Vol.95 | 20260120tue | マッケンチーズ | 中庸自得
20260120tue
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この日は朝から仕事。特に予定も入れていなかったので、久しぶりにまとまった自由時間がある1日だった。東京に戻ってきてから仕事を再開して2日目。自宅がそのままオフィスのような環境なので、通勤もなく、自分のペースで淡々と進められるこのスタイルはやはり性に合っているなと改めて感じている。
午前から午後にかけて一気に仕事を片付け、その後は家にあるもので料理をすることにした。アメリカの映画によく出てくる「マック&チーズ(Mac and Cheese)」をご存じだろうか。僕はこれがなぜか無性に食べたくなった。アメリカに住んでいた頃はよく食べていたが、せっかくなので少しアレンジして作る。要はマカロニ版の簡易カルボナーラのようなものだ。

買って良かった。
映画の中で「私の得意料理はマック&チーズよ」なんてお母さんが言うシーンがあるが、どこか“料理できません感”の象徴みたいに描かれることが多い。でも僕にとっては朝飯前のメニューだ。(そう言いつつ、別にそこまで大した味ではないのだけれど。)
キッチンに立って、チーズの匂いを感じながらぼんやり鍋をかき混ぜている時間が妙に心地いい。こういう何でもない日常こそ、実は一番贅沢なのかもしれないと思った。
その後は、バンコクにいる間に溜まっていた書類の整理や家の細々した用事を片付ける。気になっていたタスクを一つずつ潰していくと、頭の中も同時に整っていく感覚がある。久しぶりに「ちゃんと家で休んだ」と言える1日だった。
思えばバンコクでは毎晩のように飲み歩き、常に誰かと会い、刺激に満ちた生活を送っていた。それはそれで最高に楽しかったが、今日のように静かに自分だけの時間を過ごすのも同じくらい大切だと感じる。振り子のように、派手な時間と穏やかな時間、その両方があってちょうどいい。
無理をせず、背伸びもせず、少し大人になった今の自分のライフスタイルを大切にしていきたい。そんなことを考えながら、また明日から頑張ろうと思えた1日だった。
