蝉の声|鬼死骸村のどこかで
この物語は、実在の土地・史跡を基にした
フィクションであり、神話であり、記録である。
一つの語りとしての記録である。
(鬼死骸村探検隊|実在する旧鬼死骸村を舞台にした物語)
ケンジ
朝日に照らされ、目覚める。
蝉が鳴きだしていた。
今年は、朝からうるさい。
香那
朝の散歩。
家に近づくと、
徐々に日差しが強くなる。
蝉が鳴きだした。
静かな場所だと思っていた。
響子
祖母の家では、なぜか早起きになる。
蝉が鳴いている。
祖母の家は、昼だけ時間が遅い。
沢渡
研究室に泊まった朝。
蝉が鳴きだした。
声だけで、姿が見つからない。
映美
窓を開ける。
蝉が鳴きだした。
夏休みは、まだ長かった。
あかり
蝉が鳴きだした。
土の下は、まだ静かだった。
この物語は、実在する岩手県一関市・旧鬼死骸村を舞台にした、
記録・神話・現代が織りなす物語の一編です。
この村には、フィクションでは作れない地形と歴史があります。
鬼死骸村の全体像は、【鬼死骸村探検隊】(ポータルページ)にて。
地図・動画・神話・怪異記録が重なっています。
いいなと思ったら応援しよう!
よろしければ応援お願いします!
いただいたチップは探検活動の費用に活用させていただきます。