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South Central Cartelとは?ウェッサイの重鎮が放つGファンクの真髄


出典:pinterest

N.W.A.に続き、90年代初頭のウエストコースト・ヒップホップシーンに登場。

「Gファンク」というジャンルの発展に大きく貢献した伝説的グループ、South Central Cartel(サウス・セントラル・カーテル)

メロウなサウンドとハードコアなリリックの融合は、今なお多くのファンを魅了し続けています。

彼らの名前は聞いたことがあっても、具体的にどのようなグループで、ヒップホップシーンにどのような影響を与えたのか、詳しく知らない方も多いのではないでしょうか。

この記事では、South Central Cartelの基本的なプロフィールから、彼らの「すごさ」を物語る3つの側面。

その輝かしい経歴、そして彼らの音楽性を理解するために欠かせない代表曲まで、ウェッサイの「番人」とも呼ばれる彼らの全てを分かりやすく解説します。


基本プロフィール

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South Central Cartelは流動的なメンバー構成で知られていますが、中心となるメンバーは以下の通りです。

グループ名:South Central Cartel (サウス・セントラル・カーテル / 通称:SCC)
出身地:アメリカ合衆国 カリフォルニア州ロサンゼルス、サウス・セントラル地区
活動開始:1991年
中心メンバー:Big Prodeje (ビッグ・プロディジー)Havikk the Rhime Son (ハヴィック・ザ・ライム・サン) / L.V. (エル・ヴィー)<br> / Young Prodeje (ヤング・プロディジー)
主要ジャンル:ヒップホップ、Gファンク、ギャングスタ・ラップ

何がすごいのか?- 3つの側面

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South Central Cartelの功績は、特に以下の3つの側面から理解することができます。

① Gファンクサウンドの確立とメロウネスの追求

シンセサイザーが奏でるメロディアスな音色と、ファンクミュージックからサンプリングした骨太なベースラインを組み合わせた「Gファンク」サウンド。

South Central Cartelは、このサウンドをいち早く確立したパイオニアの一つです。

彼らの楽曲は、ギャングスタ・ラップの緊張感を持ちながらも、同時に心地よいメロウネスを兼ね備えており、多くのフォロワーを生み出しました。


② クーリオとの共演「Gangsta's Paradise」の世界的大ヒット

メンバーのL.V.がクーリオと共演した楽曲「Gangsta's Paradise」(1995年)は、全世界で空前の大ヒットを記録しました。

この曲で聴けるL.V.のソウルフルな歌声は、楽曲の成功に不可欠な要素であり、South Central Cartelの名前と実力を世界に知らしめるきっかけとなりました。


③ 息の長い活動と関連プロジェクト

1991年のデビュー以来、メンバーの変動や活動の停滞期を乗り越え、現在に至るまでコンスタントに作品をリリースし続けています。

また、Havoc & Prodeje名義での活動や、Murder Squadといった派生プロジェクトも数多く行っており、そのクリエイティブな探求心は留まるところを知りません。


South Central Cartelの歩み(経歴・歴史)

🔸キャリア初期:鮮烈なデビュー

Big ProdejeとHavikk the Rhime Sonを中心に結成され、1991年にアルバム『South Central Madness』でデビュー。

このアルバムに収録された「U Gotta Deal Wit Dis (Gangsta Luv)」がストリートでヒットし、一躍注目を集めます。

🔸スターダムへ:名盤『'N Gatz We Truss』とDef Jamとの契約

1994年、セカンドアルバム『'N Gatz We Truss』をリリース。この作品で彼らのGファンクサウンドは一つの完成形を迎え、アンダーグラウンドで絶大な支持を得ます。 

この成功を機に、ヒップホップの名門レーベルDef Jamと契約。1997年には、メジャーからの第一弾アルバム『All Day Everyday』を発表し、より洗練されたサウンドを披露しました。

🔸現在:ウェッサイの重鎮として

メンバー間のトラブルなども経験しながらも、2000年代以降も『We Have The Right To Remain Violent !!!』(2003年)や『Westurrection』(2005年)など、精力的にアルバムをリリース。

グループとしての活動の傍ら、個々のメンバーもソロ活動やプロデュース業で活躍。2010年にはジャパンツアーも実現させるなど、日本のファンにも根強い人気を誇っています。


South Central Cartelを理解するための代表曲3選

South Central CartelのGファンクサウンドを体感するために、まず聴くべき代表的な作品を3つ紹介します。

1:U Gotta Deal Wit Dis (Gangsta Luv)

デビューアルバム『South Central Madness』に収録された、彼らの原点とも言える一曲。

後に多くの楽曲でサンプリングされることになる、メロウで印象的なシンセのメロディは、初期Gファンクの金字塔として知られています。

2:It's A S.C.C. Thang

アルバム『'N Gatz We Truss』からのシングルカット。ソウルグループ、The Chi-Litesをフィーチャーし、洗練されたメロウネスとハードなラップが見事に融合した、彼らの代表曲の一つです。

ローライダーが似合う、これぞウェッサイといった世界観が凝縮されています。

3:All Day Everyday

Def Jam移籍後初のアルバムのタイトル曲。よりメジャー感を増したスケールの大きなサウンドの上で、変わらぬギャングスタ・スタンスを貫く彼らのラップが映える一曲です。

サビのコーラスも印象的で、彼らのキャリアを代表するアンセムとなっています。


South Central Cartelの作品

South Central Madness

N Gatz We Truss

All Day Everyday

Cartel Or Die Scc's Most Gansta: Greatest Hits

Gangsta Conversation

THA CAMP

Westurrection

Random Violence

We Have The Right To Remain Violet!


最後に

South Central Cartelは、西海岸ヒップホップの歴史、特にGファンクの系譜を語る上で絶対に欠かすことのできない重要なグループです。

彼らが作り出したメロウでありながらもタフなサウンドは、時代を超えて普遍的な魅力を放ち続けています。

彼らの音楽に触れることで、ウェッサイ・ヒップホップの奥深い世界をさらに楽しむことができるでしょう。


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