く上で要求される数学の知識は問われる可能性大です。しっかり対策しましょう。まとめると数学は「マセマ」「ヨビノリ」「過去問」で対策することを推奨します。
専門知識
数学同様、授業のタイトルやレジュメの太字になるようなことを覚えましょう。真面目に授業ノートをとっていなかった私が行っていた専門科目知識の勉強法は「シラバスに載ってる単語全覚え法」です。それは履修した授業のシラバスを検索し、そこに載っているキーワードを全てノートに写し、その意味を調べ、覚えるという古典的な方法です。私は紙とペンを使うのが好きなのでそうしましたが、ノートに単語を移す作業にはかなり時間を吸い取られたので、この方法が最適だとは思っていません。タブレットなどで問題なく勉強できる人はそっちの方がいいと思います。
また、専門知識にはメタ的な勉強の仕方があります。成績表を提出しているので、試験官は私たちの履修した科目を全て知っているわけですが、あまりに出願先の研究室の特色とかけ離れているような科目のことは聞いてこないでしょう。履修した科目の中でも試験で問われそうなものとそうでないものを分けて優先度をつけて勉強することができます。こんな勉強法もお勧めです。
研究のこと
出願の際に研究計画書を書いているはずなので大丈夫だとは思いますが「修士課程において希望する研究内容」と「卒業研究の内容」を答えられるようにしておきましょう。前者に関しては、これから大学院側と志願者で一緒にやっていこうという研究のことですので、特に質問されることが多いでしょう。私は想定質問をChatGPTに10個ほど作らせて、それらに答えられるよう準備して臨みました。
ここだけの話
特別口述試験を受けるために必要な成績
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