『ピンクとハバネロ』7巻を読んだら、“彼氏の黒瀬”が尊すぎて、胸の奥がずっと熱いままだった。【ネタバレあり】
7巻を読み終えたあと、しばらくページが閉じられませんでした。
6巻まで、少しずつ少しずつ距離を縮めてきた2人。
ついに交際が始まった今巻は、もっと甘くて、もっと穏やかで、
“幸せいっぱいの恋人編”になると思っていたんです。
でも、実際に蓋を開けてみると──
そこに描かれていたのは、恋が始まったとき特有の“揺れ”でした。
・どう距離を取ればいいのか分からない戸惑い
・相手の気持ちを信じたいのに、不安が顔を出す瞬間
・想いが強いからこそ起きるすれ違い
それらのリアルが丁寧に積み重ねられていて、
読んでいて胸がぎゅっと締めつけられる。
そして何より──
黒瀬彗の「彼氏としての顔」が想像以上に優しくて強くて、心臓に悪い。
7巻は、「黒瀬に落ちる巻」でした。
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✅ 「ピンクとハバネロ」14巻で完結★どこで読める?レビュー【ネタバレ】
■ 7巻を読んで、まず胸を掴まれたのは
“黒瀬の優しさが、恋人になってようやく輪郭を持ちはじめたこと。”
黒瀬って、決して多くを語らないし、
甘いセリフで押してくるタイプでもない。
でも麦の前では、
“行動にしか出せない愛情” がはっきり目に見えるようになっていくんです。
恋人になったからこそ見える、
黒瀬の少し不器用で、でも真剣な“向き合い方”。
これがもう、本当に刺さる。
■ 心を奪われたシーンたち(ネタバレあり)
● 「よろしく」
ただの一言なのに、不思議なほど胸に残った。
ぶっきらぼうなのに優しい。
緊張しているのに誠実。
黒瀬らしい初めての「彼氏の声」。
この瞬間、麦だけじゃなく、読者の気持ちもそっと掴みに来る。
● 勉強を頑張る麦に寄り添う黒瀬
「1人で抱えんなよ。手伝うから」
こういう言葉を、必要なときに、必要な分だけ差し出せる男って強い。
押しつけじゃない。
励ましすぎてもいない。
ただ「大丈夫だよ」とそばに立つ感じが、
麦の気持ちと完全に噛み合っている。
● 教室に現れての一言
「罰は俺が受けます」
ここで一気に息が止まりました。
麦が矢面に立たされて、
自分だけが傷つこうとしている状況を見て、
黒瀬は迷いなく前に出る。
・怒り
・焦り
・麦を守りたい気持ち
全部飲み込んで、
ただ一言で空気を変える。
あぁ、この子は本当に麦を大切にしているんだ…
そう思ったシーンでした。
● 危険な状況から麦を助けた後
「よかった…」
強がりも見栄もない、素の黒瀬。
間に合わなかったら、と思った瞬間の恐怖まで透けて見えて、
読んでいるこちらまで胸が熱くなりました。
黒瀬の“感情の震え”が初めて言葉になった瞬間。
■ なぜ7巻がこんなにも心に残るのか?
それはたぶん、
恋人になったからこそ見えてくる“弱さ”と“強さ”が丁寧に描かれているから。
黒瀬は、麦を守りたい一心で行動する。
でも同時に、麦が傷ついてしまう未来が怖い。
麦は、黒瀬との恋を大切にしたい。
でも家族や周囲の目も気になって、不安に揺れる。
どちらも正しくて、どちらも不器用で、
その“ど真ん中”を描いてくるのが7巻なんです。
だから読者も一緒に揺れる。
胸がぎゅっとなる。
でも、その揺れがあるからこそ、
2人の“信頼の芽”がしっかり見える巻でした。
■ この巻が私に残していったもの
読み終わったあと、心の中にじんわり残ったのは、
「恋人になったから幸せ」だけじゃなく
“恋人になったからこそ怖いこと”も、
ちゃんと描かれていてよかった。
という気持ちでした。
恋って、
ときめきと同じ割合で“不安”も生まれる。
でもその不安をどう扱うかで、
関係の深さが決まっていく。
黒瀬と麦は、その一歩をここで踏み出したんだと思います。
■ 最後に──あなたはどの瞬間に心を掴まれましたか?
・教室での「罰は俺が受けます」?
・危険から助けた後の「よかった」?
・それとも、麦の頑張りをそっと支える黒瀬?
どのシーンも、2人の“これから”を想像させてくれる。
そして次巻、8巻では
黒瀬の誠実さがさらに深く描かれていて、
ますます目が離せなくなります。
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