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#014|大相撲出羽海部屋・笹川夏合宿 『街ガチャ in 東庄』巡礼④

東庄町は毎年、大相撲の出羽海部屋が名古屋場所を終えた後に夏合宿を行っています。『街ガチャ in 東庄』の 第1弾 には、土俵と力士がかたどられた「諏訪大神」があります。境内に設置された土俵で、朝稽古が連日行われます。

ファン感謝祭は様々な催しが行われます

なお、土俵には「撮影禁止・SNSへの投稿禁止」という掲示があるため、可能な範囲の掲載します。詳しくは、東庄町の Instagram にお任せします

10時頃に到着した頃にはすでに稽古は終盤でしたが、ぶつかり合い、押し合う激しさや投げ技と受け身の美しさは直接見ないとわからない迫力があります。一方でファン感謝祭が始まってしまえば、力士のみなさんの目付きは一変して恵比須顔。相撲は「競技」であるとともに「神事」であることがわかります。

木々に囲まれた中で稽古や太鼓の実演などが見られます

小学生の「わんぱく相撲大会」では、将来有望な闘志むき出しの子供から、緊張から力を発揮しきれない子供まで、多くの声援が飛び交います。

そして「赤ちゃん土俵入り」は、50名ぐらいの乳幼児が力士に抱えられ、幕内力士土俵入りのように名前を呼ばれて上がっていきます。右足、左足と足をつけた後、高く抱えあげられて土俵を降りて記念写真を撮影。もちろん、ほとんどの赤ちゃんは大泣きですよ。「力士と一緒に土俵入りして健やかな成長を願う一方で、赤ちゃんの泣き声で邪気を祓う」という、地域にとっても厳かな時間だということがわかります。

町の入り口に鎮座する看板(別日撮影)

近隣の市町村からも赤ちゃん土俵入りや、稽古の観戦に来場されているようです。東庄小学校の校庭にも土俵があるくらいなので「わが町に相撲がある」という看板に偽りはありません。今年は長野県から信濃毎日新聞の記者の方も取材に来られていました。交流を通じて「わが町に住もう」が発生するといいですね。

出羽海部屋が建立した石碑を眺めながら

呼出の方による櫓太鼓の打ち分けの実演は圧巻の音色。跳ね太鼓の最後には、午後6時跨ぎのNHK総合テレビ「本日の解説は北の富士さん、向正面は舞の海さんでした。ありがとうございました。それではこのあたりで両国国技館から失礼いたします」からの「ニュースをお伝えします」ごっこができて感動しました。

大銀杏の髪結いの実演もありました。解説を聴くと、ふんわり仕上げることで頭から転落したときの衝撃を保護する役割があるとわかります。『The SHOW』として守るべき文化の一部を担うだけではなく、力士の頭部を挫傷から守る、床山さんの仕事は重要です。

鍋のセットを購入しました

最後は化粧まわしを付けた力士による弓取り式が行われました。テレビ中継では絶対にわからない、弓捌きでブンブンと音が鳴ること、鬢付け油の香り、そして無料でふるまわれるちゃんこ鍋。聴覚・嗅覚・味覚で角界の文化の魅力を存分に堪能できる、ありがたい一日です。

東庄町の豚肉を使った「豚トンサンド」が美味でした

東庄町観光協会による焼きそばの販売や、キッチンカーでかき氷なども売られています。夏の百合咲く諏訪大神の境内をぜひ訪れてみてください。おっと、跳ね太鼓が鳴り出しました。

テンテンバラバラ テンテンバラバラ…「静謐な土俵の周りを取り囲む『好角家 集い笑顔の 弧を描くか』本日もありがとうございました。それではこのあたりで東庄町の諏訪大神から失礼いたします」

【大相撲出羽海部屋 笹川夏合宿】

笹川の神楽が行われる「諏訪大神」で毎年8月に開催されています。JR笹川駅から徒歩10分、東京駅からは高速バスで「東庄」のバス停で会場まで徒歩1秒。2026年は8月16日まで朝稽古が行われています。

(※)「街ガチャ」は株式会社funboxの登録商標です。

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