Photo by
cocoro_no_koe
お気に入りの緑に再会できた日
今年の春。
食器棚に入れようとした時、感覚だけで置こうとしたせいか、ちゃんと収まらず、滑り落ちたことがあった。
お気に入りの緑の釉薬の茶碗だった。
毎日ではないけれども、白いご飯を食べるための茶碗。
私は滅多にお米を食べない。だからこそ、茶碗はお気に入りを使いたい。
作家もので、少し平べったい器だった。
あまりのショックで金継ぎしようかとさえ考えた。
でも、それも高そうだし・・・。
しばらく眺めていたけれども、数日後、新聞紙に包むことにした。
雨の日に、
何気なく立ち寄った昔なじみの雑貨屋さん。
何気なく手に取った湯呑みに一目惚れ。
見覚えのある緑色。
そして土の焼きむら。
既視感に包まれる。
調べてみたら同じ作家さんだった。
加藤祥孝(カトウヨシタカ)さんという名前。
(わぁ、やっぱり同じ作家さんじゃん!)
私は本当に嬉しかった。
今度は大切に使います。

器は、手におさまり、すべらず、飲み口もぷっくりしてて、
お茶もどこかまろやかに感じます。
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