#173 腋臭症レベル4

世の中には、自分の努力ではどうにもならないことがある。
それは遺伝だ。
選べないのだ。
ワキガもその1つ。
笑い話ではない。
正しく教育すべきことだと思う。
体質なのだから、仕方のないことなのだ。日本では少数派に見えるから、嗅ぐと目立つだけで、世界的には珍しくもなんともないだろう。データは見てないけど、体感的にそんな感じしません?

そう、で、私は保険適用のオペを受けることにした。(20年くらい前の話だ。)
予約し、時間に行くと麻酔テープを貼ってくれる。(その後、ご飯でも食べてきて。と言われ指定時刻に戻ってきた。)
ま、その前に診察。
ガーゼを腋窩(えきか と読む。わきの下のことね。)に挟んで、しばらくしてから確認する、と聞いたことはあった。

しかし、私は診察室に入ってすぐ
「はい、レベル4ですね。」と、宣告された。
つまり、部屋に入っただけでわかるほどの重度ってことだ。わざとそうしたんじゃない。シャワーも浴びたし、服も着替えていった。夏だった。汗も拭いたよ。なのに。

あのー、何段階中のですか?
とは訊けなかった。
訊けば良かった。
MAXが4なのか、5なのか。
10なのか。
うーん、5かなー?いや、4かも。
ま、どうでもいいか。
今、たぶん1か0.5くらいだと思います。

そーゆーこと。
その後、本来はかなり脇毛も薄くなるんですが、そんなには薄くならなかったので、まあそういうことなんでしょう。
医療脱毛を1セット分(3万円くらい)をメンズリゼクリニックでやってもらい、終わりにした。だいぶ臭いも、脇毛もいい感じにアイドル感出た。あのね、みんなやってるから。わざわざ言わないだけで。ボーボーのボーで体操とか水泳とかする選手はごく稀ですよね。皮膚が強くて、時間もあって、手際もよければ普段生やして、レースや試合前に手入れすればいいでしょうね。でもそれって、かなり難しいですよね。そんな暇があったら、トレーニングなり、ケアの時間に使いたい。そしたら、ま、やりますよね。

あ、なんか、鼻が高くなった。
上むいてるし、痩せたし、高くなるぅ。
そういうタイプの人は遺伝しやすいのだ。(私調べ。)
仕方ない。強みと捉えよう。
まだ気づいてない人がいたら早めに気づくと対処しやすい。
外国ではワキのニオイも、体臭も人により大人気だが、日本では概ね人気がない。
特に、日本では一部のマニアからしか好かれない。
簡単に言うと縄文人系、ベタベタ耳垢系の人。要チェックです!
外国では大人気の場合もあるから、外国で活躍するならむしろガンガンだしていこう。

カラオケ、スタジオ、個室、その他ありとあらゆる閉鎖空間では我が香り(つまり「我香」(がこう)と呼ぼう。呼んでる?だれか?がほうは、他の言葉と被るのでやめます!)、その我香を充満させることが可能。かるく10畳はいけた。今は、もうできない。なんだか悔しい。なくして初めて気づくのですね。なんか、武器を失った勇者の気分だよ。

犬のマーキングのごとく、同じデザインの同じ服でも、手に取る前に自分のものとわかるくらいの威力があり、記名の必要が全くなかった。まさに、マーキング。つまり、高校でも中学でも、私の制服はこれ、って一発で判別できたのだ。
しかし、母は、いたるところに名前を書きまくる人だった。ま、見るまでもなく匂いでわかるのに。それに、そんな他人の臭い付きのものなんて間違えたり、盗んだりしないでしょ。
(※マニア以外)

祖母(昭和初期生まれ)に関してはモノに買った年月日、値段、場所、場合によっては理由まではっきりとマッキーで記入していた。お盆とか、こたつとか、滑り台とか。買うということは稀なことなのかもしれない。
基本的には、作っていたから。
布を作るし、着物も作る。
かごも作る。

えっと、、、そう、先日、母と甥と3人で話していたら、食べ物の流通の話になり、良い魚が手に入りにくいという話になった。

すると、母が「うち!レモンが7つなったもん!」と言ったんです。

「猟奇的なタイミング」(※山口さんより借用)の話題のブッコミ!ですよね。
レモン7個なったもん!
モン!くらいしか捉えられませんねぇ。
ええ。

そしたら、もうレモンを拾いに行くしか無いんです。我が家のルール的には、はい。
魚は捨てることにしました。

え?レモンいいね。 

木はどうしたの? 

