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民主主義破壊💥の🇮🇱軍事超ハイテク👹③-08恐怖のAI[AI戦争④パランティア①人物と企業沿革]

民主主義破壊💥の🇮🇱軍事超ハイテク👹③-08恐怖のAI[AI戦争④パランティア①人物と企業沿革]

鬼畜👹イスラエル軍🇮🇱の残虐な蛮行や
非道な大量虐殺💀の背景にある
「超越的なテクノロジー」について見ていきます。
また、イスラエル🇮🇱ではありませんが、
パランティア🇺🇸と言う「対テロAI兵器の開発企業」
の謎の実態に迫ります。



まるで「戦争ゲーム」のようなAI指揮

以下の画像は、アメリカの「パランティア🇺🇸」と言う会社が作った「AI作戦指揮システム」のデモ画面である。まるで、戦争ゲームのような感じで
敵味方の位置情報や画像を取得して、攻撃指示などを出せる。

AI作戦指揮システム
AI作戦指揮システム


【解説人語】まるで戦略ゲーム、戦争を変えるAI 標的と作戦を提示、指揮官は選ぶだけ

アメリカの「パランティア🇺🇸」と言う会社が作った「AI作戦指揮システム」
をデモを使って紹介してくれる。
アラート🚨がきて、敵味方の陣営の位置の様子を示してくれる。

AI作戦指揮システム

敵の詳細な画像データが欲しい場合は、「AI作戦指揮システム」に依頼すると
無人偵察機を飛ばして上空からの兵士や戦車の画像を送ってくれる。

AI作戦指揮システム

また、どんな作戦行動が取れるか?示してくれ、どんなデータを読み込むか?まで指定できる。攻撃方法「戦闘機による攻撃」「ロケット砲による攻撃」「地上部隊
派遣による攻撃」の3つから選べ、「地上部隊派遣による攻撃」を選ぶと、最適な攻撃ルートを指示してくれる。

AI作戦指揮システム

そして、様々な装備などの確認をして、最終決断は司令官である人間が下す、という「AI作戦指揮システム」の概要を説明してくれる。
また、以前触れたようにこのような軍事AIである「ラベンダー」や「パパを探せ」などをイスラエル軍🇮🇱が使用し、パレスチナ人🇵🇸を大量虐殺してることがわかっている。そして、AI兵器に対する各国の反応などが紹介されている。

AI作戦指揮システム
AI作戦指揮システム



アメリカの軍事企業「パランティア🇺🇸」とは?

アメリカの軍事企業「パランティア🇺🇸」とはどんな企業なのか?
記事を参考に見ていきたいと思います。


【軍事AI企業 第1回】ピーター・ティールが立ち上げた謎のデータ分析企業「パランティア」の実態に迫る

「これまでに数件のテロを未然に防いだ」
2021.5.29
ニューヨーク・タイムズ・マガジン(米国)
Text by Michael Steinberger

「パランティア🇺🇸」のアレックス・カープ

Paypalの創業者で、投資家のピーター・ティールが2003年に立ち上げたデータ分析企業「パランティア」。同社は膨大なデータを統合し、分析することで人間でも見落としてしまうパターンを見つけ出すソフトウェアが売りだ。
個人情報を扱う面もあるために、プライバシー保護の観点から問題視されることも多々ある。だが、その実態はいまだに謎に包まれている。
ニューヨーク・タイムズ・マガジンがその内情を明らかにした。

「西側諸国を支援するために立ち上げた」

2019年秋のある晴れた火曜日の午後、パリのリュクサンブール公園でアレックス・カープ(53)が太極拳をしていた。青のナイキのスウェットパンツに、青のポロシャツ。靴下はオレンジで、スニーカーはチャコールグレー。
赤のアクセントが入った白縁のサングラスが、彼の最大の特徴である天に向かって逆立つゴマ塩の髪を引き立てていた。

栗の木の木陰でカープは太極拳と気功の一連の優雅な動きをする。
体をひねったり、向きを変えたりするたびに足元の小石や土がわずかに動いた。
その姿を、近くにいた10代の若者たちが面白そうに眺める。

10分ほど、そうやって体を動かした後、カープは近くのベンチに行った。
そのベンチにはボディーガードの一人が置いた楽器ケースのようなクーラーボックスがある。

【軍事AI企業 第1回】ピーター・ティールが立ち上げた謎のデータ分析企業「パランティア」の実態に迫る
パランティアのCEOアレックス・カープ。
ピーター・ティールとはスタンフォードでの同級生だ
 Photo: Drew Angerer / Getty Images

