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名もなき家事を生まない方法。

やっちまいました。
連載中のWEBメディアに向けて書いた原稿ですが、同じテーマですでに書いていた。。。たしかに、既視感あったんです。ということで、今夜はこちらの原稿をアレンジしてnoteにて発表します。

とつぜんですが、家事って「点」ではなくて「線」です。
つまり、料理・掃除・洗濯という単発のタスクだけでなく、それをつなぐ名もなき家事が無数にある。

料理をするためには、買い物もあるし、買い忘れしないようにメモをしたり食材や日用品のチェックもしないといけない。
掃除機だってゴミを捨てたりバッテリーを交換したりとメンテナンスも必要。
こんな風に限りない小さなタスクの集りこそが、家事だとも言えます。

そんな名もなき家事の一つひとつは名前をつけられないくらい些細なことたち。
だから、基本的にはこんな感じになっているのではないでしょうか。

・気がついたときに、気がついた人がやっている
・大きな家事(料理、掃除、洗濯)のついでにやっている


でも、これには大きな落とし穴があります。それは。

「結局、普段家事をしている人しか名もなき家事をやらない」

ということ。
名もなき家事は小さな「気づき」から生まれることが多い。
だからこそ普段から家事をしている人でないと気が付きにくい。
そして、それだけを単体でこなすというより、ついでにやってしまうことが多くなるのです。

こんな名もなき家事ですが、すこしでも普段家事をやっている人から手放すための方法が2通りあります。

今夜は、そんな名もなき家事を手放す方法をお話します。


① 名もなき家事のことを知ってもらう。

普段家事をしていない人は、名もなき家事の存在に気が付きません。
気が付かなければ、結局やることも減らすこともできないのです。

なのでこの「知ってもらう」というのは、まず大切な基本的なアプローチになるでしょう。

NPO法人tadaima!では、「148の小人家事」というリストをまとめています。
これは、「気がついたらいつの間にか終わっている、まるで小人さんがやってくれていると思いがちな家事」を148個まとめたものになります。
たとえば、洗濯機の掃除・洗濯乾燥機のフィルター掃除・洗濯機の排水溝掃除、など。
洗濯ではなくて、洗濯機にまつわるメンテナンス家事だけでも色々とあります。

こうしたリストをみんなでチェックしあうのもオススメの方法です。

そして、やってもやっても終わらない名もなき家事に名前をつけたらその多さに驚いた。という本もあります。
こうした本を家族で楽しく読んでみるのもおすすめです。


② 名もなき家事を生まない。

もうひとつとても大切なのが、名もなき家事を極力生み出さないこと。

ここでひとつ質問です。家事って、どうなったら終わりだと思いますか?

掃除機がかけ終わったら掃除は終わり?
洗濯物を取り込んだら、とりあえず洗濯は終わり?
洗い物が終わったら、片付けは終わり?

もちろんそうなのですが、「作業が終わったら家事は終わり」としてしまうことから、名もなき家事は生まれてくるのです。

掃除をしようと思ったけど、掃除機の中にゴミがいっぱいだからゴミ処分する。
洋服を着ようと思ったけど、目当ての洋服が見当たらなくて洗濯物がより一層散らかった。
洗い物をする前に、水切りカゴの中の食器を棚に戻す。

こうした、作業を妨げることたちが、家事をより煩わしくします。
そのことに気がついてからわが家では、家事をこう捉えるようにしました。

「家事は、次に使う人が使いやすい状態に準備すること」

すべての家事は、こうして次に使う人のための準備と考えるようにしたら、名もなき家事がとたんに楽になったのです。

これは、すこし時間はかかりますが家族にもしっかりと共有していきます。

ポイントは「自分が使いやすいように」ではなくてあくまでも「次に使う人が」使いやすいようにを考えることです。もちろん、次に使うのは自分かもしれません。それでも自分以外の人が使うとしたらを想定します。

たとえばお片付け。次に使うときに、としてしまうとこんなやり取りが生まれてしまいます。

「こんなしまい方したら、次に使いにくいでしょ」
「ぼくはどこにあるかわかってるからいいの」

自分が使いやすいように、というのは多くの場合本当の使いやすさではなくて、面倒くさいへの言い訳です。実際にオモチャを親が使うことはないかもしれませんが、「他の人でもわかる状態にする」ことで家事シェアをしやすくなるのです。

とはいえ、うちだってまだまだ試行錯誤をしたり、面倒くさいの気持ちに負けていたりします(笑)
無理せず、ほどほどに心地よく暮らせれば、それでいいかなと思いながらあの手この手で家事シェアをしています。

この記事が、何かの参考になれば幸いです。

では、また明日。

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