黙っているのは嘘つきと同じよ 【青ブラ文学部】

隊員「只今パトロールから帰還しました」

隊長「異常は無かった?」

隊員「はあ、特には」

隊長「特にはって何よ」

隊員「無かったです」

隊長「全く何も無かったのね?」

隊員「全くって訳ではないですが、問題になる様な事は何も」

隊員「問題か問題じゃ無いかは隊長である私が判断するわ。私が女だから馬鹿にしてるの?」

隊員「いえ、そんな事は・・・」

隊長「それならちゃんと報告しなさいよ!」

隊員「弱そうな船団がこちらに向かってる事以外は特に何もありません」

隊長「弱そうなって、誰が決めたの?」

隊員「先月攻めてきた船団よりも数も少ないし攻撃艇のサイズも小さかったので弱いかなって・・・」

隊長「地球に近づいている船団を捕捉して戦闘力を解析して!」

他の隊員「ラジャー!」

隊長「勝手な判断は危険よ。どんなに些細な事でも報告しなさい!」

隊員「地球に向かってるかどうかも分からなかったので・・・」

隊長「分かった時では遅いの。黙っているのは嘘つきと同じよ」

隊員「分かりました」

地球に迫っていた他の惑星の船団はパトロール隊員の見立てよりはるかに強大であったが地球防衛軍の活躍によりこれをせん滅させ事無きを得た

こちらの企画に参加させて頂きました。
山根あきら様、よろしくお願いします。

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