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【十勝農家】牧草ぐるんぐるん巻き大作戦

牧草地へと向かう我ら

ロールベーラーを前から撮影
ロールベーラーを後ろから撮影

牧草ロールを作る

牧草ロールを作る工程は、大きく分けて「刈り取り」「乾燥」「集草・ロール成形」「ラッピング(包装)」の4段階に分けられます。この作業は通常、晴れが3~4日続く日を選んで行います。昨日、私たちは牧草地で育った牧草を機械で刈り取りました。牧草を空中に放り投げ、散らかして、ひっくり返すテッダーで刈り取った牧草は、そのまま地面に広げて乾燥させました。この工程が最も重要で、牧草をまんべんなく乾燥させないと、カビが生えたり発酵して品質が低下する原因になります。この作業は春から初夏にかけて行われる「1番草」で行い、その後「2番草」と続きます。

テッダー作業(前日)

ジャイロレーキ登場

十分に乾燥した牧草は、ジャイロレーキという機械で筋状に集めます。

ジャイロレーキで牧草を筋状に集める
筋状に牧草を集める

ロールベーラー登場

その後、ロールベーラーと呼ばれる機械で、牧草を円筒形(ロール状)に固めます。この時、乾燥に時間をかけすぎると栄養価が下がるため、適切なタイミングで行うことが重要です。

ロールベーラー
ロールベーラー
ロールベーラー

牧草ロールを産み落とす

今回は干し草なのでラッピングはしません

ロール状にした牧草は、そのまま「乾草ロール」として使用するか、さらにラップ(ストレッチフィルム) で包んで「牧草サイレージ(ロールパックサイレージ)」にします。今回はラッピングせず倉庫に置いておきます。

乾草ロール
乾草ロールをトラックに積載
乾草ロールをトラックに積載

外積み(冬期)

ラップをすることで、牧草内部が乳酸発酵し、保存性が高まります。水分が多いままラッピングすると品質が悪化するため、予備乾燥は必須です。ラップを施したロールは屋外に置いても問題ありません。

使用される主な機械と役割

  • テッダー:刈った牧草をかき混ぜ、反転させて乾燥を促進する。

  • ジャイロレーキ:乾燥した牧草を集めて筋状に整える。

  • ロールベーラー:集めた牧草をロール状に加圧成形する。

  • ラッパー:ロール状の牧草をフィルムで包装する。

一番牧草の価値

十勝地方において、牧草の栄養価が最大になる時期は、1番牧草(その年の最初の収穫)では6月中旬ごろです。十勝では牧草は年に2回収穫できます。1番牧草は生育期間が長く確保されるため栄養価が高くなります。具体的には、毎年6月中旬から7月上旬にかけて1番牧草の収穫を行います。栄養価を最大限に高めるためには、出穂始めから出穂期に収穫することが重要です。この時期を逃して出穂期以降になると、繊維成分が増加し栄養価が低下します。また、2番牧草(2回目の収穫)は概ね8月下旬から9月上旬に行われますが、1番草と比較すると栄養価は低くなる傾向があります。

【十勝農家】miyamaebros

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