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『ピンクとハバネロ』3巻を読んだら、黒瀬の“無自覚な特別扱い”がしんどすぎた。【ネタバレあり】

3巻を読み終わった瞬間、
なんだか胸の真ん中がそわそわして、
しばらくページを閉じられませんでした。

黒瀬の無自覚な優しさと、
麦の心が静かに恋へ傾いていくあの“変化の瞬間”が、
自分の過去の記憶を刺激するように疼いたからだと思います。

「好きって、こういうところから始まるんだよね」
そんな感覚が、静かに体の中に広がっていきました。

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✅ 「ピンクとハバネロ」14巻で完結★どこで読める?レビュー【ネタバレ】


■ この巻で私が一番強く感じたこと

恋って、劇的に始まるわけじゃない。

日常の中でふっと向けられる言葉や、
自分だけに向けられた気遣いの温度で、
ゆっくり、ゆっくり、心がほどけていく。

3巻はその“ほどけていく瞬間”がとにかく美しい。

黒瀬は自覚していなくても、
麦を“特別扱い”せずにはいられない。

麦は気づかれないふりをしながら、
黒瀬の一つひとつの行動に胸が跳ねてしまう。

恋が恋として形になる前の、
いちばん繊細で、いちばん甘い、あの温度。

その空気が、この巻にはぎゅっと詰まっていました。


■ 心に残ったシーン

① 黒瀬が、麦の変化に真っ先に気づく瞬間

麦が落ち込んでいる時、
誰より先に気づくのは黒瀬。

しかも、気づいたことを大げさにもしない。
ただ静かに、そっとフォローする。

この自然さこそ“無自覚な特別扱い”だと思う。


② 美月ちゃんの失踪に、黒瀬が取り乱す場面

普段は無表情で冷静なのに、
妹のこととなると感情が溢れてしまう。

その危うさに麦が寄り添う描写が温かくて、
「この二人は、もう他人じゃないんだ」と思った。


③ 「嫌いになれないからむかつくんだよ」

この一言に、黒瀬の心の全部が滲んでいた。

嫌いになれたら楽なのに、そうできない。
気づけば目で追ってしまう。
放っておけない。
むかつくのに、離れられない。

恋が自分の意思を超えて“勝手に動き出す瞬間”。

あのセリフの揺れは、忘れられない。


■ そのシーンが刺さった理由

黒瀬の優しさって、
“優しくしよう”と努力して出てくるものじゃない。

自然に溢れてしまう。
隠しても漏れてしまう。

だからこそ、麦に向くと破壊力が大きい。

恋って、
大げさな告白やドラマチックな出来事よりも、
こういう“無自覚な優しさ”に落ちていくんだと改めて思った。

誰かが気づかないところで、
自分だけが特別扱いされている。

その事実に、心が温かくなって、
少し怖くなって、
でも嬉しくてたまらない。

麦の恋心が加速するのは当然だと思った。


■ この巻が教えてくれたこと

3巻を読んで感じたのは、

恋は、言葉より先に“態度”で始まる
ということ。

気づけば目で追っている。
気づけば手を伸ばしている。
気づけば、その人が心の中に居場所を作っている。

そしてそれは、
自分が思っているよりずっと早く、
ずっと静かに始まっている。

3巻を閉じたあと、
自分自身の「恋の始まり」まで思い出してしまった。


■ 読んでくれたあなたへ問いかけたい

あなたは、黒瀬の“無自覚な特別扱い”をどう感じましたか?

麦の心が少しずつ恋に傾いていくあの瞬間、
あなたの中にも何か重なる記憶はありましたか?

3巻の中で、
あなたの心に一番残ったシーンもぜひ教えてほしいです。

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