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山口一郎の気持ちになった、火曜日の帰宅ラッシュ。

新職場異動以来、波乱がない。
こころの揺れやすい僕にとってはありがたい話だ。
そんな低位安定なはずのこころなのに、中途覚醒が止まらない。

首痛、肩痛。

聞き飽きたわ!っていう僕にとっては嬉しい(読んでもらえてるということだから)ことは言わずに聞いてくださいな。

あまり気にしていなかったが、やっぱり夜中にやらかしているようだ。

ギリギリギリ。

その乾いた音を昨晩奥さんが耳にしたらしい。僕の歯ぎしりだった。実はマウスピースは持っているのだが、いまいちフィット性に欠けるのでしばらく使っていなかった。ないと奥歯を噛み締めているらしい。

その事実を意識して今日1日過ごしていたが、起きているときでもけっこう噛み締めていた。特に危険なのが仕事でディスプレイ上の長文を読むときの頬杖。もうモロである。だから夕方に頭痛がしてくるのか?単純に情報過多で疲れているだけかもしれないけど。

何にせよ、意識して歯を噛み合わせないようにしてみて改善すればビンゴ!というより40代ってこんなことまで気にしないと快適に過ごせないのか?だる。


今日も今日とて定時勤務で上がったが、会社最寄り駅で聞きたくないメロディが聞こえた。大幅遅延を知らせるチャイムだ。どうやら某駅間の線路点検に時間を要しているらしい。利用客数が多く拡大されたホームがいっぱいになっていた。家から数駅分なので奥さんに来てもらうことも考えたが、どうせ道路は帰宅ラッシュ。寒い中を耐え忍ぶことにした。

結局30分以上待ってようやく電車が着た。先に帰りに乗ってはいけない特別快速が出ていったので、普通は比較的マシ……かと思えば甘かった。サカナクションの『怪獣』のように卵の代わりにPCの入ったカバンを持ったまま四方を挟まれる。寿司詰め電車なんてコロナ以来かもしれない。ここにインフル患者がいれば一発アウトかもしれないが、幸いなことに花粉に弱い僕はマスクをしているので多少マシだ。

途中の普通列車しか止まらない駅にも乗りたい客はいっぱいいるが、下りる客がいない。寿司詰め度が上がったまま走り出す。

そして下りる駅。出口は1m先だけど前が下りる気配がない。「すみません!」と叫ぶ暗い夜。やっと人垣を捌けて出た。10分ほどのはずなのにしんどい。メンタルじゃなくてフィジカルが。おかげで駅の階段で豪快に転けるところだった。あぶな。

その勢いで期日前投票を済ませて帰宅すると奥さんが鬼の面をつけてスタンバイ。一緒にリビングに突入すると笑顔全開の8歳サウスポーのエンドレス豆袋全力投球を食らう。いつもノーコンなのにこういうときは的確にパパママに豆を当ててくる。確信犯である。

今年こそ、福がうちに入りますように。

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