ケースにはカープが愛飲するドイツのノンアルコールビールの瓶も数本入っているが、いま中から取り出したのは次の動きで使う木剣だった
(ビールのほうは後で公園を出るときに1本開けた)。
カープは剣で空を切り裂きながら、何事もないかのように言った。
「前回、この公園で本物の剣を使っていたら警察👮‍♂️に止められてしまってね」
そのフランス人の警察官たちは、カープが危険人物ではなく、フランスの治安維持の一端を担うソフトウェアを作った米国企業のCEOだとは思いもよらなかっただろう。その米国企業とはパランティア・テクノロジーズ🇺🇸。この社名はJ・R・R・トールキンの長編小説『指輪物語』に出てくる遠見の石「パランティア」から採られた。

同社の主要ソフトウェアは「ゴッサム🇺🇸」と「ファウンドリー」の2種類だ。
いずれも膨大な量のデータを集めて処理し、”人間のアナリストが見落としてしまいがちなつながりやパターン、トレンドを見つけ出す”
「データ統合」によって組織がいい決断を下せるようにするのがこの会社の目標だ。実際、同社の顧客の多くが、パランティアの技術によって組織が変貌を遂げたと語る。だが、カープには、もっと壮大なビジョンもある。

この会社を作ったのは西側諸国を支えるためでもあるんです
だからパランティア🇺🇸は、米国🇺🇸とその同盟国に敵対するとされる国々、つまりロシア🇷🇺や中国🇨🇳ではビジネスをしない
創業初期の頃、同社の従業員がトールキンの『指輪物語』に思いをはせ、
「シャイア(ホビット庄)を守れ」を自社のミッションとして
掲げていたときもあったという。

【軍事AI企業 第1回】ピーター・ティールが立ち上げた謎のデータ分析企業「パランティア」の実態に迫る
複数の西側諸国がパランティアを使ってテロ対策をしている
 Photo: David Paul Morris / Bloomberg / Getty Images

「これまで数件のテロ攻撃を阻止した」

パランティアが創設されたのは2003年。カープの友人であり、
ロースクールの同期だったピーター・ティールの思いつきから生まれた

創業資金の一部は、米諜報機関「CIA🇺🇸」のベンチャーキャピタル部門「インキューテル」が出資し、CIA🇺🇸は現在も顧客だ
”ウサマ・ビンラディンの所在地を突き止めたのがパランティアの技術だった”という噂が広く知られるが、その噂の真相はこれまで一度も明らかにされていない。
それがこの会社に謎めいた雰囲気を持たせてきた。

昨今、パランティアを使ってテロ対策をしている西側諸国は複数ある。
フランス🇫🇷では2015年11月のパリのテロ事件の後、諜報機関🇫🇷が
利用するようになった。
カープの話によると、パランティアはこれまでに数件のテロ攻撃を阻止するのに貢献したという。そのなかには政治に大激震を起こしかねない事件もあったらしい。
カープがパリにいたのは顧客のためのカンファレンスを催していたからだ。
カープはパリ滞在中🇫🇷に私にこう言った。
西洋文明を自分たちの小さな双肩で支えた気分になったことが、この15年の間でも数度ありました

パリでカープに会った数ヵ月後、世界は新型コロナウイルス感染症に見舞われることになった。パランティアも感染症対策にいち早く参戦した。同社によれば、2020年4月の時点で、世界の十数ヵ国がウイルスの追跡と封じ込めのためにパランティアの技術を利用していたという。

パンデミック対策に迅速に取り組めたのは、同社のソフトウェアが、あらゆるタスクに融通が利くという触れ込みどおりだったともいえる
米国の陸軍パランティアの技術をおもに兵站(へいたん)に用いているが、投資銀行のクレディ・スイス🇨🇭はマネーロンダリング対策、ドイツの製薬大手メルクは新薬開発のスピードアップ、スクーデリア・フェラーリはF1カーのスピードを上げるために利用している。

【軍事AI企業 第1回】ピーター・ティールが立ち上げた謎のデータ分析企業「パランティア」の実態に迫る

「すべてのテクノロジーは危険です」

パランティアの従業員はパランティリアンとも呼ばれる。パランティリアンたちに言わせると、自分たちのソフトウェアに無数の用途があるのは、世の中の問題の多くがデータ統合の問題だからなのだという。

