Googleマップを放置している店ほど伸びしろがある。初めてのお客様を迷わせない店舗情報の整え方
毎日、お店を開ける準備をする。
お客様を迎え、接客や施術をして、片付けをする。営業が終わっても、売上の確認や発注、スタッフへの連絡など、やることはまだ残っています。
ようやく一息ついた時に、ふと思い出します。
「今日も投稿できなかった」
スマートフォンを開いてみたものの、疲れた頭では何を書けばよいのか思いつきません。
写真を選び、文章を考え、言葉を整えているうちに、30分、1時間と時間が過ぎていく。
結局、何も投稿できないまま画面を閉じる。
そんな経験はないでしょうか。
こんにちは、ともです。
私は実店舗を10年以上運営しながら、現場の仕事と集客の両立に悩んできました。
お客様が来てくださることはうれしい。
もっと多くの方に、お店を知ってもらいたい。その一方で、集客のために使える時間や体力には限りがあります。
営業前や営業後、休日まで店のことを考え続けていると、本来大切にしたかった自分の時間や家族との時間まで、少しずつ削られていきます。
だからといって、何もしなければ、新しいお客様に店を知ってもらう機会を失うようで不安になる。
頑張り続けるのも苦しい。
何もしないのも不安。
多くの小さな店の経営者が、この間で立ち止まっているのではないでしょうか。
けれども、ここで一度、立ち止まって考えてみたいことがあります。
今夜作ろうとしているその投稿より先に、整えたほうがよい場所はないでしょうか。
お客様がお店を探す時、最初からInstagramやホームページを見てくれるとは限りません。
Googleで店名を検索する。
「美容院」「カフェ」「子どもと行ける店」と検索する。
その検索結果の上部や、最初に目に入りやすい場所に、地図と一緒に店舗情報が表示されることがあります。
営業時間
場所
写真
口コミ
電話番号やウェブサイト
そこに表示されているのが、Googleビジネスプロフィールの情報です。
検索結果の並び方は、検索する言葉、現在地、端末などによって変わります。いつでも必ず一番上に表示されるわけではありません。
それでも、お客様が公式サイトやSNSを開く前に、Google上の店舗情報だけを見て、行くかどうかを判断することはあります。
その入口にある情報が古かったり、分かりにくかったりすれば、新しい投稿にたどり着く前に、店が候補から外れてしまうことがあります。
新しい発信を増やす前に、まず現在の店が正しく伝わる案内を整える。
投稿できなかった自分を責めるより、Googleビジネスプロフィールを一つ見直す。
今の店にとっては、そちらのほうが先かもしれません。
来なかったお客様は、理由を教えてくれない
Google上の店舗情報を見ているお客様は、いくつかの店を見比べながら、自分が安心して行けそうな場所を短い時間で判断しています。
そこで営業時間が古かったり、入口が分からなかったり、今もそのサービスを提供しているのか判断できなかったりしたら、どうなるでしょうか。
電話をかけて確認してくれる人もいるかもしれません。
けれども、多くの人は何も言わず、別の店を選びます。
「情報が分からなかったので、今日は別の店にしました」
そう教えてもらえることはありません。問い合わせも、苦情も届かない。ただ、来店を考えていた一人のお客様が、静かに候補から外していきます。
店は、いつもどおり営業している。目の前のお客様にも、いつもどおり丁寧に接している。
それでも来店前の画面では、現在の店が正しく伝わっていないことがあります。
店の魅力が足りないのではありません。
今の店が、Google検索上でうまく案内されていないだけかもしれないのです。
発信を増やす前に、今の店が伝わる案内を
店舗集客について調べ始めると、やったほうがよいことが次々と見つかります。
Instagramを更新する。動画を作る。広告を出す。ホームページを見直す。口コミへ返信する。
どれも、お店を知ってもらうための方法です。ただ、時間や人手が限られている小さな店が、すべてを同時に頑張るのは簡単ではありません。
真面目な人ほど、「全部やらなければいけない」と考えてしまいます。
けれども、どれだけ魅力的な発信をしても、Googleマップの営業時間が間違っていたらどうでしょうか。
投稿を見て興味を持ったお客様が、営業していると思って店へ向かう。
ところが実際には定休日だった。
反対に、本当は営業しているのに、Googleマップでは「休業」と表示されている。その場合、お客様は店へ向かうことさえできません。
住所や地図上の位置がずれている。電話番号が古い。現在は予約制なのに、その説明がない。以前の料金やサービスが、そのまま残っている。
こうした情報のずれは、新しい発信を増やす前に直しておきたいものです。
店舗集客で最初に守りたいのは、投稿回数ではありません。
