「雪を投げる溝」が、温かい絆に見えた日。北海道・苫前町で体験した『流雪溝』ボランティアのリアル。
「北海道の冬」と聞いて、何を思い浮かべますか? 一面の銀世界、美味しい海鮮、それとも温泉?
そんなキラキラした観光の裏側にある、「本当の冬の暮らし」を肌で感じる体験をしてきました。今回参加したのは、留萌管内にある苫前町(とままえちょう)と増毛町(ましけちょう)が合同で行っている「流雪溝一斉排雪ボランティア」です。
観光ガイドには載っていない、でも最高に「エモい」冬の1日をシェアします。
雪国のインフラ「流雪溝」って知ってる?
留萌エリアでこの「流雪溝(りゅうせつこう)」を導入しているのは、実は増毛町と苫前町だけ。
簡単に言うと、道路の脇に流れる水路に雪を投げ入れ、水に流して処理するための設備です。最初は「雪を捨てるための便利な溝」くらいにしか思っていなかったのですが、これが雪国にとっては命を守る大切なインフラなんですよね。
20分間の全力投球。見えてきた「街の体温」
ボランティアの作業は、想像以上にハードでした!😅
一斉に蓋を開け、そこに溜まった雪をみんなでひたすら投げ入れる。
20分間という限られた時間ですが、全員で動くと、
さっきまで歩道が埋まって通れなかった場所が、
驚くほど綺麗になっていくんです。


「あぁ、道ができた……!」
現場でしか味わえない、この達成感。 でも、それ以上に胸にくるものがありました。
作業中、様子を見に来てくれたお年寄りから「ありがとうね」と声をかけられたんです。
今、地方では高齢化や人口減少が進み、自分たちの力だけでは雪を投げられなくなっている人が増えている現実があります。
だからこそみんなで力を合わせてやる必要がある!
私たちが流した雪は、ただの「塊」ではなく、
雪の暮らしの「困りごと」に対して
手を差し伸べることだったんだと気づかされました。




今あるものを「守る」という、新しい豊かさ
最近は「新しい体験」や「自分探し」ばかりに目が行きがちだった私ですが、今回のボランティアを通して学んだのは、「今ある大切な資源を守り続けること」の尊さです。
10年も続いてきたこの取り組み。 雪がつなぐ人の交流、そして冬の暮らしの知恵。 いつまで続くかはわからないけれど、この「エモい」風景を絶やしちゃいけない。自分のやりたいことだけでなく、**「今、ここにある価値」**をどう繋いでいくか。そんなことを深く考えさせられました。
作業の後は、最高のご褒美が待っていた!
たっぷり汗をかいた後は、地域のみなさんと一緒に交流会!これがもう、最高すぎて……。
カジカ鍋(「鍋壊し」と言われるほど旨味がすごい!)
カジカの唐揚げ
タコの刺身
獲れたての海の幸を囲んでの「ワイワイ」した時間は、何にも代えがたい時間でした。心もお腹もパンパンに満たされる、まさにハートフルなひととき。



次はあなたも、この輪に入りませんか?
今回参加して、改めて「北海道の冬」がもっと好きになりました。 作業は体力を使うけれど、終わった後のあの清々しさと、地元の方との絆は、普通の旅行では絶対に味わえません。
「来年は、増毛町の排雪も参加したい!」と、今からもう意気込んでいます。
普通の観光には飽きた人
地方のリアルな暮らしに触れてみたい人
「ありがとう」と言われる旅をしてみたい人
来年、ぜひ一緒に雪を投げましょう!参加した皆さん、本当にお疲れ様でした!😊

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