ただし、パランティアに対する世間の不信感は強い
それは同社がコロナ対策に乗り出すといっそう強まった。
欧州諸国でこの会社が不審がられる理由の一端はCIA🇺🇸とのつながりがあるところだがもともと不審がられる性質の業務をしている会社なのだというところもある。パランティアは顧客のデータを保存したり、販売したりすることはないと公言しており、プライバシー保護機能も堅牢だと強調する

だが、個人情報を神聖不可侵だと考える人たち🚨の間では、パランティアはビッグデータ革命における代表的な悪役なのだ。そのこと自体はカープも否定しない。
すべてのテクノロジーは危険ですから、私たちのテクノロジーも
例外ではありません


膨大な数の人の医療データがパランティアのソフトウェアに入っていく🚨わけだから不安感が高まるのも当然だった。
それがとりわけ顕著だったのが米国だ。米国では保健福祉省がパランティアのソフトウェアを使ってウイルス関連のデータを分析してきた。このことに批判が集まったのは、パランティアが米移民・税関捜査局(ICE)とも仕事をしていることが関係していた
革新陣営の活動家や連邦議会議員に言わせれば、トランプ政権が保健福祉省のデータを利用して移民の取り締まりを強化するおそれがあるというわけだ。
また、パランティアが競争入札ではなく随意契約で約2500万ドルのこの契約を結べたのは、前出のティールがトランプ大統領の支持者だったからなのではないかと疑う声もあった。

ティールは2016年の大統領選でトランプ支持を表明した著名人の一人であり、
共和党全国大会で応援演説をしたほど
だった。

米国のリベラル派の間では、パランティアはトランプ大統領との結びつきがある
胡散臭い会社だという見方が根付いており、そのことがカープを苛立たせている。なぜならカープ自身は、ティールとは対照的に、「革新陣営の闘士」を自負してきた人物だからだ。

【軍事AI企業 第1回】ピーター・ティールが立ち上げた謎のデータ分析企業「パランティア」の実態に迫る
ピーター・ティールはトランプ支持者としても有名だ
 Photo: Chip Somodevilla / Getty Images

ビジネスの世界では異色の存在

カープは2016年の大統領選ではヒラリー・クリントンに投票し、トランプに対する批判も口にしてきた
カープの最大の不安は、ファシズムの台頭である。
そのような政治信念を持つCEOはシリコンバレーでは珍しくないが、カープがIT企業の経営者として異色なのは、コンピュータ・サイエンスの学位も経営学の学位も持っていないところだ

彼が持つのはスタンフォード大学で取得した法学の学位、それからフランクフルト大学で取得した社会理論の博士号だ。フランクフルト大学では指導教官がユルゲン・ハーバーマスだった時期もある。
ハーバーマスといえば、存命の社会哲学者としては欧州で最も高名だといっても過言ではない。だからカープはビジネスの世界では異色の存在なのだ。それは冒頭に書いた秋の日の午後のリュクサンブール公園での振る舞いでも容易に見てとれた。

少し前までは、そんなカープの知性や政治信念が一種の盾となりパランティアに対する批判を跳ね返せるところがあった。カープが出てくると、批判していた人たちも少し戸惑ってしまっていたからだ。
だが、いまやパランティアといえば、トランプ政権から多大な恩恵を受けた会社だというイメージがすっかり定着しつつある。革新派の多くはこの会社を有害だとみなすようになっているのだ。

パランティアに対する最大の批判は、米移民・税関捜査局と仕事をしたことだった。それに対し、カープは米国のIT業界に見られる愛国心の欠如を非難している

パランティアは2020年前半に本社をカリフォルニア州パロアルトからコロラド州デンバーへ移転した。カープもティールもシリコンバレーに愛想を尽かしたところは共通しており、この本社移転の判断には、二人の心持ちが影響した可能性もある。
パランティアはまだ黒字になったことのない会社だが、2020年9月、上場を果たした。バイデン政権が発足すれば、連邦政府との仕事が減るのではないかという懸念が上場の背景にあったのではないかとも言われている。

パランティアのソフトウェアを使えば、「世界の難題」も解ける、というのが同社の謳い文句だ。だが、トランプ政権との関係という汚点を取り除くのは、もしかしたら難題中の難題なのかもしれない。(続く)