お客様が安心して来店できる、現在の店の案内です。
私も「よく分からないまま」放置していました
私は、開業当初からGoogleビジネスプロフィールをきちんと整えていたわけではありません。
最低限の情報を入れただけで、「よく分からない」と、そのままにしていました。気づいた時には、来店されたお客様の口コミや写真が投稿されていて、驚いたこともあります。
特別営業時間の変更を忘れたこともありました。
祝日に営業しているのに、「休業」と表示されている。
臨時休業しているのに、「営業中」になっている。
ホームページやほかの発信に気を取られ、肝心のGoogleビジネスプロフィールは後回しになっていたのです。
今から見れば、もっとできたことはありました。でも、当時は毎日の営業で精いっぱいでした。
だから、放置している店側の気持ちも分かります。
その一方で、私の店には「Googleマップで見つけて来ました」という新しいお客様が実際に来てくれたことがあります。
画面の向こう側には、本当に店を探している人がいる。
その経験があったからこそ、Google上の店舗情報は単なる設定画面ではなく、来店前の接客なのだと考えるようになりました。
「Googleマップを直す」とは、何を直すことなのか
普段、私たちはまとめて「Googleマップ」と呼ぶことが多いです。ただ、店側が管理するものと、お客様が見る場所には、少し違いがあります。
店主が営業時間や写真などを管理する対象が「Googleビジネスプロフィール」。
その情報をお客様が見る主な場所が「Google検索・Googleマップ」です。
店主が「特別営業時間を更新する」のは、Googleビジネスプロフィール。
お客様が「今日開いているか確認する」のは、Google検索やGoogleマップです。
この記事では、店側の管理については「Googleビジネスプロフィール」、お客様が見る画面については「Google検索・Googleマップ」と書き分けます。
Googleビジネスプロフィールは無料で追加または申請できます。オーナー確認を行うと、Google検索やGoogleマップに表示される営業時間、住所、電話番号、ウェブサイト、写真などを管理できます。
ただし、店が表示されているからといって、自分がすべての情報を登録したとは限りません。Googleは、公式サイトなどの公開情報や、利用者から寄せられた情報などを使う場合があります。
以前は正しかった情報も、店の変化によって古くなります。
だから、一度登録して終わりではありません。今の店と、画面に表示されている店が合っているか、ときどき確かめる必要があります。
上位表示より先に、店を見つけた人を迷わせない
Googleビジネスプロフィールについて調べると、「上位表示」や「順位を上げる方法」という言葉をよく目にします。
もちろん、店を見つけてもらうことは大切です。
Google公式によると、ローカル検索結果は主に「関連性」「距離」「知名度」の組み合わせで決まります。正確で充実した情報は、Googleが店を理解する助けになりますが、情報をすべて入れれば必ず上位に表示される、というものではありません。
お金を払えば順位を上げてもらえるものでもありません。
この記事で目指すのは、順位を攻略することではなく、店を見つけた人を迷わせないことです。
検索結果で一番上にいなくても、営業時間、場所、サービス、写真が現在の店と合っていれば、お客様は判断しやすくなります。
「今日は営業している」
「自分が受けたいサービスがある」
「この入口から入ればいい」
それが分かるだけでも、来店前の不安は減ります。
Googleビジネスプロフィールを整えることは、必ずお客様を増やす方法ではありません。
それでも、すでに店を見つけてくれた人を、古い情報や分かりにくい案内で失わないための土台にはなります。
まず60秒、お客様の目で自分の店を見る
ここで、今すぐ細かな設定を始める必要はありません。
Google検索かGoogleマップで、自分の店を一度開いてみてください。
まずは、次の三つだけを見ます。
今日の営業時間は、現在の予定と合っているか。
最初に見える写真は、今の店を表しているか。
ウェブサイトや予約ページのリンクは、現在も開くか。
一つでも「合っているか自信がない」と感じたなら、それは責めるべきことではありません。
毎日の営業を続けてきたからこそ、確認が後回しになっていただけです。
今、気づけた場所が、最初に直せる場所です。
管理者だけに見える画面に注意する
プロフィールを管理しているGoogleアカウントで店名を検索すると、「Google に掲載中のあなたのビジネス」という編集画面が表示されることがあります。
これは管理者だけに見える画面です。
