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このお皿は洋食のためにある。

ある日突然気付くことってありますよね。それまでもずっと目にしていたのに、特になんにも感じてなかった。なのにある日、ふとあれっと思う。


🍽️この前もこのお皿だった

このお皿のことに気付いたのは、いつだったでしょう。

洋食が好きで、休日のランチに洋食屋さん巡りをするのは、趣味のひとつです。あっちのハンバーグ、こっちのエビフライ。あそこのカレー、そこのポークソテー、しょうが焼き。

そんなふうにいろんなお店を食べ歩いていて、ふとこのお皿に目がいったんです。

あれ。この前のお店もこのお皿だったぞ。

写真を見返すと、その前にいったお店も、去年一度だけいったお店も、あちこちのお店でこのお皿が使われていることに気付きました。おお、なんだこれ、どういうことなんだろう。

📴検索、検索また検索

こんなとき今の世の中は便利です。スマホで検索すれば、このお皿の正体がわかるはず。ただ、メーカーさんの名前もわからないし、さてどうするか。

まずはこんな感じで検索。

  • 洋食

  • 定番

おっ、ページの上の部分に表示される広告に、見覚えのあるお皿が出てきたぞ。これこれ、この茶色のストライプ。緑や青もあるみたいね。あっ、四角い形もあるのか。

キーワードを追加します。

  • 洋食

  • 定番

  • ストライプ

お、今度は出てきた広告に商品名が書かれてるじゃないか。これだ。あらためてそのワードで検索です。おお、見つけた。ついに見つけたぞ。

なるほど。業務用食器のメーカーさんの商品だったのか。だからプロユースで、街の洋食屋さんに広まってるのね、とひとりごちつつ、さっそくポチッ。

そんな経緯でこのお皿が我が家にやってきたんですね。もう1年近く前のことか。時の経つのは早いです。

🍽️やっぱり雰囲気は大事

そんなことを思いながら、このお皿に盛り付けられたメニューを思い出しつつ、アレンジ再現したり。

すると、これがいい雰囲気出るんですよ。あのメニューもこのメニューも、まるでお店にいる気分でおうちごはんが楽しめます。

もちろん、お店メニューの再現じゃない料理もつくります。それをこのお皿に盛り付ければ、それはそれで大ファンの洋食屋さんの新作にも見えるし、このお皿を使ってる新しい洋食屋さんに遭遇したかのような気分にもなれます。

気分、雰囲気ってやっぱり大事。

🥩街洋食風焼肉をつくろう

でも最後は原点に帰ってきます。こういうの。こういうメニューがこのお皿には似合います。

このお皿を使うタイプの洋食屋さんって、洋食のもとになったフレンチなんかの西洋料理の面影がすこし薄れて、日本の定食屋さんの色合いが濃くなった、そんなどちらかというとフレンドリーなスタイルの洋食屋さんだと思うんですよね。

ナイフとフォークで食べるのではなく、コンソメやコーンポタージュがでてくるのではないお店。お箸で食べる、味噌汁がついたTheニッポンの洋食、和風寄り、みたいな。なのでいわゆる焼肉ランチみたいなメニューが映えるんですよね。

もちろん、そんな洋食には目玉焼きが欠かせません。

🐽ポークがエース

そしてお肉は豚。洋食屋の焼肉といえばポークがエース。

でもそんな豚肉にもちょっとこだわりを。バラとロースをブレンドします。サイズはひと口大。

まずはバターで玉ねぎを炒めます。玉ねぎは味がからみやすいよう、繊維を断ち切る方向に横切り。食感を残すために、すこし厚みを残したスライスにしてあります。

玉ねぎが半透明になってきたら、豚肉を敷き詰めるように。

玉ねぎの隙間からフライパンに触れた部分が、カリカリしてくるまで、動かさずにじっくり焼いて、途中ですこし動かして全体に焼き色を付けます。

豚肉炒めではなく、焼肉なのでお箸でせわしなく動かし続けて火を入れるのではなく、まずはじっくりと焼く、焼く、焼く。

途中で天地を返して両面あらかた焼けたら、白ワインを少々。

ここではじめてフライパンの中をちゃちゃっと動かして、白ワインを全体にからめます。

💧いつもの万能だれを洋食仕立てに

さて、味付けはこれ。

ベースになるのはトケイヤkitchen定番の万能だれ。

そこにケチャップとこしょうを合わせます。あればコチュジャンをすこしいれるとコクと深みがアップしますが、いれすぎると洋食感がなくなってしまうので要注意。

タレをじゅわーっ。

からめながら炒めて、粗びきこしょうをたっぷりと。

🍽️あのお皿の登場です

お皿はすでにスタンバイOK。

こういうスタイルのメニューには、千切りキャベツがおいしいですよね。

さあお肉登場。タレはちょっとくらい、お皿に広がっても全然OK。だって、そのほうがキャベツにからむじゃないですか。

焼肉のタレの味が染みたキャベツ、これ大好物。

目玉焼きを添えて、追いこしょうをたっぷりと。さあ、これでできあがりです。

🍽️このお皿は洋食のために

見てください。このお皿にこのメニュー。

もう、完璧に街の洋食屋さんじゃないですか。

焼肉ランチ目玉焼き付き。ライスとお味噌汁が付いて980円的なやつてす。

料理の表情は盛り付けるお皿によっても、変化があると思います。これはまさに洋食のための、洋食屋さんのお皿。それも高級な洋食屋さんではなく、ぐっと親しみやすい街洋食の風合いです。

このお皿は洋食のためにある。

そう思って、探して、見つけて、買った。そのお皿に思いどおりのメニューを載せたとき、やっぱり買っておいてよかったなぁと思うのです。

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