人生という『ホーム画面』の整理術
「仕事と生活のバランスが取れていない...。」
ボディメイクプログラムを提供する僕のところには、そんな悩みを抱えた人が毎日のように相談に来る。なぜなら、仕事と生活のバランスが取れなくなると、筋トレをする余裕がなくなるからだ。その度に、僕は昔の自分を思い出す。
同じように考えていた時期を。
冒頭の言葉を付け加えるなら、「仕事と生活のバランスが取れていません。仕事で疲れてしまうと、脂っこいものや炭水化物がたくさん食べたくなりますし、筋トレに行こうとしてもエネルギー切れで動けません。」
まさに、過去の僕が自分の脳内で考えていたこと。
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「定時で帰ると怒られる」、というなんとも変わった環境にいたとき、いわゆる残業をする前提の仕事をしていたときは筋トレをする余裕なんて全くなかった。土日の時間を使うだけで精一杯の時期があった。
僕の場合、激務な環境そのものが問題だった。08:30に出社して残業込みで23:00に終わる。そして0:30に帰宅。ご飯の準備をして食べたら02:00近くになる。お風呂に入ったら03:00。約4時間睡眠で7:00に起き、7:30に家を出発。
おまけに、給与は上がらない。新型コロナウイルスのパンデミックにより、業務は縮小。それにより、個人評価からチームの相対的評価に変わった。個人の努力やスキルアップが、給与を上げることに全くつながらなくなったのだ。
このなんとも変わった就業環境、かつこんな生活だったので身体を壊した。
会社の方針に不平不満を言うつもりはない。「不満なら辞めればいい。」本当にその通りで、自分のキャリアが潰されると悟ったので絶対に転職をすると決めた。
「転職先を見つけて、年内に当時所属していた会社を絶対に辞める」と決めたあとは1時間のみ残業、19:00に退社をして転職の準備を進めながら転職活動をし続けた。
会社から、そしてお客様先から今の時代には珍しく「残業しろ!」と二重に怒られながらも、意地でもこの環境から脱出するために転職活動だけに集中した。
結果、12月に入社したい会社からオファーをいただくことができた。当時自宅でPCを開いてオンラインで面接を受けていた。「次はオファー面談で会いましょう。」CTOと開発部長からそう言われて、転職エージェント担当者から正式にオファーの通知内容を伝えられた時の感情は今でも忘れられない。
それくらい、切羽詰まっていたのだ。
隣の部屋に住んでいる人から、「静かにしてくれ!」と壁をドンドン叩かれるくらい大声を出してしまった。(申し訳ないです)
「複業を応援してくれる」くらい自分の成長に集中できる、恵まれた今の環境を手に入れた経緯は、またの機会に話すとする。話が本題から脱線しそうだ。
結局のところ、この記事であなたに伝えたいことは、仕事と生活のバランスを取ろうとしなくていいこと。
人生の中に仕事、生活があるのだから、仕事に問題を抱えれば会社をやめる・休職する・キャリアチェンジする・転職する・起業する、いくらでも選択肢はある。
生活に問題があるのなら、生活環境を見直す、日々のタイムスケジュールを見直す、住んでいる場所を変える、などこちらも選択肢はたくさんある。
いずれも、20代のうちに僕は全て経験しているからこそ言えることだ。
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2007年、内閣府は「仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)憲章」を定めた。ざっくり言うと、「やりがいを感じながら働き、かつ充実した生活を送れる社会」を目指すための指針だと理解している。
でもね、ここで一つ面白い視点を提案したい。
それが先ほども伝えたけど、「人生の中に仕事、生活がある」という考え方。
「ワーク・イン・ザ・ライフ(Work in the life)」とでも表現しよう。あえて、「the」をつけているのは自分の人生は他に替えが効かないものだから。
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話を戻そう。
あなたのスマートフォンのホーム画面を見てほしい。

様々なアプリが、カテゴリーごとにきれいに整理されているはずだ。例えば、「エンタメ」フォルダには動画や音楽アプリが、「SNS」フォルダにはコミュニケーションツールが入っている。(整理してなかったらごめんね)
人生も、実はそれと同じなんじゃないか?
