企業SNSの失敗から、TOGEMARUを動かすまで
──2025年の振り返り
※これは TOGEMARUという個人ブランドを動かすまでの記録 です。
※あと見出し画像の男性の装いが冬服になりましたww
少し時間が経って、ようやく頭の中を整理できるようになった。
年始という節目のタイミングで、この一年を振り返ってみたい。
① 企業SNSへの挑戦と失敗
今年、企業SNSの運用に関わることになった。
目的は明確だった。
新販路拡大の架け橋になること
企業ブランドを育てること
そして、売上につなげること
この目的自体は間違っていなかったと思う。
社内では誰もやったことのない、前向きな挑戦でもあった。
ただ、実際に始めてみると、少しずつ違和感が積み重なっていった。
周囲の業務負担を考えすぎるあまり、
自分の言葉や判断が、どんどん薄くなっていく感覚があった。
やっていることは無難。
ユーモアもあり、刺さる人には刺さる雰囲気も出ていたと思う。
でも、そこに「自分の芯」がなかった。
さらに感じたのは、周囲との温度差だった。
SNSはあくまで「メイン業務の隙間」。
全体としての優先順位は低く、熱量にも大きな差があった。
自分では前のめりになっているつもりはなかったが、
頑張れば頑張るほど、周囲との距離が広がっていくように感じ、
気づけば心身ともに疲労が溜まっていた。
結果として、SNS運営は2ヶ月で中止。
失敗と呼ぶには、あまりに早い終幕だった。
失ったものは「挑戦」と「信頼」。
残ったものは「絶望」と「疑い」。
(まぁ、あくまで会社内での話だけど)
SNS中止後、強く残ったのは、
「なぜ、こんなにもやりづらかったのか」という問いだった。
後から振り返ると、理由がはっきりした。
準備も体制も整わないまま、
「やりながら考える」という方法で進めてしまったこと。
つまり、見切り発進が原因といえる。
「あれこれ考えずにまず行動」という言葉もあるが、
この方法が通用するのは、一人で始めるときか、覚悟のそろったメンバーがいる場合だけだ。
好奇心だけでは、人はついてこない。
新しい挑戦に関わる人は、それぞれ熱量に差があるということ。
先にルールや条件を示し、
「それでもやりたい人」と挑むべきだった。
SNSの2ヶ月は、期待と現実のズレ、
そして人間関係の距離感を強く実感する時間だった。
② TOGEMARU始動
この企業SNSでの失敗と学びから、
以前から温めていたレザークラフトのブランド
「TOGEMARU(トゲマル)」を動かそうと考えた。
(▼トゲマルについてこちらの記事もどうぞ)
きっかけは、SNS中止に納得できないまま過ごす日々に、
自分自身が我慢できなくなったからだ。
せっかくSNSの知識が少し身についたのなら、
今度は自分の感覚をごまかさずに出せるもので挑戦しよう、
そう思った。
TOGEMARUは、企業の顔でも、誰かの代弁でもない。
100%自分の責任で動かせるもの。
Instagramでは、作品を中心に見せていく。
余計な言葉は足さず、書くのは作品の説明くらい。
まずは「作品」を数多く出し、
SNSとしての厚みを出すことを意識した。
最初からフォローや「いいね♡」が増えないことは、
企業SNSの経験で身に染みているので、正直あまり気にならない。
(プロから見るもっといいやり方があるんだろう)
それでも、続けていく中で
少しずつフォローや「いいね♡」が増えていくのは、やっぱり素直に嬉しい🙌











一方、noteでは、TOGEMARUの生みの親として、考えや思い、自分の人柄を言葉にすることを始めた。
「日々の小さな気づき」として、
作品だけでなく、なぜ作っているのか。
どんな感覚で向き合っているのか。
そうした背景も含めて、
ブランドの輪郭を見せていきたいと思った。
最近は、自分の感覚の吐き出し場所になっている気もするけれどww
まぁ、生き様の記録に近い📓
さらに、作品の価値を自分の感覚だけで完結させないため、
世間の反応を“生”で知りたいと思い、
フリーマーケットでの販売も始めた。
売れるかどうか以上に、
手に取られる反応や感想、
価格への反応が知りたかった。
その意味で、フリーマーケットはうってつけで、いつも多くの収穫があった。
そしてやっぱり、売れるとめちゃくちゃ嬉しい🙌


TOGEMARUは、失敗からの再挑戦であり、
昔から「自分の店なんか持てたらいいな」という小さな憧れの延長でもある。
自分の作るモノが世の中に出ていく感覚は、
グラフィックデザインでは味わえなかった体験だ。
まさに「制作」と「製作」の違いだと思う。
③ AIの使い方(ChatGPTとの関係)
今年、AIを多用していた理由も、
振り返るとここにつながっている。
最初は、効率化のための道具だった。
文章の言い換え、清書、構成整理。
作業時間を短くするための存在。
でも途中から、役割が変わった。
答えをもらうためではなく、
自分の考えを整理するための壁打ち相手になっていた。
最初に、自分にしか伝わらない荒削りな言葉で考えを書く。
・企業SNSで感じた違和感。
・TOGEMARUで何を出すべきか。
・今の気持ちに一番合う言葉は何か。
・ユーモアの入れ方の加減。
誰にも見せない下書きを、一度ここで整理する。
感情をそのまま出す前の、“添削仕事人”的な存在だった。
一人で考えすぎて動けなくなる自分にとって、
ブレーキにも、アクセルにもなってくれたと思う。
④ 今、振り返って思うこと
企業SNSの失敗は、結果的にTOGEMARUへとつながる経験になった。
もし、あの失敗がなければ。
あの苦しさや悔しさがなければ、
ここまで「自分」について考えることはなかったと思う。
評価は他人がするもの。
でも、自尊心まで他人に預けてはいけない。
誰かと仕事をする以上、評価から逃れることはできない。
だからこそ、どんな評価をされても揺らがない軸を、自分の中に持っておく必要がある。
TOGEMARUを動かし始めて、
少なくとも今は、「自分の感覚を無視していない」と言える。
企業SNSの出来事を、「なにくそー!」というエネルギーに変えて、
いいことも、悪いことも、すべて自分の肥やしにして進んでいく。
今年は、これまで積み上げてきた肥やしを、
じっくり耕していく一年になりそうだ。


最後まで見ていただき有難うございましたm(_ _)m
感想や質問など、コメントにてお待ちしております😊
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