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下サロベツ原野園地と幌延ビジターセンター@幌延町 2003年9月 2

こちらの続きです。


TITLE: 下サロベツ原野園地と幌延ビジターセンター@幌延町 2003年9月 2
DATE: 2006年10月01日

 サロベツ原野の南端に位置する下サロベツ原野園地。幌延ビジターセンターを起点として整備された木道を散策してみました。

 散策路の玄関口となる幌延ビジターセンター。気の遠くなるような年月をかけて形成されたサロベツ湿原の成り立ちや、この地に生息する動植物について紹介する施設です。

 幌延ビジターセンターを起点に下サロベツ原野へ延びる木道。

 木道散策の途中で振り返ると先ほど登った展望塔とビジターセンターが見えました。

 遮るものがない広大なサロベツ原野。木道上からも利尻山を望むことができました。この場所から利尻山の山頂までは約43kmあります。

 ビジターセンターから延びる片道約500mの木道遊歩道。途中、かつての川が取り残されてできた三日月湖、長沼の畔を歩きながら湿原の風景を楽しむことができます。

 9月上旬は一般的には晩夏と呼ばれる季節ですが、最北の地であるサロベツ原野では既に秋の気配が濃く感じられました。野鳥や生き物の気配も薄く、湿原は静寂に包まれていました。

 長沼の水面にはジュンサイやコウホネと思われる水生植物が広がっていました。葉はすでに黄葉を迎え、水面にも秋の訪れが感じられました。

沼の周囲に見られた紫色の小さな花

 紫色の花はサワギキョウです。北海道から九州まで分布し、晩夏から初秋の季節に開花します。

長沼の周囲を覆っていた黄葉したシダ植物

 釧路湿原など、道内の湿原ではあまり見たことのない風景だったので印象に残りました。

 湿地内にある「やちまなこ」の紹介看板です。

 実物写真は撮り忘れてしまいましたが、木道沿いには実際にやちまなこが存在しており、設置された長い棒でその深さを確かめることができます。エゾシカが足を取られると脱出できず命を落とすこともあり、やちまなこからはその遺骸が見つかることもあるそうです。

(幌延町 2003年9月)



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