現代詩『僕の犯行声明』 #ハッキング (再掲)
刑事コロンボの序盤のシーンを
ことごとくアーカイブする気弱な少年
うちのママに聞かされた
「真理は己の内側に宿るのよ」と。
失敗は成功のママ?
きっとそうじゃない
アリバイトリックの螺旋の迷路を
垂直落下する5時限目
何も知らずに恥ずかしくなった
トレンチコートが太陽に当たれば
きっと全てがうまくいくのだろう
ぎこちないのはいつもの表情
名探偵の謎解きシーンを
おぞましくブロックノイズで上書き保存
うちのパパにも諭された
「世界には真理なんてないんだよ」と。
経験は知恵のパパ?
知らないよ、そんなもの
お気に入りのアングル、動機を
探し求めて漂う深夜
嫌気が差してクリックを止めた
誰もが無視した密室の
天井裏には孤独な矛盾
心の中には何もなかった
逃げている訳じゃない
ただ、そこにはほんとに何もなかった
乾いた喉が水を欲する
犯行声明を推敲していた
「どうか、僕を発見してくれませんか?」
(参考) ※再掲時追加
現代詩の音響的観測実験として、SUNO AI (v4.5-all) で作成した楽曲データを添付します。
あくまで、「歌詞」ではなく「現代詩」に対して、曲をつけるという実験です。参考結果として扱っていただけると幸いです。
Lyrics : トモyuワ / Music : SUNO AI (v4.5-all)