【軍事AI企業 第1回】ピーター・ティールが立ち上げた謎のデータ分析企業「パランティア」の実態に迫る




【軍事AI企業 第2回】謎に満ちたデータ分析企業「パランティア」は9.11のテロ事件がきっかけで生まれた

ピーター・ティールは“対テロ戦争”を念頭に立ち上げた
2021.5.29
ニューヨーク・タイムズ・マガジン(米国)
Text by Michael Steinberger

パランティアのCEOアレックス・カープは従業員2400人をかかえる
 Photographer: Andrew Harrer/Bloomberg via Getty Images

Paypalの創業者で、投資家のピーター・ティールが2003年に立ち上げたデータ分析企業「パランティア」。同社は膨大なデータを統合し、分析することで人間でも見落としてしまうパターンを見つけ出すソフトウェアが売りだ。
では、具体的にはどんな仕事をしているのか。実際の例をもとに解説する。

これがパランティアの仕事

2010年のあるテクノロジー関連のカンファレンスでのことだ。
当時、グーグルのCEOだったエリック・シュミットが
こんな発言をして人を驚かせた
ことがあった。
文明の誕生から2003年までの間に世界全体では5エクサバイトの情報が
作りだされました。いま同じ量の情報が2日ごとに作られています


1エクサバイトとは10億ギガバイトである。シュミットの発言には、
多少の誇張はあったが、伝えたかった事柄に間違いはなかった。
いま人類は、大量のデータに囲まれながら生きているのだ。
これらの大量のデータを活用できれば強力な知見を得られるはずだ
というのがビッグデータの基本的な考え方
である。

【軍事AI企業 第2回】謎に満ちたデータ分析企業「パランティア」は9.11のテロ事件がきっかけで生まれた
グーグルのCEOだったエリック・シュミットは人類が
大量のデータに囲まれて生きていることを指摘した
 Photo: Alex Wong / Getty Images

だが、大量のデータを利用するのは簡単ではない。
そこでパランティアの出番となる

パランティアは有名企業を顧客に持つことが多いからなのか、
オフィスは高級街に構えることが多い(パリ支社はマレ地区、ロンドン支社はソーホー地区、ワシントン支社はジョージタウン地区)。
しかし、IT業界では、パランティアが手掛けるデータ統合は、必ずしも洗練された高級な仕事とみなされているわけではない。パランティアのロンドン支社の代表ルイス・モズリーは微笑を浮かべてこう言った。
要は、私たちがやっているのは水道管🚰の修理工事ですから
これは謙遜である。パランティアの仕事は、トイレの詰まりの修理より
多少は複雑だ。簡単に言えば、同社のソフトウェアがするのは、
組織が集めたデータを一つにまとめあげることだ。

【軍事AI企業 第2回】謎に満ちたデータ分析企業「パランティア」は9.11のテロ事件がきっかけで生まれた

データが統合できれば、その情報は表、グラフ、タイムライン、ヒートマップ、AIモデル、ヒストグラム、レーダーチャート、空間分析ツールなどですぐに表示できる。
言ってみれば、デジタル版「パノプティコン(一望監視施設)」である。
何度かパランティアのデモに同席してみたが、そのインターフェースが
優れていることは確実だった。検索された情報の表示が
非常に洗練されていて頭に入りやすい。
この魅力的なビジュアルは、"テロリストの居場所を見つけて討ち取るために作られたもの"だった。

【軍事AI企業 第2回】謎に満ちたデータ分析企業「パランティア」は9.11のテロ事件がきっかけで生まれた

ティールが2001年9月11日の米国同時多発テロ事件からしばらく月日が経った頃(ティールは正確な時期を思い出せなかった)、ペイパルの詐欺対策アルゴリズムを使えば、米国政府の対テロ戦争に役立つかもしれないと思いついたのだ。

【軍事AI企業 第2回】謎に満ちたデータ分析企業「パランティア」は9.11のテロ事件がきっかけで生まれた

従業員は約2400人

カープによると、インキューテルからの出資がありがたかったのは、CIAの分析官という当初想定していた顧客とつながれたことだった。

【軍事AI企業 第2回】謎に満ちたデータ分析企業「パランティア」は9.11のテロ事件がきっかけで生まれた

CIAの分析官がソフトウェアを試しに使ってフィードバックを出す。するとコーエンとジェインがカリフォルニア州に飛んで戻り、修正を加えるのだ。

【軍事AI企業 第2回】謎に満ちたデータ分析企業「パランティア」は9.11のテロ事件がきっかけで生まれた

諜報🕵️‍♂️の世界でも評価は分かれるようだ。
米国のオンラインメディア「バズフィード」が3年前に入手した流出動画では、
カープがパランティアの従業員に、同社と米国家安全保障局(NSA🇺🇸)🕵️‍♂️の関係が終わったことを伝えていた。私もCIA🇺🇸の元分析官数名🕵️‍♂️から話を聞いたが、何人かがパランティアを期待外れだったと語っていた。
とはいえCIA🇺🇸は巨大機関である。パランティアを絶賛するCIA職員🕵️‍♂️もいる。

