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統一協会の手口⑥-12家庭崩壊とカルト教育編「カルトの公教育への侵略④[TOSS・親学]」

統一協会の手口⑥-12家庭崩壊とカルト教育編「カルトの公教育への侵略④[TOSS・親学]」

悪名高い統一協会(世界平和統一家庭連合)の
「マインドコントロール」や
「騙し」の手口を明かしていきます。
この章では、主に”高圧的な指導”や
”上から目線で厳しいカルト教育”などの”虐待”により、
子どもたちが”重篤な精神疾患”や”不幸になっていく”ことをみていきます。
また、統一協会が政治に介入して、”正しい教育”を
”妨害”してることもみていき、”カルト教育の弊害”を浮き彫りにします。
また、「子ども家庭庁」や「家庭教育支援条例」を介した
”カルトの子どもたちの教育への侵入”についてもみていきます。



カルトの公教育への侵略④[TOSS・親学]


「家庭教育支援法案」と親学とTOSSの関係

反共カルトの「統一協会」と同じカルトで
蜜月関係にある「日本会議」や「神社本庁⛩」が深く関わる「親学」
とオカルトチックな謎の教員集団について見ていきます。

戦前の体制作り?「家庭教育支援法案」

今国会で自民党が提出する「共謀罪」と並び、多くの人たちのあいだから
「危険法案」「戦前回帰の体制づくりでは?」として
いま注目を集めているのが、「家庭教育支援法案」だ。

 この「家庭教育支援法案」は、
〈保護者が子に社会との関わりを自覚させ、人格形成の基礎を培い、国家と社会の形成者として必要な資質を備えさせる環境を整備する〉
〈保護者が子育ての意義を理解し、喜びを実感できるようにする〉
(毎日新聞2016年11月2日付)などと規定し、
それに沿った基本方針を国や自治体が協力する、という内容。

公権力が家庭内の教育に介入することを定める法案なのだ。

リテラ「安倍政権と一体化する極右オカルト教師集団「TOSS」の正体」

安倍の「親学推進議員連盟」

しかも、この法案は、安倍首相が会長となり2012年4月に発足させた「親学推進議員連盟」が立法化を宿願としてきたもの。実際、安倍氏は当時のメルマガで、同議連についてこう記している。

〈教育は本来「家庭教育」「学校教育」「社会教育」
の三本柱で行われなければなりません。
しかし戦後「家庭教育」が消され、家族の価値すら、危うくなっています〉

〈子供に輝宙(ピカチュウ)愛猫(キティー)礼(ペコ)
とまるでペットにつける様な名前をつける親が増えています。
(中略)こうした現状は子供をどう育てるかわからない親が
増えている結果と言えます〉
〈私達の議連は改正基本法を基に、「家庭教育支援法」を制定し、
子供達の為に子育て家庭を支援していきたいと思います〉

だが、安倍首相が必要であると強調する「戦前の伝統的な子育て」の中身は、
トンデモと差別的思想で固められたシロモノだ。

リテラ「安倍政権と一体化する極右オカルト教師集団「TOSS」の正体」

「親学」は日本会議の”高橋史朗氏”が提唱するトンデモ教育理論

本サイトでは何度も俎上に載せてきたが、
「親学」とは極右団体「日本会議」の中心メンバーである
”高橋史朗氏”が提唱する教育理論で、
「子守歌を聞かせ、母乳で育児」
「授乳中はテレビをつけない」
などと提唱。
さらには「児童の2次障害は幼児期の愛着の形成に起因する」と主張し、
"子どもを産んだら母親が傍にいて育てないと発達障害になる。
だから仕事をせずに家にいろ"
という科学的にはなんの根拠もない理論を展開。
当然ながら、大きな反発を受けてきた。

リテラ「安倍政権と一体化する極右オカルト教師集団「TOSS」の正体」

「家制度」の復活と母親を家庭に縛り付けるのが目的の「家庭教育支援法」

さらに、高橋氏が会長を務める「親学推進協会」は日本会議の別働隊であり、
「家庭教育支援法」は日本会議がめざす憲法24条改正のための布石である
とも目されている。

事実、日本会議の椛島有三事務総長
「『親学』は男女共同参画に対する対案の意味を持つ。ジェンダーフリーに対する保守の側の回答であり対策であります」
「親学は父親母親の違いを明確にし、結果として男らしさ女らしさを育みます」
などと日本会議福岡の総会で述べたとされる
(朝日新聞16年6月17日付)。

