永遠の時の砂
目覚めた時、透明な朝の音を聞く
モノクロームの世界が少しずつ色づいてゆき
優しい光と風が私を新しい今日へと誘う
一人きりの部屋で誰にともなく「おはよう!」と声をかける
そして私の一日が始まる
変わらない毎日に飽きても
変わる事を拒む私がいる
私の鳴らす鐘は誰にも聞こえない
そして、誰かが鳴らす鐘の音も私には聞こえない
時が駆け足で私を追い越し、夕日が街を赤く染める頃
明日へ歩く影は長く長く伸び、やがて夜の闇に紛れてゆく
夢の中で出会うあなたは優しく私を呼び続ける
涙は頬をつたい枕を濡らしても
消えない砂時計の永遠の時の砂はゆっくりと私の心に降り積もる
そして私の一日が終わる
春、夏、秋、冬、私はここにいる
こちらの企画に参加させて頂きました。よろしくお願いします。