ちゃんとした植木屋さんから買ったの。二本。5年前。

へえ。

1本は実がならないけど、
もう1本は7つなったんだよ。

桃栗3年、レモン5年だね。そうなんだ。いいね。レモン良いよね。

なんか、種類が違うやつで、1本の方は7つなったんだよ。

。。。

レモンの木、欲しいな。
。。。

別の話へ飛ぶ。
この人の生育歴は、
大丈夫だったのだろうか。

私は全然、全く大丈夫ではないけど、
ほんとに大丈夫だったのだろうか。
気づかないから、いいのか。いいか。そうか。
ーーーーー

ああ、これか。
この人に、私は初めてのことばを教わったのか。
この人に、「ママですよー」って言われて育ったのか、と。
そうか。やっとわかった。
それなら、こうなるわけだ。

いや、私は、しばらく会話らしき会話をしてなかったから、もしかしたら、小学校の親友に教わったんだ。そうだ、たぶん、そうだ。ってわかった。気持ちとか、用事を伝えるのも、お話は得意じゃないんです。要約もできないし。
国語のカラーテストの裏の聞き取りテストなら、他の音がしないから答えが書ける。でも、日常ではそうはいかない。書くこともない。メモも取れない。全部書くことになる。

私含め、うちの新類縁者は脈絡のない会話しかしないので、というか、基本的に人の話を聴いてない。さまざまなものを作り出してきた、由緒正しい百姓なのだ。会話なんて要らねぇ、作れ!手を動かせ!足を動かせ!腰を動かせ!見て覚えろ!なのだ。抜け出したかったら、国立大学へ行って、教師になれ!それしか道はなかった。
そんな。10人の枠に入れます?
入れませんよ。
数学5点で。無理よ。

幼少期の私は、何回も同じ話をするお祖母様の話を頑張って何回も聞いてたし、聞いてるふりもしたし、その間に肩もんだり、足の裏踏んだりしてお小遣いをもらっていた。

が、そのお小遣いはもちろん即、母に回収された。保険とか貯金とか、お礼とかに回っているのだと信じるほかない。セコくはないので、信じている。

そう、で、その場にいるほとんどの人が同じような臭いだったので、これは人間のお母さんの臭いだと思っていた。自然とそう思い込んでいた。

そして、なんと、22歳になるまでそうだと疑うことなく生きたのだった。
当時の親しい人に、「くさいよ!」と言われ、は?となった。え?なに?みんなと同じだけど?え?って。
でも。
あ、ほんとだ!くさい。え?ボディソープで洗ったし、シャワーで流したし、、、シューもした。。。
シャワーを浴びたあとだったのに?
シャワーなど意味がないくらいパワーのあるストロング系のワッキーだと初めて悟るのであった。
しかも、シューは、何を選んでも合わない。
だいたい、かけ算して臭くなる。
こうして私は、自らがワキガ、腋臭症(えきしゅうしょう)であることを自覚したのである。
その後は、インターネットを使い、アナログだがブログを探してワキガのいちごちゃんだっけな?を参考に、皮膚科へ行くことを決め、保険診療内でオペを受けることに決めたのだった。

そんな術後の私でも、予防は必須で、
唯一使えるのがミョウバン系の白いスティック。私の場合。
他は、やはり、かけ算して臭くなる。
カレーを食べた翌日は脇からカレーの風味が出る。

メモです。もし私が認識できなくなったら、これですよ、あなた自分で書いてましたよ、って教えてほしい。
だいぶ抑えられるので、たすかる。
あ、もしかして、皮膚科で処方してくれたりしないのかなぁ。まいいか。
今日は寝よう。

おやすみなさい。





加筆、2025/03/18 16:37