蒸し器なしでも、蒸しませシュウマイ。
餃子と並ぶ中華のおつまみといえば、シュウマイ。春巻や小籠包なんかもありますが、昔ながらの中華料理屋さんで食べるとき、やっぱりシュウマイが餃子のライバルのような気がします。

メインの材料がひき肉で、どちらも皮で包むという共通点があるので、比較対象になりやすいのかもしれません。そんなシュウマイですが、長い間、家で作れるものではないというイメージがありました。
🐽シュウマイはうれしいお土産
その理由は子どもの頃の食卓にあります。神戸と横浜という中華街のある都市に親戚がいたこともあって、シュウマイはお土産にもらうことがよくあって、それがたびたび食卓に出てきてたんですよね。
実家には大きな蒸し器があって、母は家族全員の茶碗蒸しを作ったりしていたました。シュウマイだって作れたはずです。でも自家製の印象がほとんどないのは、やっぱりお土産のおかげなんでしょうね。神戸と横浜の親戚から荷物が届くと、今晩のごはんにシュウマイが出てくるとワクワクしたものです。
🐽蒸し器がなければどうしよう
ところで現在、我が家には蒸し器がありません。というのも蒸し器ってけっこう大きいじゃないですか。そのわりにお鍋やフライパンと比べると使用する機会が限定されていると思うんですよね。なので蓋のできる小鍋で蒸し煮のような感じで料理をすることはあっても、がっつり蒸し器で蒸す料理はしなくなっていました。
それがちょっとしたひらめきで、蒸し器がなくてもシュウマイを蒸せる方法を思いついたんです。今回はそんなお話です。
🐽まずはタネづくり
まずは材料の準備です。

にんにくとしょうがをおろして、戻した干し椎茸とたまねぎはみじん切りにしておきます。

ボウルにひき肉と一緒に合わせてつなぎになる片栗粉を入れます。

甜面醤、中華だしの素、醤油を入れて、粘り気が出てくるまで練ったらタネの完成。お好みでオイスターソースを入れてもOKです。

手の上に広げたシュウマイの皮に載せて、軽く握る感じで形を調えます。シュウマイの場合タネはひき肉メインなので、粘り気があって整形はしやすいと思います。

並べると花が咲いたみたいできれいですね。
♨蒸し器はないけど
ではいよいよ蒸し器なしで蒸していきます。

ここで登場するのが、お鍋と耐熱皿。お鍋は蓋のできるもので、耐熱皿はお鍋に入るサイズである程度深さのあるものにします。

お鍋に水を張ったら、耐熱皿を伏せて置き、お湯を沸かします。

お湯を沸かしているお鍋にすっぽり入るサイズの耐熱の平皿にキャベツを敷いてシュウマイを並べます。このときシュウマイ同士が近すぎると、蒸したときに皮がくっついてしまうので、すこし隙間を空けて並べるようにします。

お鍋の中に伏せておいた耐熱皿の上に、シュウマイを載せたお皿を載せて蓋をします。
あとは弱火にして10分。じっくり蒸していきます。

蓋を開けると蒸気がぶわっと立ち上ります。蒸しあがりはこのとおり。

蒸し器がなくても上手にシュウマイができました。
蒸し器はないけど、蒸し料理は作ってみたいという読者のみなさん、よかったらぜひ試してみてください。簡易版蒸し器という感じなので、専用のものと比べると、いちどに調理できる量に限界はありますが、蒸すという目的はうまく果たせます。
シュウマイのほかにも、器が入る深さがあれば茶碗蒸しもできるし、鶏肉や魚を蒸すのもOK。じゃがいもやにんじんなんかを丸ごと蒸したりするのもおすすめです。
🐽鍋蒸しシュウマイのレシピ
🐽材料(10個分)
・豚ひき肉…120グラム
・玉ねぎ…1/8個
・干し椎茸…1個
・おろししょうが…小さじ1
・片栗粉…大さじ1
・甜麺醤…小さじ1
・醤油…小さじ1
・中華だしの素…小さじ1
・焼売の皮…10枚
・キャベツ…1枚
🔪作り方
ボウルにひき肉、みじん切りにした玉ねぎ、戻してみじん切りにした干し椎茸、おろししょうが、甜麺醤、醤油、中華だしの素をあわせて片栗粉をプラスします。
①を粘り気が出るまでよく混ぜます。
焼売の皮の中央に②を載せて周囲を起こすようにして花形に包みます。
深さのある蓋つきの鍋に耐熱皿をうつ伏せにおいたら皿の高さまで水を注ぎ、蓋をして強火にかけて沸騰させます。
平形の耐熱皿にキャベツをしいてしゅうまいを並べます。
⑤を④の鍋にいれたら蓋をして弱火で10分蒸したら出来上がりです。
蒸し器なしシュウマイ蒸し蒸し。
ムシキナシシュウマイムシムシ。
余談ですが、むかし話題になったトゲアリトゲナシトゲトゲをふと思い出しました。
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