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『ピンクとハバネロ』4巻を読んだら、友情の痛みと、黒瀬の本音に心が揺れっぱなしだった。【ネタバレあり】

4巻を読み終えた瞬間、
胸のあたりがズキッ……と痛むのに、
どうしようもなく「最高の巻だった」と言いたくなる。

恋って甘いだけじゃないし、
友情って優しいだけじゃない。

4巻はまさに、
“人と人がぶつかる痛み”と“誰かを想う苦しさ”
その両方が一気に押し寄せてくる巻でした。

麦の優しさが試され、
黒瀬の本音が漏れ、
読者の心は忙しく揺すられっぱなし……。

では、私の心を強く揺らした4巻の尊さ、書かせてください。

\\ 作品について詳しく知りたい方はこちら♪ //
「ピンクとハバネロ」14巻で完結★どこで読める?レビュー【ネタバレ】


■ 4巻を読んでまず思ったこと

友情って、ときに恋より胸を締めつける。

黒瀬にフラれても笑顔で
「好きと言ってもらえるまで頑張る」
と前を向けた麦ですら──

“女子の輪の中で起きる、あの微妙な空気” の前では、
思わず立ち止まってしまう。

キャンプの班決めのとき。
真麻は、グループの人数が多いことに気づいて
「私、他に行くよ」と静かに身を引こうとする。

その背中を見て、麦は迷わず声をかけた。

「よかったら、一緒のグループに来ない?」

この瞬間の麦の優しさが、まず尊い。
“浮いてしまった子に手を伸ばす”って、簡単なことじゃない。

でも、蓋を開けてみれば──
真麻のいつもの友達が、麦の目の前で真麻の悪口を言いだす。

その言葉の棘の鋭さに、私まで息が止まりそうになる。
そして麦は、その空気に流されない。

「それは違うよ」

優しさで濁すこともできたのに、
麦は“正す”ことを選んだ。

この巻で一番刺さったのは、
麦が 恋より前に“人としての正しさ”を選んだ こと。

どれだけ周りが面倒くさくても、
誰かを傷つける言葉に対しては、曖昧に笑ってごまかしたりしない。

その強さを、黒瀬は確かに見ている。


■ 心が揺れた場面(ネタバレあり)

● 「昼間はかっこよかったよ」

麦が真麻を守る場面を見て、
黒瀬がそっとかけたこの一言。

照れも、誤魔化しもなくて、
ただ事実を伝えるだけ。

麦の勇気を否定せず、
その選択を“正しい”と言ってくれた人がいた。

読者である私まで救われた気がした。


● 「どうでもいいやつにどう思われたって別にいいじゃん。俺らがいんだし」

4巻でいちばん胸を掴まれたセリフ。

“俺ら” と言った瞬間、
黒瀬が麦を “自分の側の人間” として扱っているのが分かる。

励ましというより、
味方宣言

不器用な黒瀬が、言葉でここまで言うなんて……
麦じゃなくても泣く。


● そして、あの本音漏れ。

「だから好きだっつってんだろ」

この瞬間、
読者全員の心臓が跳ねたはず。

本人は自覚してない。
むしろ「言ってしまった」ことに誰より驚いているのは黒瀬本人。

でも本音って、
こうやって無意識に漏れてしまうものなんだよね。

黒瀬の心が、
もう“麦に向いてる未来”から逃げられないのが分かる。

4巻最大の胸キュン。
そして最大の事件。


■ 4巻が胸に残る理由

友情の痛みと、恋の予感。
その両方が一気に押し寄せるから。

麦のまっすぐさが傷つき、
黒瀬の無自覚な優しさが刺さり、
読者の心も揺れる。

4巻は、
「麦が誰かを守り、黒瀬が麦を守る」
その構図がはじめて明確になる巻。

恋はまだ始まっていないようで、
もう始まってしまっている。

その“狭間の温度”が、たまらなく良い。


■ この巻の私的・名シーン

◆ 麦の勇気に黒瀬が寄り添う
「俺らがいんだし」
この一言だけでご飯3杯はいける。

◆ 黒瀬の本音が漏れた瞬間
「だから好きだっつってんだろ」
4巻はこれを読むために存在するのかと思うほどの名シーン。


■ 最後に──

4巻は、
友情・恋心・黒瀬の無自覚本音が交差する、エモの塊の巻。

麦の優しさが痛くて、
黒瀬の本音が刺さって、
読む手が止まらない。

ラストの一言で、
もう2人は“元には戻れない”。

ここから恋がどんな形で動き出すのか──
5巻からの展開が待ちきれません。

\\ 作品について詳しく知りたい方はこちら♪ //
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