ひつじ雲のホテル 【第41回 3つのお題に空想のひらめきを】
「ひつじ雲のホテル取っといたから」
依頼人が言った
ひつじ雲のホテルは何度か泊まった事がある
「これが資料だ」
依頼人がターゲットの資料を手渡す
「24時間以内に仕事は終わらせる」
俺は資料を受け取りながら言った
決行は深夜と決めている
俺はホテルにチェックインし食事を摂る
決行に備えて体調を万全にしておかなければならない
ターゲットの隠れ家はホテルの目と鼻の先だ
ターゲットには眠ったまま静かに逝ってもらおう
そして俺はその時を待つ
時計の音だけが静かな部屋に響く
俺の体がその時を知らせる
「そろそろ行くか」
俺は誰にともなく言って立ち上がる
螺旋階段を音を立てないように慎重に上っていく
ターゲットの部屋は三階だ
合鍵は貰っている
ドアを開きターゲットの枕元へ
ターゲットは静かな寝息をたてている
俺はターゲットの鼻先に俺の武器を近づける
何の恨みもないが死んで貰わなくてはならない
俺はターゲットに渾身の一発をお見舞いする
「プウーッ」
ターゲットが苦悶の表情を浮かべすぐに息絶えた
俺はスカンクの殺し屋
ひつじ雲のホテルのあの芋
効くわーっ!
こちらの企画に参加させて頂きました。よろしくお願いします。
