🌿Vol.179 前へ進む私——大腸癌から4年、ライフデザインサポートに込めた意味
アーユルヴェーダの古典「チャラカ・サンヒター」に、こんな言葉がある。
「寿命とは、単に生きることではなく、幸福で意味のある人生を他の生命にも役に立つように生きること」
この言葉が、今の私の全部だと思っている。
1.🩺4年前の7月8日
大腸癌、ステージ3b。手術を受けた。
その後、肝臓への転移が見つかった。ステージ4。
「単に生きること」が、突然リアルな問いになった日だった。
どれだけ生きられるか、ではなく——どう生きるか。
その問いが、今の私を作っている。
2.🪷3年前、癌が消えた
肝臓転移の癌が消えたとき、泣かなかった。
ただ静かに、「これからどう生きるか」を考えた。
余命を数えるのではなく、今日という日を丁寧に積み重ねる。その選択をしたのが、あの春だった。
3.💡大阪で気づいたこと
今回の帰阪は、半年ぶりの精密検査のためだった。
結果はオールクリア。全項目、正常値。
でも大阪で受け取ったのは、数値だけではなかった。
会いたい人に会いに行くこと。笑い合うこと。懐かしい空気の中で、自分の根っこを確認すること——それもまた、「幸福で意味のある人生」の一部だと、身をもって感じた。
生存確認、と書いた。でも本当は、生存確認ではなく「生きていることの確認」だったのかもしれない。
ただ生きているのではなく、豊かに、誰かとつながりながら生きている。その実感を、大阪が与えてくれた。
4.📖ライフデザインサポートを始めた理由
癌になって初めて、人生を設計する必要があると気づいた。
「なんとなく生きる」という選択肢が、消えたからだ。
限られた時間と体力の中で、何を優先するか。誰と過ごすか。何をやめて、何を始めるか。どんな暮らしを、自分の手で作るか。
それを毎日、意識的に選ぶようになった。
気づいたら、それがライフデザインだった。
5.🌱 「他の生命にも役に立つように」
チャラカの言葉の、この部分が一番深く刺さっている。
自分が癌と向き合ってきた経験。アーユルヴェーダで体質を整えてきた記録。からだの声を聴くことを覚えた日々。手放すことで人生が動き出した変容——
これらは、自分だけのものにしておくには、もったいないと思った。
同じように「どう生きるか」を問っている人が、いるはずだ。
大きな病気ではなくても、人生の岐路に立っている人は、いる。なんとなく生きてきたけど、このままでいいのかと感じている人も、いる。
そういう人の隣に座って、一緒に考えたい。
それがライフデザインサポートだ。
6.📖私が伝えられること
華やかな成功体験ではない。
ステージ4から今日ここにいるという、静かな事実だ。
完璧な食事でも、特別な治療でもない。白湯を飲み、スパイスを使い、朝走り、内側を見つめ、言葉にし続けた——その積み重ねだ。
ベビーステップで、人生は変わる。
それを、からだで知っている。
7.🏃♀️ 前へ、進む
大腸癌の手術から4年。肝臓転移の癌が消えてから3年。
後ろを振り返ることは、今でもある。あのときのこと、手放せていないこと、まだ怖いと感じる瞬間——それも全部、本当のことだ。
でも、前にも進んでいる。
庭の牡丹が咲いた。ブログを書き続けている。会いたい人に会いに行った。数値はオールクリアになった。そして、誰かの人生に寄り添う仕事を、始めた。
「幸福で意味のある人生を、他の生命にも役に立つように生きること」
その言葉を、これからも生き続ける。
🌿締めのひとこと
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。コメントやフォローで、ぜひあなたの『暮らしのテーマ』も教えてください。ゆるやかに、光と風のように——。
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