ー支持率低下と愛子様ー
ー支持率低下と愛子様ー
困ったものだ。
以前にも記事に書いた通り、高市政権の支持率が大きく低迷した要因の一つは、皇室典範改正だったと言われている。
というより、多くの国民には、「高市総理が愛子様が天皇になられる道を閉ざした」と受け止められたことが、支持率低下につながったのだろう。
高市総理個人がそんなことを願うはずもない。
しかし、この問題は、そんな単純な話でもない。
まず、私たちが知らなければならないことがある。
皇室は、私たち一般国民とは全く違う制度の中で生きている。
人権があるようでない。
皇族には選挙権もない。
政治活動もできない。
一般国民のように自由な人生を歩める立場でもない。
その人生は、個人よりも皇室という制度を守ることが優先されている。
だから、男系男子という二千年近く続く伝統が今日まで受け継がれてきた。
にもかかわらず、SNSでは、
「愛子様が天皇になればいい。」
「女性だから認めないのはおかしい。」
そんな感情論だけが先行しているようにも見える。
でも、その意見を否定もしない。
だが、その前に皇室という制度そのものを知る必要があると思う。
そして、その制度を理解したうえで、それでも変えるべきだというのであれば、それは一つの考え方である。
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参考だが、イギリスも日本と同じ立憲君主制である。 しかし、日本と違って男系男子という制度は採っていない。
王位継承は長子優先となり、男子か女子かではなく、長子が継承する。 だから、「男の子を産まなければならない」という重圧は、日本ほど制度として存在しない。
私は、この違いを見ていると、これからの日本の皇室の在り方について、一度立ち止まって考えてみてもいいのではないかと思う。

私自身も、令和という時代になって、思うことがある。
もう、「男の子を産まなければならない」という重圧を、皇室の女性が背負う時代は終わりにしていいと思う。
天皇だから。
皇后だから。
男子を授からなければならない。
その期待と重圧の中で人生を送ることが、本当に国民の願いではないだろう。
一般の家庭なら、
「元気に生まれてきてくれれば、それでいい。」
そう願うのが普通である。
戦後、日本国民も「一夫一婦制度」を取り入れ、皇室も「側室制度」を廃止した。
それなのに皇室だけは、「男の子でなければならない」という宿命を背負い続けてきた…..としたなら、
その時代は令和で終わってもいいと思う。
もし将来、愛子様が天皇になられる時代が来るのであれば、まず願うべきことは、皇位継承のために子どもを授かることではなく、一つの家庭として、夫婦が幸せであり、子どもたちが幸せに育つことである。
皇室だからといって、家族の幸せより制度が優先され続ける時代ではなく、一人の人間として、一つの家族として幸せに暮らせる皇室であってほしい。
それこそが令和という時代にふさわしい皇室の姿ではないかと思う。
男系男子という二千年近く続く伝統の重みを軽く考えているわけではない。
だから、この問題はSNSの感情論や人気投票で決めるべきものではない。
日本にとって、これが正解かどうかは、私にもわからない。一人の庶民としては、もう、そんな時代が来てもいいのではないかと思う…。
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