グラミー賞にアジアンポップミュージック部門が新設されるのは日本にとっても良いニュースのはず
いよいよ発表されましたね。
グラミー賞がアジアの部門を新設するという話は1年ぐらい前から音楽業界の方々の話には上がることが多く、個人的にもそれならXGのノミネートの確率高まるかも、と楽しみに待っていたんですが、来年のグラミー賞から新設されるという結果になったようです。

ただポイントはアジアンポップミュージックは、K-popとかJ-popではなく、アジアの言語を使っている音楽、と定義された点ですね。
この定義だとおそらくXGの楽曲は全て対象外。
藤井風さんのPremaの楽曲もほぼ対象外で、Hachikoがギリ対象になるかならないか、という感じだと思います。
今年新人賞にノミネートしていたKATESYEも、K-popではありますが、アジア部門の対象外になりそうです。
BTSの新アルバム対策ではないかという批判の声もあるみたいですが、個人的にはやはり最近のアジアの台頭に対する米音楽界のアジアシフト対応施策と捉えた方が良いのかなと思っています。
なお、アジア部門の新設の経緯や詳細の背景については、こちらの柴さんのヒロイズムさんへのインタビューに詳しいです。
個人的にも日本の音楽業界はまだまだ世界の音楽業界とのネットワークが細いのが課題なのではという仮説を持ってきたので、このインタビューにある話は納得感ありましたし、MUSIC AWARDS JAPANでそういう取り組みが増えてきてるのも注目してきた所。
そこに来てのグラミー賞にアジア部門が作られる、という流れになるのは大きい気がしてます。
少なくとも、これまでのグラミー賞が多くの日本の音楽関係者にとって遠い国の関係ないアワードだったのが、今後アジア部門に日本のアーティストがノミネートされることが増えれば、話題になることも増えるはずですし、身近な存在にもなるはず。
受賞シーンの動画がYouTubeにすぐアップされる意義とかも感じる人が増えてくれると良いなと思います。
ただ、ここ最近の東南アジアの音楽の台頭ぶりも目覚ましいので、アジア部門がK-popとJ-popの対決の場所と思ってると、大きな間違いにもなりかねないかなとも思ったりしてます。
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— 徳力 基彦|エンタメビジネスウォッチャー (@tokuriki) June 17, 2026
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