考えすぎて疲れるあなたへ。不安を減らす“引き算思考”のすすめ
今回は、「考えすぎてしまう」原因と、それを回避して、
圧倒的に楽に、「本当の私」として結果を出していく方法を解説します。
◆「情報過多」の時代、考えすぎる人が増えている
最近「note」や「SNS」などの投稿を見ていても、
「考えすぎて疲れる」「不安が減らない」「頭の中がずっと忙しい」
「反芻思考(繰り返し考える)が止まらない」
「完璧主義が出ていつまでも終わらない」・・・
というような声をよく目にします。
まだ起こってもいない未来のことを勝手に想像してしまって、
あれも準備しないと、これもできるようになっておかないと、
もっと学ばないと、もっと成長しないと・・・という風に
気付けば、頭の中が「やらないといけないこと」「考えておかないといけないこと」だらけになってしまう・・・

この気持ちすごく分かります。
僕自身、20代前半で「パニック障害」を発症したころは、
とにかく、「俺はもっとできる!」「俺はまだまだ完璧に程遠い!」「もっとできることがあるはず!」
と自分を認められず、頑張り続けた結果、
ある日パニックで、電車にも乗れなくなり、「何もできない自分」になってしまいました。
それから、しばらくは、「まだ起こってもないこと」ばかりを心配してパニックになり、
家を一歩も出られなくなりました・・・
でも、この「考えすぎてしまう」のは、あなたが悪いのではなくて、
「情報過多によって、あなたの脳のアラームが暴走している」だけです。
◆不安な時ほど「足し算」をしたくなる
不安な気持ちになると、人はつい「足し算」をしたくなります。
「もっと知識を増やそう」「もっと準備をしよう」「もっとすごい人になろう」・・・
もちろん、そういう努力が必要な時もあります。
でも、実は「考えすぎて疲れてしまう」時って、逆に
「本当に必要なこと」まで見えなくなっている、ということが多いんです。

現代は余りに「情報過多」になっているために、ボーっと動画を見ているだけでも、
どんどんと、「こんなことに注意!」「こんな危ないこともあるんです!」
「ちゃんと備えておかないとやばい!」・・・みたいな情報がどんどん入ってきて、
「あれ?これも準備しないと!?」「あ、やばい、自分は大丈夫かな?」
という風に、「気にしなければいけないことリスト」がいっぱいになってしまいがちなんです。
すると、「今自分には本当に何が必要で」「今何に取り組むべきか?」が見えなくなって、
逆に、不安だからさらに「動画や情報をたくさん入手しないと!」となって、
どんどん「リスト」がいっぱいの状態になっている。
当然、あれこれ全部を一気に解決しようとしても、エネルギーは分散するし、
どれも中途半端になりやすく、余計に「やばい!ちゃんとできてない!」と不安になり、
また情報を入手しようとする・・・この悪循環「不足ループ」に入りがちです。

◆不安を減らすには「引き算思考」が必要です!
そこで大事になるのが「引き算思考」です。
「引き算思考」というのは、単純に、「足りない何かを埋める」よりも先に、
「本当に必要なもの、ことは何か?」
「今考えなくていいことは何か?」
「今本当にやるべきことは何か?」
「今やらなくていいこと、自分がやらなくていいことは何か?」
「自分ではコントロールできないことは?」
という風に、見直すことで、
「勝手な思い込みで背負ってしまったものをおろす」ことから始めるのです。

◆谷元投手の場合。
元日本ハムなどで活躍したプロ野球選手の谷元投手。
以前放送された「プロジェクトX 大谷翔平」の回で、
谷元選手は、もうすでにプロとしてそれなりの実績もあったのに、「大谷のバックアップに回ってくれ」
と言われて、悔しさで泣き崩れたそうです。
しかし、その時から
「先発で投げたいとか、もっといい場所で投げたいとかは、チームの状況とかが関係して
自分ではコントロールできない。自分がコントロールできないことを気にしても仕方ないから、
自分が今任された場所で精いっぱい頑張ろうと思い直した」
そこから、後続投手として大活躍をし始めます。

