絵を描き続ける理由
こんにちは!水彩画家の富永です。
以前、「自分にとって風景画を描くということ」という記事を書いたことがあります。
あれから数ヶ月、なぜ風景画を描き続けるのか、何を目指しているのか、より自分の心を深掘してみました。
結論としては、「豊かさの循環」を育むためです。
豊かさの循環
美しいものを受け取り、それを絵にすることで心に豊かさを生み、その豊かさにより新たな美を受け取ったり、人に優しくしたりすること。
良い絵が描ければ心が満たされます。
それと同時に、自分の中にあった美を絵として外に放つことで、心に余白も生まれます。
それにより、新たな美しいものを受け取ることができます。
この「美の代謝」により感性が磨かれ、さらに景色の持つ美しさに気づくことができるようになります。

透明水彩/2025年
また、豊かになることで精神に余裕ができ、より人に優しく向き合えるようになります。
これは、「描ける」ことを「驕り」に結び付けないということでもあります。
「できる」ことは、自分を押し付けることではなく、何かを受け入れることにつなげたいと思います。
つまり、私にとって豊かさとは心の余裕、懐の深さでもあります。感度を高めて何かを受け取ることでもあるし、無闇な否定をなくすことでもあります。
そして、この循環が絵を通して誰かの心の豊かさにもつながればと願っています。
豊かさが新たな豊かさを生む、その循環の一雫となるような絵を描く画家を目指しています。
