えんとつ町のプペルを観終えて @KAAT神奈川芸術劇場 (2025.8.28 #33)
皆様、こんばんは⭐
一昨日8/26(火)、えんとつ町のプペルのミュージカルを観てきました。
前々からチケットを取っておりましたが、
色々節目というかタイミング良い時期に行くことが出来て、非常に感慨深いものがありました。

小谷さんにいざなわれるように劇場まで辿り着き、
物販ではなんと写真に応じて下さいました!!✨
舞台役者の吸引力
プペル&ブルーノ役の廣瀬友祐さん
「えんとつ町は~えんとつだらけーーーー!!!」
天を仰ぎ、両手と胸板を上に向かって開いて叫ぶブルーノの冒頭の姿。
ドラゴンボールの孫悟空が地球上の全生命体からエネルギーを集めて、
元気球を作る姿と重なりました。
インタビューの時は穏やかに理論的に話す役者さんも少なくないと思いますが、
舞台に立った瞬間のあのほとばしるエネルギーや吸引力はどこから湧いてくるんだろうと度肝を抜かれました。
今回の廣瀬さんも冒頭第一発はジワっと目に来ました。
そしてブルーノの見せ場として外してはならないのが『星の歌』。
ブルーノが息子ルビッチに向かって星の存在を語りかけるソロ歌。
物語の根幹ともなっていて、ブルーノの存在を匂わせたシーンではライトモチーフとして随所に流れるこの曲。
力強い男らしさ、子を想い寄り添う精神、優しさ、希望、夢、純粋さ、これら全てが入り込められていて心に灯火が灯ります。
ベラール役の中村中さん
中村中さんも凄かった……!!!
ベラールというヒールが本気で自身の“信念”を纏っていると、
ルビッチとプペル&ブルーノの純度が益々浮かび上がるというか、
彼らを“光の体現者”にした真の立役者だと感じました。
そして中村中さんのベラールは、
正義の反対は悪じゃなくて、また別の正義が存在している。
中村中さんの人生や生き様が反映されていた様にも感じ取れ、
”私はこうならざるを得なかった。私だけは私自身の生き様を強く肯定して生きていくのだ”というメッセージを勝手ながら受け取りました。
あとがき
他の主要キャストさんの事。
脇を支えるその他キャストさんやダンサーさんの事、
彼らは実は身を削る凄いパフォーマンスをやっているけども、決して自身にスポットが当たる事は許されず、影の引き立て役として静かに物語上で”物体のように”存在する事。
舞台装置の事。
照明の事。
音楽の事。
物販の事。
脚本、演出、西野さん、吉原光夫さん、運営の方達。
何年も前からこの舞台の為に準備して臨んで挑戦した人達。
色々な立場の人や仕掛けによって素晴らしい作品になっていった事は言わずもがなですが、
そこから私自身が持ち帰ったもの、吸収して最後の最後に自分の中で残っていったものは、表現して伝える事について。
特に今回の役者の方々ような一瞬のチャンスに全ての魂を解き放つ人達、
彼らはこの一瞬を迎える為に日々どんな事を抱えていて、日常をどう感じどう考えながら生きているのだろうか。
表現というものは自分の中にあるものしか結局は出す事が出来ない。
だからこそ表現者は出来る限り沢山の色々な経験が必要。
自分がその感情を知っていれば出すものもリアルになるから。
色々な経験をして色々な感情を知ってそれを体現出来るからこそ、
多くの人の共感を得られる作品を創る事が出来るのかなと、今回の舞台で改めて思いました。
幸せな経験も必要、負の経験も必要、何とも言い難い経験も必要!
芸術として昇華する為に。
私自身は来月からコンクール本選が始まるので、
今度は届ける側として頑張りたいと思います!
スクリャービンの幻想ソナタが星空を具現化したものとして、
どうか届きますように🌟

煙が晴れ星空が広がる舞台がそのままに🌟