【軍事AI企業 第2回】謎に満ちたデータ分析企業「パランティア」は9.11のテロ事件がきっかけで生まれた





【軍事AI企業 第3回】ピーター・ティールが「パランティアの経営」を任せたアレックス・カープという天才

「私は極左のユダヤ人の子供でおまけに失読症だった」
2021.5.30
ニューヨーク・タイムズ・マガジン(米国)
Text by Michael Steinberger

パランティアのCEOアレックス・カープはユダヤ人の父と
アフリカ系米国人の母の間に生まれた
 Photo by Julien Mattia/NurPhoto via Getty Images

Paypalの創業者で、投資家のピーター・ティールが2003年に立ち上げたデータ分析企業「パランティア」。同社は膨大なデータを統合し、分析することで人間でも見落としてしまうパターンを見つけ出すソフトウェアが売りだ。
そんなパランティアを率いるアレックス・カープとは一体どんな人物なのか
これまでほとんど表に出てこなかったカープの素顔に迫る。

極左のユダヤ人の子供でおまけに失読症でした

自分がいまだに銃で撃たれたり、窓から突き落とされたりしていないことが
なかなか信じられなくてね
🚨」
アレックス・カープはニューヨークのミートパッキング地区にあるパランティアのオフィスで私にそう言った。オフィスの窓は防弾ガラスで、近くにはボディーガードが数名配備されている
もっともカープの言葉は、文字通りに受け取るべきものではなかった。その言葉は、カープを子供時代から悩ませてきた破滅への不安感を伝えたくて言ったものだったからだ。

カープは米国のフィラデルフィアで育った。父親のロバート・カープは小児科医、母親のリア・ジェインズ・カープはアーティストだった。父親がユダヤ人🇮🇱で、母親がアフリカ系米国人である(カープには兄弟が1人、継兄弟が2人いる)。
両親が「二人ともヒッピーだった」ので、子供時代は両親に連れられて
政治的な抗議運動に加わる時間が多かった。出自のせいで
自分が虐げられやすいことは幼い頃から直感していたと語る。
「どの人種かもわからない極左のユダヤ人🇮🇱の子供ですからね。おまけに失読症でした。そんな立場だったら誰でも自分の将来は真っ暗だと思うのではないのでしょうか」

【軍事AI企業 第3回】ピーター・ティールが「パランティアの経営」を任せたアレックス・カープという天才
パランティアのCEOアレックス・カープの経歴は独特だ
 Photographer: Andrew Harrer/Bloomberg via Getty Images

その不安は、有名企業のトップになって成功を収めたいまも消えることはない
”極右勢力が政治権力を握ったら、真っ先に狙われる人のグループに自分は入っていると確信している🚨”からだ。
最初に首吊りになる人のリストを作ってみてください。誰が真っ先に狙われるか。それは私なんです。だって、すべての項目にチェックが入りますからね🚨」。この不安感が「会社で下す決定の大きな原動力になっている側面もある」と言う。

育った政治的な環境から考えれば、進学したハバフォード大学と相性がいいのは
当然だった。フィラデルフィアの近くにあるこの大学は、クエーカー教徒のルーツを持ち、市民的不服従の伝統が強かった(1960~70年代は反戦運動が盛んだった)。実は私たちはその大学の同期でもある。
だが、この小さな大学(現在の学生数は約1200人)では珍しいことに、
彼と私は4年間、一言も言葉を交わしたことがなかった
。それはカープ本人が認めるように、彼がどことなく内向的だったことに加え、勉強熱心だったことが関係しているのだろう。
それに対し、私は図書館に入ったことがほとんどない学生だった。カープがビリオネアになり、私がなれなかった理由はおそらくその辺にあるのだろう。