お客様側に近い公開表示を確認するときは、管理用アカウントへログインしていないChromeのシークレットウィンドウか、Googleマップアプリのシークレットモードで自店を開きます。
管理画面で店の共有URLを取得し、それをシークレットウィンドウで開くと確認しやすくなります。
ただし、シークレットモードでも、現在地、端末、検索語による違いまではなくなりません。
「すべてのお客様とまったく同じ画面」を再現するのではなく、管理者専用の表示を外し、一般に公開されている店舗情報を確かめる方法だと考えてください。
スマートフォンとパソコンでは、見える情報や並び方が違うこともあります。まずは普段お客様が使いそうな端末で、初めて見た人に何が伝わるかを確認します。
初めてのお客様を迷わせない7つの確認
ここからは、自分のお店を開いたまま、一つずつ見ていきます。
最初からすべてを編集しようとしなくて大丈夫です。気になった場所があれば、メモをする。今すぐ直せるものなら一つ直す。それくらいの気持ちで進めてください。
1 店名とカテゴリ
最初に、店名が看板やホームページなど、実際に使っている表記と合っているか確認します。
検索で見つけてもらいたいからといって、実際の店名へ地域名やサービス名をたくさん付け加える場所ではありません。店名は、普段お客様に見せている名称に合わせます。
次に、カテゴリを確認します。
カテゴリは、「この店は何を提供している場所なのか」をGoogleとお客様へ伝える情報です。現在の主な事業に最も近い、具体的なカテゴリを選びます。
以前は中心だったけれど、今はほとんど提供していないサービスが主カテゴリになっていないでしょうか。
複数のサービスがある場合でも、実際には行っていない業種まで増やす必要はありません。たくさん入れることよりも、現在の店を正しく表すことを優先します。
カテゴリによって、表示できる項目や利用できる機能が変わる場合があります。自分の画面に、この記事とまったく同じ項目がなくても、間違いとは限りません。
2 通常営業時間と特別営業時間
営業時間と定休日は、来店に直接関わる情報です。
ここが間違っていると、お客様は営業していない時間に来店したり、反対に営業しているのに候補から外したりする可能性があります。
曜日ごとの営業時間が、現在の営業と合っているか確認してください。昼と夜の間に休憩時間がある店は、時間帯を分けて登録できます。
次に、祝日、臨時休業、年末年始、イベントなど、普段と異なる営業日を確認します。Googleビジネスプロフィールでは、通常営業時間とは別に特別営業時間を設定できます。
営業変更をほかの場所で知らせることも大切です。ただ、すべてのお客様がその案内まで見てくれるとは限りません。
まず、Google検索やGoogleマップに表示される営業時間を正しくする。そのうえで、必要なら別の案内を加えます。
完全予約制の場合や、最終受付時間が営業時間と異なる場合も、「予約なしで行ってよいのかな」と迷わせない場所に説明があるか確認します。
遠い予定を全部決める必要はありません。
まずは今週と、次の祝日まで。それだけでも十分です。
3 住所、地図のピン、入口、駐車場
住所が正しく入力されていても、地図上のピンが実際の入口とずれていることがあります。
特に、次のような店は注意が必要です。
大きな建物や商業施設の中にある
店舗の入口が大通り側ではない
同じ住所に複数の店舗が入っている
駐車場と店舗の場所が離れている
Googleマップで経路案内を表示し、お客様が実際にどこへ案内されるのか確認してみてください。店舗の裏側や、入れない道路へ案内されていないでしょうか。
住所だけでは入口が分かりにくい場合は、写真が役立ちます。
建物全体だけでなく、「この看板が目印です」「こちらの入口から入ります」と伝わる写真を載せます。駐車場が離れている場合も、駐車場の入口や、店までの位置関係が分かる案内があると安心です。
初めての場所へ行く時、入口や駐車場が分からないだけでも、想像以上に不安になるものです。
店に着くまでの迷いを減らすことも、大切な接客の一つです。
なお、お客様を住所で迎えない訪問型などの事業では、住所を一律に公開せず、非表示にしてサービス提供地域を設定する方法があります。自宅住所などを、必要なく公開しないようにしてください。
4 電話番号、ウェブサイト、予約導線
電話番号は、現在問い合わせを受けられる番号になっているでしょうか。
公式サイトや予約ページへのリンクも、正しい場所につながっているか、実際に押してみてください。
ホームページへ移動したあと、料金やメニュー、初めての方向け案内、予約、アクセスなど、お客様が次に知りたい情報へ進めるでしょうか。
Googleマップにリンクを置いていても、その先で迷ってしまえば、来店までつながらないことがあります。
大切なのは、リンクがあることではありません。
お客様が、次の行動へ迷わず進めることです。
