「支えてくれた人」を考えて、最後に見つけた人
今回のハッピーライティングマラソン vol.63 のお題は、
「あなたを支えてくれている人は、誰ですか?」
このお題を見たとき、まず頭に浮かんだのは夫でした。なんだかんだあったとしても、そのままの私を受け入れてくれていることに、心から感謝しています。
そして、家族や友人、これまで私を好きでいてくれた人たち。
今回のお題をきっかけに、久しぶりに思い出した顔もありました。
「あのとき、あの言葉に支えられたな」
「あの人には、ずいぶん励ましてもらったな」
そのときは確かに「ありがたい」と思ったはずなのに、普段はすっかり忘れてしまっていることもあります(というか、忘れていました(汗))。
一人、また一人と思い浮かべてみると、私は自分が思っていた以上に、たくさんの人に支えてもらってきたのだなと実感が湧き、心がとても温かくなるのを感じました。
こうやって意識的に時間をとって、支えてくれている人を思い出すのもいいものですね。
そして、いろいろな人に感謝の思いを馳せているうちに、もうひとつ思ったことがありました。
人と人が関わるって、不思議なことだなぁ、と。
同じ町に何十年も暮らしていても、一度も言葉を交わさない人はたくさんいます。
その一方で、何千キロも離れた場所にいて、一度も会ったことがないのに、その人の言葉が自分の一日を変えることもあります。
距離が近いことと、人生が交わることは、別なんですよね。
一緒にいる時間の長さも、時にはあまり関係ないのかもしれません。
面白い世界を教えてくれた人。
たった一言を残していった人。
一緒に笑った人。
旅先で親切にしてくれた人。
ネットの向こうから言葉を届けてくれた人。
長いあいだ隣を歩いてくれる人もいれば、ほんの一瞬だけ交わり、それぞれ違う方向へ歩いていく人もいます。
そう考えていたら、スクランブル交差点に四方八方から人がやってくる映像が頭に浮かんできました。
向こうから歩いてきて、すれ違う人。
斜めからやってきて、一瞬だけ目の前を横切る人。
途中まで同じ方向へ歩く人。
気づけば、ずいぶん長く隣を歩いている人。
そしてまた、それぞれの行き先へ歩いていく。
人生も、そんなスクランブル交差点みたいなものなのかもしれません。
振り返ってみれば、私はずいぶんたくさんの人と交差しながら、ここまで歩いてきました。
途中で別の道へ進んだ人もいる。今も隣を歩いてくれている人もいる。
でも、どの交差点にも必ずいた人が、一人います。
私です。
私は私に、ちゃんと感謝したことがあっただろうか。
むしろ、誰かを優先して後回しにしたり、
「これくらい我慢すればいい」
「もう少し頑張ればいい」
そんなふうに、一番近くにいる自分には、ずいぶん無理を言ってきた気がします。
それでも、うまくいった日も、そうじゃなかった日も…
立ち止まったり、道を間違えたり、ときには引き返したりしながら、ここまで一緒に歩いてきてくれました。
投げ出してしまいたいようなときも、なんとか踏ん張ってくれました。
あんなに扱いがひどかったのにね。
だから今日は、私の人生に関わってくれたすべての人への「ありがとう」と一緒に、自分にも伝えてみようと思います。
ずっと後回しにしてきた私へ。
ここまで一緒に歩いてきてくれて、私を支えてくれてありがとう。
支えてくれた人たちを思い出す時間は、とても幸せな時間でした。
忙しさに流されがちな日々の中でも、ときどきこうして立ち止まって、感謝する時間を持ちたいと思います。
素敵なお題をありがとうございました。
今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
あなたの今日にも、小さな発見がありますように。

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