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人付き合いに苦手意識のある私が、7年間仲良しだった友人を失った話

私は人付き合いに苦手意識を持っている。
すべての悩みは対人関係の悩みである」と言われるほど、対人への悩みが尽きないのが常なのであろう。
そんな人付き合いが苦手な私は、人付き合いで執着しやすい部分があると自覚している。


人間関係での執着

私は、人付き合いが苦手だからこそ仲良くなれた人と、揺るぎない安定した関係を長く続けたいと思ってしまう。

たとえば、私は学生時代、クラスに仲の良い子が1〜2人できたら、その子とずっと一緒にいることを望んだ。
誰かと安心できる関係を結べたら、その関係性の安定に全力を注ぐ。
交友関係を広げよう、新しい出会いを求めよう、と冒険はしない。

このような人間関係を「狭く、深く」というのだろうか。

とにかく、気心の知れた人と安心していられることが最優先であった。
もっと色んな人と関わってみれば良かったのに、と今では思うが、私は人付き合いが苦手で、恐かったのだ。

狭く深くの付き合いのデメリット

狭く深く付き合うことが悪いわけではない。
私のように内向的な気質の持ち主は、広く浅い人間関係よりも狭く深い人間関係を好む傾向にあると思う。
しかし、「狭く深く」の人付き合いにもデメリットはある。

  • 引っ越し、転職、クラス替えなどで友人がいなくなった時のダメージが大きい

  • ケンカなどすれ違ってしまうと深い傷を負う

強固な関係であるがゆえに、失った時のダメージは相当なものになる。
私の最近の喪失体験を一つ、紹介したい。

大人になってからの友人を失った話

私は現在も、人付き合いに苦手意識は持っている。
と、いっても、もうイイ大人である。
学生時代のように四六時中一緒で、強固に結びついている友人はいない。
が、特定のママ友とすごく仲良くなり、「この人がいれば安心」という状態にあった。
 
前置きが長くなったが、私はこの「すごく仲良くなったママ友」を失ってしまった。
 
すごく仲良くなったママ友、仮にAちゃんとする。
とにかく共通点が多く、私たちはすぐに打ち解けた。
お互いの子供を連れて遊びに行ったり、用がある時は預け合ったり、ママだけでランチしたり、お泊りしたり、誕生日にプレゼントを贈り合ったり…
それはそれは仲良く関係を築いていった。

私の中でAちゃんは「ママ友」ではなく、「友人」であった。
 
保育所を卒業し、子供たちは同じ小学校へ入学した。
仲良しといっても、もともと頻繁に連絡を取り合ったり、会ったりしていたわけではない。
何ヶ月も音信不通の時なんてザラにあった。
それでも、何かの折に、助けが必要な時に関わり合ってきたのだ。

環境が変われば多少疎遠になることもある。
子育て中の人なら、誰もが経験するところだろう。

お互い、仕事もあるし、子供がスポ少に入ったりと、忙しく過ごしていた。
それでも、毎年夏休みにはお泊り会を開いたり、年に数回はランチしたりが続いていた。
お互い良い距離感で、心地良い関係を続けられていると思っていた。
 
しかし、異変があったのは上の子が高学年になった時。
一度、子供のことでAちゃんに少々迷惑を掛けてしまうことがあった。
私の甘えが引き起こしたことであるのだが、ハッと気づかされ、私は誠心誠意謝罪をした。
 
その一件があったあと、いつものように忙しく過ごし、特にAちゃんと連絡を取り合うこともなく日々が過ぎて行った。
しかし、子供の授業参観で、たまたまAちゃんに遭遇した時、すごく素っ気ない態度を取られた。
無視されたわけではない。
ただ、挨拶だけして、サーッと行ってしまった。
「急いでいるのかな?」
とも思ったが、その日以来Aちゃんと出くわした時に、会話に花が咲くことがなくなった。
 
あの一件が引き金かとも思ったが、思い返してみれば、もっと前から素っ気ない振る舞いになっていた気がする。
だけど、いつの頃からなのか、日頃から密にやりとりがあったわけでないから、分からない。

実は私が知らないところで、子供同士で揉めたことがあるのだろうか?
上の子がAちゃん家へ遊びに行き、何か失礼なことをしたのだろうか?
 
正直に言って、Aちゃんが素っ気なくなった理由が分からない。
少々迷惑を掛けてしまった内容も、私にとっては「お互い様」と言えるものだった。
 
「最近素っ気ない気がするけど、何か気に障った?」
学生の頃だったら直接聞けたかもしれない。
大人になった今、私はその一言をAちゃんに聞けずにいる。
7年も仲良くしていたのに、Aちゃんの変わり様に戸惑った。

私の領域

Aちゃんが素っ気なくなった理由を挙げるとしたら、子供のことで少々迷惑を掛けてしまったこと…かと思う。
そこに対しては、迷惑を掛けてしまったことを反省し、私なりに心から謝罪をした。
他の理由があるのだとしたら、正直見当がつかない。

だから、私ができることはココまでだと思っている。

Aちゃんが不満をぶつけてきたら、真摯に受け止めようと思うが、何も言ってこない以上、私にできることはない。
私は対応できることはやったつもりだ。
あとは、Aちゃんがどう考えどう行動するかである。
私が決めるところでも、関与するところでもない。
 
上から目線に聞こえたら申し訳ないが、Aちゃんを失ったのは本当に残念だ。
以前だったら、子供の手が離れたら、2人で女子旅したいな~なんて考えていた。
だが、縁が切れてしまった。
去る者追わず。
AちゃんはAちゃんで、幸せに生きてほしいと思う。

Aちゃんとの今後

私としては、「当たらず触らず」で通すつもりである。
同じ学区、家もそんなに離れていない。
きっと、今後も学校で遭遇したり、街中ですれ違ったりはあるかもしれない。
目が合えば挨拶する。
それだけ。

私としては、

  • 7年築いた関係があるのだから、嫌なことがあるならはっきり言ってほしかった

  • 物理的にも精神的にも力になってきた自負がある

独りよがりと言われてしまえばそれまでだけど…
私が関与できることではないが、Aちゃんの振る舞いに納得のいかない部分はある。
が、縁が切れてしまったのだから、仕方がない。

7年間仲良くしてくれてありがとう。
それぞれの道で、幸せに。
…と、恋人との別れみたいになってしまった(笑)

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