そう、「どこで投げられるか?」とか「大谷選手よりも評価される」というようなことは、
チームの首脳陣が決めることで、本人がコントロールできることではない。
「なんで先発じゃないの?」とか「何で大谷の方が評価されるの?」「もっと才能があれば」
なんて、今考えても仕方のないことは一切遮断して、
「今自分が任されたポジションで、自分ができるだけのことをする」という、唯一自分でコントロールできることだけに集中する。
それが結果的に、「自分の価値」「自分の立場」を創っていく。
◆考えすぎる人ほど、まずは「一つに絞る」が大切
「仕事の心配」「人間関係の心配」「将来のお金」「自分の性格」・・・
そういうことを一遍に考えてしまうと、あれもこれもってなる。そりゃしんどいです。
それに「考えすぎてしまう人」というのは「真面目で一生懸命な人」が多いと思います。
そんなたくさんのことに「真面目に一生懸命」考えてたら、神経が持ちませんよね?
だから、とにかくまずはその中から「今一番取り組むべきは?今すぐできることは?」
と一つに決めて、とにかく今はそれだけをやる。

◆実は悩みの根っこは一つ
僕も20年間「心理カウンセラー」や「タロット占い師」としてそれなりの人数の方の「お悩み」と向き合ってきましたが、
表面上は「仕事」「人間関係」「お金」「健康」「自分の価値」・・・
と色々あるように見えますが、悩みの根本はすべて同じです。
それは「自分を信じ切れていない」ということです。

この僕のnoteでは繰り返し書いてきましたが、
私たちの「脳(意識)」は自分が普段からフォーカスしていることについての「情報」ばかりを拾う仕様になっています。
あなたが普段から、「私はもっと」「私はまだまだ」「私は全然」・・・そういう風に思っていれば、
「私は不足している」という情報ばかり目につくようになります。
その状態で、いくら「もっとすごくなる情報」を探そうとしても、見つけられない、脳が「スルー」してしまいます。
あなたが「私はもう今この瞬間に完璧である」という気持ちで、余裕を持って生きれば、
自然とあなたに必要な情報は見えてくるようになります。
つまり、多くの人は
「能力をたくさんつけて素晴らしい人になる」→「自分を信じる」
という順番になりがちですが、世界の偉人などを見てください
そういう人のパターンは
「自分を信じ切っている」→「素晴らしい結果を出す」
という順番です。

◆「引き算思考」のための、簡単な3つの問い

では、「私は完璧」という余裕を持つためにも、「余計なもの」を減らしていきましょう。
もし、あなたが「悩みの迷路」に入ったり、「考えすぎで疲れた」と感じ始めたら、
1,「これは今すぐに考える必要があること?」
未来の心配や、今考えても仕方のない過去の後悔ばかり考えていないか?
2,「これは本当に私に必要なこと?」
本当に必要か分からずに、「不安」だから何かを埋めようとしていないか?
自分がコントロールできないことについて考えすぎてないか?
3,「今の私がするなら、一つだけ何をする?」
とにかく、今一番自分に必要だと感じること、すぐに済ませておくべきこと、
一番安心すること、やることで自信につながること・・・
そういうことをとにかく一つ選んで、それだけに集中する!
◆「引き算思考」のまとめ

結局多くのお悩みは、「私はまだ足りない」と信じ続けていることから始まります。
「足りないこと」を探すのを一旦やめて、
「今考えるべきこと」「今できること」「今やりたいこと」・・・そういうことを一つ絞ってそれだけにフォーカスする。
一番気を付けるべきことは、「どう評価されるか?」「相手に好かれるか?」「必要とされるか?」
などの「自分がコントロールできないこと」に時間を使うよりも、とにかく「自分がこれが良い!」と感じて、
今自分が力を注げることにフォーカスして、一つずつ着実にやっていくこと。
この積み重ねが「いつの間にか自信も結果もついてきた」という未来につながっていく。
↓「考えすぎる」「反芻思考」をストップさせて自由に生きて結果も出していける生き方↓