「ワーク・ライフ・バランス」という言葉は、仕事と生活を天秤にかけるイメージを持ててしまう。でも、それって変じゃないか?スマホのホーム画面で「LINEを使う頻度とInstagramを使う頻度について、バランスを取らなきゃ」なんて考えないでしょ?
過去の僕は人生で同じように考えていた。仕事が忙し過ぎて、筋トレする余裕がない。だから「仕事と筋トレのバランスを取らなきゃ。」と。
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全てのアプリは、あなたのスマートフォンという一つの画面の中にある。それと同じように、仕事も筋トレも、全ては「あなたの人生」という大きな画面の中の一要素に過ぎないんだ。
参考までに、僕の考える人生の「フォルダ分け」はこんな感じ。
「仕事」フォルダ
「健康」フォルダ(筋トレ・ヨガ・ランニング etc.)
「収入」フォルダ
「恋愛」フォルダ
「精神」フォルダ
個人的に、これらを英単語で独特な表現をしているが、あなたが理解しやすいように日本語でお伝えする。
これを踏まえて、「ワーク・イン・ザ・ライフ」という考え方を定義するなら、「生活と仕事の調和」ではなく、「人生という大きな枠組みの中に、仕事も趣味も健康も、全てが存在している」ということ。
僕はボディメイクを生業としているので、度々いただく相談を踏まえて考えると、「仕事が忙しくて筋トレができない」というのは、実は考え方の問題かもしれない。
実はこのような発言をするクライアントがめちゃくちゃ多い。僕もそのように考えていた時期があるのでよくわかる。
例えるなら、「仕事」と「健康」は別々のフォルダ。別々のアプリという捉え方でもOK。片方の容量が重すぎてスマホが落ちちゃう・・・なんてことにならないように、適度に管理していけばいい。
そのために、「OS」という名のあなたの思考をアップデートしてみよう。
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余談だけど、「なりたい自分」を追いかけるのは、ちょっと待った方がいい。なぜなら、それは往々にして現在の自分への否定から始まるから。おそらく、あなたもなりたい自分を明確に定義する・・・でも行動や思考が追いつかず挫折の連続、そして自己否定ループに陥っている(かもしれない)。
確かに、自己否定からパワーが生まれることもある。でも、まずは「今の自分の在り方」を見つめ直してみるのはどうでしょう。
現在の自分を無理に否定する必要はない。(誤解なきように言うと、自分の現状を否定して、「怒りのパワー」を使って行動を加速させるためのきっかけとして使うようなケースは存在する)
あなたは人生において、「仕事」面で「健康」面でどのように在りたいのか?
この在り方というのは、主に「自分の行動や思考」を指す。仕事で結果を出したいのであれば、結果を出している人の行動や思考を自分の中に入れることから始める。
健康面、もといダイエットを成功させたいのであれば、何十年も体型維持、よりよい体型を目指して日々行動に移している人の生活スタイルや思考・行動を真似することから始めればいい。
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今、あなたの人生というホーム画面には、どんなアプリが乱雑に散らばっているだろう?
整理整頓することから始めてみよう。そうすれば、おのずと今日・明日からの行動も変わってくるはずだ。
人生のホーム画面、一緒に整理していこう。
ダイエットについて考えるのは、それからでもいいでしょ?
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最後まで読んでいただきありがとうございました!
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【筋トレ屋とものプロフィール】
ボディメイクで生計を立てる起業4年目のダイエットトレーナー。学生時代を含めて指導年数は10年を超えました。習慣構築で、多忙でも仕事と筋トレを両立して自己実現していく人を増やし続けています。6年前に福岡へ移住。新たにソフトウェア開発の領域に足を踏み入れ、現在は主にオンラインで活動中。
詳しいプロフィールはこちらです
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