今回、この記事を書くため、カープとはニューヨーク、ワシントン、パリ、
バーモントで話をした。話の種は尽きなかったが、
なぜ大学時代に知り合えなかったのかと後悔することはなかった。
なぜなら20歳の私が、彼の溌剌とした知性を理解できたかどうかはかなり怪しいからだ。おそらく20歳の彼も、ビールを調達したり、古代ローマの仮装パーティーを催したりする私の能力をほとんど必要としていなかったに違いない。

【軍事AI企業 第3回】ピーター・ティールが「パランティアの経営」を任せたアレックス・カープという天才

ピーター・ティールとの出会い

カープはハバフォード大学卒業後、スタンフォード大学のロースクールに進学したが、そこは彼の肌に合わなかった。「成人後の人生で最悪の3年間だった
と述懐するほどだ。
進学先を間違えたのは、大学院に入って1週間もしないうちに気づいた。
カープに言わせれば、スタンフォードは見かけ倒しの商業学校だった。
同期の大半は一流企業に就職することしか考えていなかった
知的な議論でさえ、「パフォーマンスの要素が強かった」という。

スタンフォードでの生活を何とか耐えきれたのは同期のピーター・ティールとの意外な友情のおかげだった二人の共通点は、ロースクールを軽蔑していたことと、政治議論が大好きだったことだった。

【軍事AI企業 第3回】ピーター・ティールが「パランティアの経営」を任せたアレックス・カープという天才

大きな影響を与えたドイツでの生活

カープはスタンフォード法科大学院の課程を修了すると、卒業式を待たずにフランクフルトに旅立ち、ドイツ語の勉強を始めた。自分の心を惹く作家や思想家の大半がドイツ人だったので、ドイツで博士号を取得しようと決めたのだ。
6ヵ月後、カープは失読症であるにもかかわらず、ドイツ語を習得し、
フランクフルト大学で勉強することが許された。
博士課程の指導教官は、かのユルゲン・ハーバーマスだった。
フランクフルト大学の社会研究所🇩🇪は、フランクフルト学派🇩🇪と呼ばれる、
資本主義や文化に対する批判理論で知られるネオ・マルクス主義運動の拠点だ。
ハーバーマスはその社会研究所とつながりのある学者だった。

だが、カープは博士論文のテーマをめぐってハーバーマスと衝突し
結局、指導教官を変えることになった

【軍事AI企業 第3回】ピーター・ティールが「パランティアの経営」を任せたアレックス・カープという天才
ドイツの哲学者ユルゲン・ハーバーマス
 Photo by Janine Schmitz/Photothek via Getty Images

ティールがカープに声をかけた理由

博士論文を書き終えると、カープは資産運用会社を設立した。とりあえずの目標は25万ドルの資産を築き、ベルリンでの生活を始めることだった。
高等遊民として知的な探究を続けながら、さまざまな「道楽」に手を染めようと
考えていた。だが、そのときティールから声がかかった。

ティールは、その頃、創業して間もないパランティアを潜在的顧客に売り込む
のが簡単ではないと感じ始めていた。ソフトウェアの性能に対する
疑念だけでなく、お役所仕事をする人たちの抵抗があると予想されたから
だ。
パランティアには、洗練された頭脳🧠を持つ、説得力のあるフロントマンが必要だった

ティールは私に言った。
「アレックス(・カープ)が最適の人物だったかどうかはわかりませんが、
私の知人のなかでは彼が抜群でした。必要だったのは、頭の回転が速い、
気骨のある人でした。それから彼は人の心をつかめるところが傑出していました。
それに信じられないくらい粘り強いんです

【軍事AI企業 第3回】ピーター・ティールが「パランティアの経営」を任せたアレックス・カープという天才





民主主義破壊💥の🇮🇱軍事超ハイテク👹シリーズまとめ

このシリーズのINDEXです。


伊丹万作「騙されることの責任」

もちろん、「騙す方が100%悪い」のは紛れもない事実である。
その上で更に「騙されることの責任」を考えよう。

伊丹万作「騙されることの責任」

もう一つ別の見方から考えると、いくら騙す者がいても誰1人騙される者がなかったとしたら今度のような戦争は成り立たなかったに違いないのである。
つまり、騙す者だけでは戦争は起らない。騙す者と騙される者とがそろわなければ戦争は起らない一度騙されたら、二度と騙されまいとする真剣な自己反省と努力がなければ人間が進歩するわけはない騙されたとさえいえば、一切の責任から解放され、無条件で正義派になれるように勘違いしている人は、もう一度よく顔を洗い直さなければならぬ。
伊丹万作「戦争責任者の問題」より



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