情報系でもない学部3年の僕が、大手IT企業のサマーインターンに合格するまで
先日、大手IT企業のサマーインターンに合格しました。
企業名は伏せますが、毎年多くの学生が応募する人気企業です。
通知を見た瞬間は、飛び上がるほど嬉しかった……というよりも、
「本当に自分が?」
という気持ちの方が大きかったです。
何度もメールを見返しました。
ようやく努力が報われた。
そんな気持ちになりました。
でも、この合格は決して順風満帆の結果ではありませんでした。
「またお祈りメールか」
大学3年になって、本格的にサマーインターンへ応募し始めました。
最初は少し楽観的でした。
長期インターンも経験している。
個人開発もしている。
アプリもApp Storeで公開している。
これだけやっていれば、どこかには評価してもらえるだろう。
そんなふうに思っていました。
ですが、現実は甘くありませんでした。
メールを開くたびに並ぶ、
「今回はご期待に添えない結果となりました。」
という文章。
最初は、
「次頑張ろう。」
と思えていました。
でも、それが何社も続くと、
「本当に自分に価値なんてあるのかな。」
そう考えるようになりました。
就活は、結果だけが返ってきます。
何が悪かったのかは教えてもらえません。
だからこそ、不合格が続くと、自分自身を否定されたような気持ちになります。
情報系でも、大学院生でもない
私は材料工学を学ぶ学生です。
情報系ではありません。
大学院生でもありません。
周りを見ると、
情報系学部。
大学院で研究をしている人。
競技プログラミング経験者。
そんな人たちがたくさんいます。
「そもそも勝負できる土俵に立てていないんじゃないか。」
そう思ったこともありました。
もちろん、不安にならなかったと言えば嘘になります。
それでも、自分なりに積み上げてきた
だからといって、何もしなかったわけではありません。
約1年間、ITスタートアップで長期インターンを続けてきました。
開発だけではなく、展示会で企業の方へサービスを説明する機会も経験しました。
個人では習慣化アプリ「MiniQuest」を開発しています。
最初はプログラミングなんてほとんど分かりませんでした。
AIに助けてもらいながらコードを書き、
エラーが出るたびに調べ、
本を読み、
動画を見て、
少しずつ理解していきました。
休日も開発。
大学が終わってからも開発。
朝早く起きて少しだけ開発。
派手ではありませんが、
気付けば一年以上続けていました。
「自分には学歴も肩書きもない。
だから積み重ねるしかない。」
そんな気持ちでした。
少しずつ景色が変わり始めた
落ち続けていた書類選考ですが、
ある時から少しずつ通過する企業が出てきました。
ESを書くたびに、
「なぜこの経験をしたのか。」
「自分は何を大切にしているのか。」
を考え直しました。
文章も何度も修正しました。
すると、少しずつ面接へ進めるようになりました。
面接では、
「アプリを作っています。」
ではなく、
「なぜ作ろうと思ったのか。」
を伝えることを意識しました。
技術を話すのではなく、
考え方や行動の理由を話しました。
長期インターンについても、
「開発しています。」
ではなく、
「そこで何を学び、どう成長したか。」
を自分の言葉で伝えました。
面接が終わった後は、
「今回はちゃんと話せた。」
そう思えることが何度かありました。
一番嬉しかったのは、努力を認めてもらえたこと
合格通知を見た時、
嬉しかった理由は、
「大手企業だから」
ではありませんでした。
情報系ではない自分でも。
学部3年の自分でも。
これまで積み重ねてきた経験を見てくれる人がいた。
そのことが何より嬉しかったです。
個人開発も。
長期インターンも。
大学での勉強も。
どれか一つだけではありません。
これまで積み重ねてきた時間そのものを評価してもらえたような気がしました。
だから、「合格」という結果以上に、
「努力はちゃんと誰かが見てくれるんだ。」
そう思えたことが印象に残っています。
まだ何も始まっていない
もちろん、インターンに合格しただけです。
何かを成し遂げたわけではありません。
インターンが始まれば、自分より優秀な学生がたくさんいると思います。
また悔しい思いもするでしょう。
でも、それでいいと思っています。
今回の合格はゴールではなく、
ようやくスタートラインに立てたというだけです。
だからこそ、ここからもっと成長したい。
そう思っています。
最後に
もし今、就活で結果が出ずに悩んでいる人がいたら、一つだけ伝えたいことがあります。
私も何度も書類で落ちました。
メールを開くのが嫌になる日もありました。
「向いていないのかな。」
と思ったこともあります。
でも、一つの企業の評価だけで、自分の価値が決まるわけではありません。
自分が積み重ねてきたことは、自分が一番知っています。
だから、目の前の努力だけはやめないでほしいです。
情報系でもない。
大学院生でもない。
そんな私でも、自分なりに積み重ねてきたことを評価してもらえる企業がありました。
これからも結果に一喜一憂しすぎず、凡人なりに、一歩ずつレベルアップしていこうと思います。
