基本のからあげを揚げよう。
料理って作り出すと、いろいろとアレンジしたくなってきます。
たとえば唐揚げ。タルタルソースを添えてチキン南蛮風にしたり、コチュジャンとケチャップをベースにしたタレをからめてヤンニョムチキン風にしたり、炒めた野菜と一緒に甘酢だれをからめてとろみをつけて酢鶏にしたり。
いろんなバリエーションができると、食べて美味しいだけでなく、作るのもどんどん楽しくなります。
🍗基本にかえりたくなるときがある
でもある日。やっぱりアレンジする前の原点に戻りたくなるときがあります。基本の「基」を食べたくなりませんか。
なりますよね。それこそ、そのメニューが定番の証だなと、あらためて思う瞬間です。

というわけで、今回は唐揚げ。超のつく定番人気メニュー。おうちごはんでも、お昼の定食屋さんでも、夜の居酒屋さんでも不動の人気で、ラーメン屋さんのサイドメニューに、ファストフードでも大人気。
🍗原点からあげを作ろう
そんなからあげの原点に返ってみたというお話です。
🍗材料
・鶏肉
・にんにく
・しょうが
・醤油
・みりん
・砂糖
・酒
・片栗粉

鶏肉はごろんごろんひと口大にカット。今回は胸肉を使っていますが、もちろんもも肉でもOK。
自分は揚げ物にするときは、さっぱり仕上がる胸肉がけっこう好きだったりするんですが、もも肉のジューシーな食感も美味しいですよね。

鶏肉におろしたにんにく、しょうが、醤油、砂糖、みりんを合わせて、よくもみ込みます。

ひたひたになるくらいまでお酒を加えます。お酒を使うと風味もプラスされると思いますが、水でもOKです。大事なのは水分。この水分を鶏肉がしっかりと吸いこむことで、揚げたときにジューシーな食感に仕上がります。

ラップフィルムをお肉の表面に密着させたら、その上からふんわりともう一重。この状態で1時間ほど、冷蔵庫で味を染みこませます。
🍗下味OK、さあ揚げます
漬け込みが終わったら、からあげを揚げていきます。
粉は小麦粉、片栗粉のほかにも上新粉や、それぞれをブレンドしたりと色々レシピはありますが、からりと揚がって手に入れやすいという意味では、片栗粉がおすすめ。

鶏肉を漬けたボウルは水分がたっぷり残っています。そこに粉を入れると衣が水分を含んでしまって、からりと揚がらなくなるので、別のボウルに片栗粉を用意して、よく水分を切った鶏肉をそちらに移して粉をまぶすようにします。
鶏の表面が白くなって、乾いた状態のままの片栗粉に包まれる状態になれば、からっと揚がること間違いなし。

あとはやや高めの中温で揚げていきます。

下になった面がしっかり固まったら返して、全体がかりっと揚がればOK。

しっかりと油を切っておきます。
🍳目玉焼きのワンポイント
その間に付け合わせを準備。鶏肉に添えるのはもちろんあれ。目玉焼。
親子丼ならぬ、親子からあげ的にいきます。

オリーブオイルを熱した小鍋に、卵を割入れます。ポイントはフライパンではなく、少し深さのある小さなお鍋を使うことと、そこにオイルを少し多めに入れること。

小鍋を傾けて卵の底をしっかり油で包むようにして、揚げ焼きにしていきます。

そうすることで白身の縁はカリカリした食感に。目玉焼きの美味しさって、とろける黄身とカリカリの白身の食感の組み合わせなんだと思うので、この焼きかたおすすめです。
鍋を傾けることで白身が広がりすぎることもなく、形もまとめやすいので、ぜひ試してみてください。
🍗基本のからあげできました

からっと揚がった鶏肉に、黄身がとろりの半熟目玉。付け合わせはカットトマトにコールスローにしました。千切りのキャベツを塩もみして、ドレッシングで和えると爽やかで揚げ物にはぴったり。
コールスローサラダの詳しいレシピはこちらの記事で紹介しています。

からあげの魅力は、かりっとした衣をかじるとじゅわっと溢れだす、ジューシーな旨味。カツやフライも衣がかりっとしているのはおなじですが、このジューシーさはからあげならではの魅力という気がします。
そのポイントになるのが、下味のときに染み込ませるお酒の水分。フライの場合は具にあまり水分を含ませてしまうと、そのあとの衣付けが難しくなってしまいますが、片栗粉をまぶすだけの衣ならそれも問題なし。
そもそも比較的薄く切ったお肉に衣をつけるフライはカリッとサクッとクリスピーさが魅力のひとつ。それに対して、ごろんとしたお肉を揚げるからあげだからこそ、ジューシーに仕上がると美味しく感じるんですよね。
アレンジしても美味しいのは、間違いなく基本の味が美味しいから。からあげはそんなメニューなんだなと、基本に立ち返って感じました。
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