つまり、根拠もない非科学的なものを「伝統的な家庭教育」と呼び
母親である女性に強制して家庭に縛り付ける戦前の「家制度」下の思想が、
極右の運動によっていまや法制化されそうになっているのである。

リテラ「安倍政権と一体化する極右オカルト教師集団「TOSS」の正体」

政治家側だけでなく受け入れ歓迎側の「TOSS」と言う教員集団

学生運動「SEALDs」に対する、統一協会学生グループ「勝共UNITE」や
「共産党」に対する、「国際勝共連合」や「公安」のように、
「日教組」に対抗する、政府側の教員集団として作られたのが「TOSS」である。
マッチポンプ用の組織である。
現在TOSSは、サークル数700、会員数約1万名の
日本最大規模の民間教育研究団体となっている。

もはや背筋が凍るような法案だが、しかも、
この「家庭教育支援法」の制定には、日本会議だけではなく
教師が会員となったある巨大組織が関わっているという。

その団体とは、「TOSS」
(Teacher's Organization of Skill Sharing/教育技術法則化運動)

全国1万人超の小中学校の教師がTOSSの会員であるとされ、
代表者は元小学校教諭の向山洋一氏。
向山氏は「モンスターペアレンツ」などの命名者であるとされ、
一部の教育関係者のあいだでは「カリスマ」と呼ばれる人物だ。

そして、TOSSの公式サイト「TOSSランド」には、昨年開催した
「TOSSサマーセミナー2016」に対し、安倍首相山谷えり子議員からの
「応援メッセージ」を掲載。そのなかで安倍首相は、こんな言葉を寄せている。

〈TOSSの指導法が全国に広まるように、支援して参る所存であります〉
〈教育は国の礎であります。そして、教育は皆様教師の力にかかっています。
(中略)休日を返上し、自費でTOSSのセミナーに参加される皆様方の
ますますのご活躍を祈念いたします〉


公的でもない教師の一団体に内閣総理大臣としてメッセージを送る──。
それだけでも親密さが見て取れるが、じつは12年10月に地元・山口県下関市で開かれた「親学推進セミナー」においても、
安倍首相はわざわざ「TOSSのみなさんの活動に敬意を持っています」
名指しでエールを送っている。

リテラ「安倍政権と一体化する極右オカルト教師集団「TOSS」の正体」
安倍首相と山谷の「応援メッセージ」
日教組叩きする安倍元総理

因みに、「山谷えりこ」は、統一協会の青津和代氏に選挙支援して貰って
当選した統一協会とはメチャクチャ深い関係の人物。

統一協会の「山谷えりこ」の選挙支援依頼の手紙


なぜ、親学のセミナーに「TOSS」が出てくるのか?


なぜ、親学のセミナーに教師の教育団体の名が出てくるのか。
じつはTOSS代表の向山氏は「親学推進協会」の顧問であり、
「親学推進議員連盟」の事務局長として同連盟の立ち上げに関与

前述の「TOSSランド」においても、
〈日本の伝統的な子育てを再度見直し、その子育て方法を学ぶシステムが、
今、求められています。それがTOSSの取り組む「親学(おやがく)」です〉

と説明するなど、
親学を現場の教師たちに推進しているキーマンでもあるのだ。

リテラ「安倍政権と一体化する極右オカルト教師集団「TOSS」の正体」

向山洋一公式ウェブサイト


怪しい「TOSS」の教義や教え

参政党や統一協会などとも親和性がありそうな
「水からの伝言」「EM菌」「江戸しぐさ」も「TOSSの教え」である。

トンデモ理論の親学を取り入れているという事実だけでも
TOSSに怪しさを感じずにいられないが、疑惑はこれだけではない。
TOSSを「安倍教育親衛隊」としてその関係にスポットを当てた
「FACTA」17年1月号の記事によれば、
TOSSの教えには以下のようなものがあるという。

