中田家、ゴルフ始めるってよ。〜50代不器用な父親の、家族をつなぐ挑戦〜
皆様、こんにちは!
今回は、「ゴルフ×家族の絆」をテーマにした漫画をお届けします。
主人公は、54歳の開業医・中田俊雄。
病院では患者さんの小さな変化も見逃さない立派なドクターですが、白衣を脱いで家に帰れば途端に無力に。
思春期の娘(16歳)には既読スルーされ、元ヤンの奥さんには全く頭が上がらない……そんな、少し不器用なお父さんです。
日々、多くの方のゴルフライフをサポートさせていただく中で、同世代のお父さんたちから「休みの日に娘を誘っても断られる」「家族の会話がすっかり減ってしまった」というリアルな悩みをよく耳にします。
そんな時、実はゴルフがとても良い「会話のきっかけ」になるんです。
まずは、中田家の物語の始まりをご覧ください。

男が何かを始めようとするとき、そこには必ず理由があります。
俊雄の切実な願いは「家族の輪を作りたい」。ただそれだけでした。
しかし、思春期の娘との距離感は、ベテラン医師であっても簡単には測れません。
スマホの画面に夢中の娘にとって、父親の言葉は心電図の波形よりも短く流れていってしまいます。
それでも、彼は勇気を振り絞って「ゴルフ」という共通の趣味を提案します。
なぜゴルフだったのか?
それは、自然の中で同じ方向を見て歩き、同じ目標に向かうことで、普段は正面切って言えない照れくさい言葉も自然とこぼれ落ちるスポーツだからです。
しかし、現実はそう甘くありません。

「行かない」「日焼け無理」。
想定内の秒殺に心が折れそうになる俊雄でしたが、ここで思わぬ救世主が現れます。
なんと、普段は厳しい奥さんのレイコが、「たまにアイアンでぶっ叩くと気持ちいいのよねぇ」と同行を宣言したのです。
密かに一人で練習場に通い、ストレス発散をしていたという彼女。
十数年一緒にいても、夫婦にはまだまだ知らない一面があるものですね。
母の意外な告白に興味を持った娘も渋々ついてくることになり、なんとか家族4人での日曜日がスタートします。
車中での父親の空回り具合と、娘の微かな笑顔。
この気まずさとワクワクが入り混じった空気感、皆さんもどこかで経験があるのではないでしょうか。


練習場といういつもとは違う空間は、日常に不思議な魔法をかけてくれます。
力強く美しいスイングを見せる母の姿に、目を丸くする娘。
「やってみる」という前向きな三文字は、父親である俊雄にとってどれほど嬉しかったことでしょう。
ゴルフは、教えたり教えられたりすることで、年齢や立場を超えたコミュニケーションが生まれます。
すぐにうまくいかないことの方が多いからこそ、お互いの性格や人間性が垣間見えて面白いのです。
ただ、元気いっぱいな8歳の息子の予測不能なスイングには、くれぐれもご注意を(笑)。
思わぬハプニングが、ガチガチに緊張していた家族の空気を一気に変えていきます。


いかがでしたでしょうか。
「パパ、大丈夫?」 息子のクラブが顔に直撃して痛い思いをした俊雄ですが、娘が声を出して笑い、心配してくれたこの一言だけで、彼の日曜日は百点満点になりました。
劇的なドラマや、急な和解があったわけではありません。
でも、「また来るか?」「まあ、ヒマだったら」という
小さな約束の積み重ねが、これからの家族の空気を少しずつ温かくしていくはずです。
正しいスイングを身につけることやスコアを競うこともゴルフの醍醐味ですが、誰かと一緒に同じ時間を共有し、笑い合うためのツールとして、
これほど素晴らしいスポーツは他にないと日々感じています。
今度の週末、あなたも大切な誰かを誘って、練習場に行ってみませんか?
思い通りにいかないボールの行方に笑い合いながら、きっと新しいコミュニケーションが始まるはずです。

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