「自分のやりたいこと」の先にあるもの。苫前町でのトークセッションを終えて気付いた、町おこしの本質。
1/8(木)
雪深い苫前町。不安定な天候の中、足を運んでくださった皆さま、本当にありがとうございました。
年明け一回目となるトークセッションを無事に終えることができました。
今回のイベントでは、特別な彩りもありました。
札幌の名店「MEN-EIJI」のオーナー古川さんが駆けつけてくださり、苫前町の誇る食材を使った「たこラーメン」と「数の子チャーハン」を提供していただきました。

町の方々の笑顔と、美味しい苫前の食材の生まれ変わり方。
一見すると「成功」に見えたこのイベントの裏側で、
課題が多く見られた回でもありました。
「何をするか」よりも「誰が、なぜやるか」
今回のセッションを通じて得た最大の収穫、それは「自分の内側にある決意やこだわりをさらけ出すことの大切さ」でした。
これまでの私は、どこか「自分のやりたいこと」ばかりを発信していたように思います。
しかし、町の方々が本当に知りたいのは、スキームや企画の内容だけではありません。
私は、一体どういう人間なのか?
なぜ、この苫前町に来て、何を成し遂げたいのか?
その背景にある、綺麗事ではない「本音」は何なのか。
自分の根底にある想いを言葉にし、町の人に届けること。
それを発信し続けて初めて、本当の意味での
「信頼」が生まれるのだと痛感しました。
相手の背景に「潜る」覚悟
もう一つの大きな学びは、対話の深さです。
町づくりにおいて大切なのは、こちらの意見を押し通すことではなく、相手の立場に立ってその背景や状況を深く掘り下げ、理解すること。
つまり問いをかける会話が大事だということ。
「なぜ、そう思うのか?」
「その言葉の裏には、どんな経験があるのか?」
相手の心に一歩踏み込む。そんな当たり前で、一番難しい会話がこれまでの自分には欠けていました。
昨夜は、その反省と気付きを反芻(はんすう)するのに必死で、
なかなか眠ることができませんでした。
厳しいフィードバックこそ、最高のギフト
正直、自分の至らなさを突きつけられるのは苦しいことです。
でも、そんな私に対して丁寧に、そして熱くフィードバックをくれる周りの方々には、感謝しかありません。
「もっと成長できる」と信じて指導してくれる存在がいること。
それ自体が、私がこの町で活動する大きな意味の一つになっています。
苫前を「誇れる町」にするために
今回の反省は、ただの「悔しさ」で終わらせません。
今日からまた、動き方を変えていきます。
自分の想いを丁寧に語り、相手の声に深く耳を傾ける。
泥臭く、誠実に。
苫前町を、もっと暮らしやすく、もっと誰もが行きたくなる場所にしたい。
次回のトークセッションでは、さらに進化した姿で皆さんとお会いできるのを楽しみにしています。
一緒に、この町の未来を作っていきましょう。



投稿者:苫前町地域おこし協力隊 田渕
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