〈水に「ありがとう」「優しいね」といういい言葉をかければ美しい結晶ができる〉
〈人間の身体は70%が水で出来ているのでお友達にも優しい言葉をかけよう〉
〈米のとぎ汁で作るEMI溶液をプールや川に流すと水質浄化になる〉
〈「傘かしげ」「こぶし腰浮かせ」など「江戸しぐさ」という公共マナーが江戸時代からあった〉


「水からの伝言」に「EM菌」、「江戸しぐさ」......
まさにオカルト教育の役満といったラインナップだが、
実際、こうしたTOSSの教育題材に対して、以前から批判の声が上がってきた。

リテラ「安倍政権と一体化する極右オカルト教師集団「TOSS」の正体」

日本企業も科学リテラシーが低く、”オカルト大好き経営者”ばかり

儲かるならオカルトで騙してでも販売してしまう日本人経営者たち。
そして、国内でしか通用しないため、海外では売れず、日本経済を衰退させた。
今となっては、向山洋一の教育手法は「思考停止のカルト教育」
と断罪できる程度の代物だろう。

たとえば、日本企業内にオカルト思想がいかに浸食しているかを
告発したジャーナリスト・斎藤貴男氏のノンフィクション
『カルト資本主義』(文藝春秋)にもTOSSは登場し、
〈EMを超能力だと教える向山のやり方の本質を表現するのに、
多くの言葉はいらないと思った。わずか一言で足りる。愚民教育
と一刀両断。

同様に、教育学者である左巻健男氏も、
「水からの伝言」授業をおこなう向山氏のことを
〈科学リテラシーが弱いのではなく、彼は確信的オカルティスト〉
〈彼らにとって異端である教育方法は切り捨て、
オカルトやニセ科学教育を広めている。
会員は、いわば新興宗教の信者のように代表を崇拝しているようだ〉

と批判している
(「論座」07年1月号/朝日新聞出版)。

リテラ「安倍政権と一体化する極右オカルト教師集団「TOSS」の正体」

安倍の「歴史修正」や「戦前の教育」を推奨する教員団体「TOSS」

「日本にうまれて良かった」「日本人であることを誇りに思える教育」
と”ネトウヨ育成教員”を向山と安倍が共謀して、大量養成したことが伺える。

こんなオカルト教育に、なんと安倍首相は
TOSSの指導法が全国に広まるように」などと支援を表明しているのである。
しかも、このTOSSは、非科学的な教育題材を取り上げるだけでなく、
安倍首相と同様の「歴史教育」「戦前の教育」を推奨する

事実、「TOSSランド」では、
〈TOSSは、「日本の正しいすがた」を教える教育を推進しています〉
と打ち出し、
〈正しい日本の領土・領海、日本の歴史、世界からの評価などを教え、
子どもたちが「日本にうまれて良かった」と、
日本人であることを誇りに思える教育に取り組んでいます〉
と説明。
また、靖国神社についても
〈教育界ではそれを取り上げることはある種のタブーとされていました。
そこに斬り込んだのがTOSSです〉
と誇り、
「靖国神社の授業」も展開しているのだという。

リテラ「安倍政権と一体化する極右オカルト教師集団「TOSS」の正体」

「明治時代のようなやさしい家庭教育を取り戻していきたい」向山のインタビュー

向山氏も、インタビューでこう語っている。
「歴史的背景から政府として遠慮する部分もあったと思いますが、
今後は尖閣諸島や北方領土など、本来の日本の姿をきちんと教える必要が
あるでしょう。古事記、日本書紀をはじめ、
日本の歴史もきちんと教える必要があります。
そうして、日本に誇りを持てる子どもを育てることが重要だと思います」
「今後は家庭教育支援法の制定など、さまざまな取り組みをおこないながら、
明治時代のようなやさしい家庭教育を取り戻していきたいと考えています」
(「月刊私塾界」2013年12月号)

リテラ「安倍政権と一体化する極右オカルト教師集団「TOSS」の正体」

安倍首相と「TOSS」の蜜月

オカルティックな親学を「伝統的な子育て」と呼び、明治期の家族観、
子育てを肯定する

非科学的なオカルト教育を取り入れ、同じくオカルティックな親学
「伝統的な子育て」と呼び、明治期の家族観、子育てを肯定する
──このような組織に1万人超もの教師が会員としてかかわっている事実には愕然とさせられるが、問題は、こうした団体と安倍政権の蜜月関係だろう。

