地域の厄介者とされた「風」を利用した遊びのイベント!「凧上げ大会」
2/22(日)苫前町冬の地域イベントの一つ苫前町凧上げイベントが開催されました。
今年でなんと51回!開催されてから半世紀過ぎました。
我々地域おこし協力隊は初めての参加で一般客での参加でした。
基本地域イベントはスタッフ側での参加が多かったのですが
久々のお客様としての参加で少し気が楽な感じでした。

なぜ凧上げイベントが開催されたのか?
苫前町は、北海道の北西部、留萌地方海岸線の中央部に位置し、
道内屈指の「強風地帯」です。
とくに11月から3月にかけては、
地吹雪といわれる地面から殴りつけるような「風」が
毎日のように吹き荒れ、
町民は屋内に閉じ込められがちな生活を余儀なくされます。
町民にとってこの「風」は、まさに地域の「厄介者」でした。
しかし、1974年頃から風の強い日に「凧あげ」でもして楽しもうという声が
町民のあいだに持ちあがったことがきっかけです
このことから厄介者とされた「風」を前向きに活用しようと
考えた町民の方のポジティブ思考が生んだ賜物だと思います。

自分で作った凧を上げて競いあう
競技は小学生の部・親子の部・一般の部(中学生・高校生・大人)・大凧の部に分かれ、凧のデザイン、高さなどが審査基準になります。
総合点が高い方を順番に3位までが商品がもらえます。
参加者の皆さんの凧のデザインがそれぞれユニークなものが多く、
大会までに準備してきた思いが伝わりました。
凧を持ってない方もレンタルの凧を借りることができます。
審査対象には入りませんが、凧揚げを一緒に楽しむことができます。
この日は天気も良く気温も北海道の冬にしてはすごく暖かかったです。
風がない日だと言われてたので、綺麗に上がるか不安でしたが、
不安を吹き飛ばすかのような風が吹いて一気に安心に変わりました。
苫前だけでなく町外からも参加されてるお客様もいました。
なんと遠い札幌から参加された方もいらっしゃったと!



締めの雪中綱引きに特別参加
雪の上での綱引きに悪戦苦闘!
イベントのフィナーレを飾ったのは雪の上で綱引きをやる
雪中綱引き。
去年から始まったこの競技は町の力自慢が集まったのもそうですが
苫前と古丹別の人がそれぞれ集まったりするなど地区が違っても
一緒に楽しみながら、町の交流が深まる競技でもあると気づけました。
私、田渕も商工会青年部メンバーとして急遽参加!
雪の上での綱引きは雪の上でいかに踏ん張れるか、
想像以上にテクニックが必要でした。
初体験の私にはもちろん攻略方法なんて分かりませんでしたので
何度も滑ってしまい、力も持っていかれました。
結果1回も勝てず最下位に終わりました。
助っ人として参加したが何の役にも立てなかったことが
悔しかったですが、周りも盛り上がっていたので楽しむことが
できました。来年は鍛えて戻ってきたいと思います。
古き良きデジタルデトックスな遊びとして
凧揚げは本来平安時代以前に中国から日本に伝わり、
古くは占い、戦の道具として使われていました。
「お正月の遊び」として広く普及したのは、
江戸時代(17世紀以降)になってからです。
昔ながらアウトドアな遊びとして広がってる凧揚げ。
スマホをいじることが多い今の世の中で
ちょっとだけスマホから離れ、気持ちいい苫前の風を
あびながら凧揚げをやってみませんか?
冬の名物イベントとしてこれからも全国各地に
苫前凧揚げイベントを広げていきたいと思います。
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