前述したように、安倍首相はTOSSに対して熱心にラブコールを送るが、
前掲「FACTA」によると、一方のTOSS側は、
安倍首相の側近だった下村博文・元文科相が代表を務める自民党支部に対し、
「NPO法人TOSS」として15年11月に10万円の献金をおこなっていたことが
発覚。TOSSは「そもそも法人の代表の献金である、個人の献金として
訂正してもらうよう要請している」
とコメントしているが、
〈その「法人の代表」こそ向山だった〉(同誌より)だったのだ。

オカルトと結びつき、背後で極右が成立に向けて暗躍する「家庭教育支援法案」

こんなとんでもない法案を、しかし、いま安倍政権は押し通そうと
画策しているのである。常套手段である「強行採決」をさせないためには、
この法案の危険性を広めるしか方法はない。
本サイトでは今後も同法案に注視していくつもりだ。(編集部)

リテラ「安倍政権と一体化する極右オカルト教師集団「TOSS」の正体」

「TOSS」のサマーセミナーポスター

「TOSS」サマーセミナー2014
「TOSS」サマーセミナー2020
「TOSS」サマーセミナー2022


「家庭教育支援法案」の裏にも...安倍政権と一体化する極右オカルト教師集団「TOSS」の正体


素手でトイレ掃除のカルト教育

素手でトイレ掃除を推奨する人物は「日本会議」などのカルト思想に
染まっている人が多いので、注意すること。

イエローハットの鍵山秀三郎氏が提唱し始めた素手でトイレ掃除

素手でトイレ掃除の創唱者である鍵山秀三郎さんは、
カー用品販売チェーンのイエローハット相談役としての表の顔とは別に、
「新しい歴史教科書をつくる会」を経て「日本教育再生機構」に至る、
カルト「日本会議」や「歴史修正主義」に深く関与していることでも有名。

81歳創業者は、なぜトイレを素手で磨くのか

「TOSS」でも推奨している

素手で便器掃除が害悪なカルト教育である理由

素手で便器掃除は、支配したい対象の尊厳を奪って、
コントロールしやすくするための手段。
生徒にやらせることで生徒の尊厳を奪い、
従順な子どもにするための悪質なカルト教育。

無理矢理素手で男子トイレの掃除をさせられた
女子児童のひとりは、しばらく「眠れない」「食欲がない」症状が続いたという。

「素手で便器を磨かせる」もとい万人が嫌悪を感じる行為を他人に強いるのは、
まんま奴隷の作り方。
既存の人間性や常識を破壊して空いた空間に新たな価値観を植え付け、
支配しやすい人間に作り変えるための手段。

素手掃除を命令された側がどこまで自分に服従するか見るためだけのものであり、重大な人権侵害です。

菅野完氏の素手でトイレ掃除に対する批判

素手で便所掃除に象徴される
「人の嫌がることを我慢してやると成功につながる」
「しんどい思いをすると強くなる」
という日本型通俗道徳の何が害悪かって、
非科学で、非論理的。
「そうすりゃみんな成功する」ってわけじゃないんだから。


手口シリーズのINDEXページ

統一協会の手口シリーズまとめ


伊丹万作「騙されることの責任」

もちろん、「騙す方が100%悪い」のは紛れもない事実である。
その上で更に「騙されることの責任」を考えよう。

伊丹万作「騙されることの責任」

もう一つ別の見方から考えると、いくら騙す者がいても誰1人騙される者がなかったとしたら今度のような戦争は成り立たなかったに違いないのである。
つまり、騙す者だけでは戦争は起らない。騙す者と騙される者とがそろわなければ戦争は起らない一度騙されたら、二度と騙されまいとする真剣な自己反省と努力がなければ人間が進歩するわけはない騙されたとさえいえば、一切の責任から解放され、無条件で正義派になれるように勘違いしている人は、もう一度よく顔を洗い直さなければならぬ。
伊丹万作「戦争責任者の問題」より



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