5 商品、サービス、料金
お客様が来店前に知りたいのは、「自分が求めているものがあるか」と「いくらくらいか」です。
以前の料金が写った写真が残っている。現在は提供していない商品が中心に表示されている。以前は予約不要だったけれど、今は予約制になっている。
こうしたずれがあると、お客様は来店したあとに「Googleマップで見た内容と違う」と感じます。店側に悪気がなくても、小さな食い違いが不安や不満につながることがあります。
業種によっては、サービス、商品、メニュー、予約、注文などの項目を利用できる場合があります。
美容院なら、現在受けられる施術と料金。カフェなら、主なメニューや価格帯。教室なら、対象となる人や体験方法。小売店なら、どのような商品を扱っているのか。
すべてをプロフィールへ詰め込む必要はありません。内容が多い場合は、ホームページの料金、メニュー、初回案内へつなぎます。
大切なのは、プロフィールと、その先にある情報が食い違わないことです。
6 写真
写真というと、「きれいに撮らなければいけない」「プロに頼まないと見劣りする」と思う方もいるかもしれません。
もちろん、明るく見やすい写真は大切です。
ただし、Googleマップの写真で最初に目指したいのは、豪華に見せることではありません。お客様が、実際に来店した時の様子を想像できる状態にすることです。
まず確認したいのは、次のような写真です。
店を見つけるための外観と看板
迷わず入るための入口
店内の広さや雰囲気
代表的な商品やサービス
駐車場や駐輪場
初めての人が実際に利用する場所や設備
飲食店であれば、一人でも入りやすい席があるか。美容院やサロンであれば、どのような空間で施術を受けるのか。教室や施設であれば、どのくらいの広さで、何を使うのか。
常連のお客様には当たり前でも、初めての人には見えていない場所を写します。
一度に大量の写真を撮る必要はありません。
まずは、今のプロフィールに足りない写真を一枚追加する。それだけでも、来店前に分かることが一つ増えます。
写真を過度に加工し、実際の店と大きく違って見せる必要もありません。お客様が知りたいのは、広告の中だけにある店ではなく、自分が訪れることになる現在の店です。
最近の写真が一枚あるだけでも、「今もこの場所で、この内容で営業している」と判断する材料になります。
なお、カバー写真に指定した写真が、必ず最初に表示されるとは限りません。最初に見える写真だけでなく、写真全体を見て、古い内容や誤解を招くものがないか確認してください。
7 店舗説明と初回来店情報
店舗説明は、営業時間や住所だけでは伝わらない、店の特徴を言葉で説明できる場所です。
紹介文を書く時は、次のことを整理してみてください。
どのような店なのか
何を提供しているのか
どのようなお客様が利用しやすいのか
店として大切にしていることは何か
初めての人へ伝えておきたいことは何か
たとえば、「地域で愛されるアットホームなお店です」だけでは、読んだ人は自分が利用できるか判断できません。
「住宅街にある、自家焙煎コーヒーと手作りケーキの小さなカフェです」
「初めての方には、受付後に利用方法をご案内しています」
「一人でも利用できます」
このように、実際の利用場面が見える言葉へ置き換えると、店の姿が少しずつ伝わります。
初めてのお客様は、店へ着いたあとのことにも不安を感じています。
予約は必要なのか。店へ着いたら、どこへ行けばよいのか。何を注文したり、申し込んだりすればよいのか。必要な持ち物はあるのか。どのくらいの時間がかかるのか。
こうした情報が見つからない時、お客様が必ず電話やメッセージで確認してくれるとは限りません。
「よく分からないから、別の店にしよう」
と、そのまま離れてしまうこともあります。
すべてを店舗説明へ詰め込む必要はありません。詳しく説明できるホームページや予約ページを用意し、Google検索やGoogleマップから迷わず進めるようにします。
店舗説明の役割は、魅力的な言葉をたくさん並べることではありません。
読んだ人に、「自分がこの店を利用する場面」を想像してもらうことです。
変更したら、お客様側の画面で確かめる
Googleビジネスプロフィールで更新ボタンを押したら、それで終わりではありません。
保存した変更は、いつでもすぐに、そのまま表示されるとは限らないからです。
Googleによる審査で保留になることもあれば、不承認になることもあります。Google公式では、通常は短時間で審査されるものの、場合によっては長くかかることがあると案内されています。
また、Googleは店側が入力した情報だけでなく、利用者からの報告など、さまざまな情報源をもとにプロフィールを更新する場合があります。
だから、変更したら、少し時間を置いてもう一度確かめます。
Google検索やGoogleマップで自店を開く。変更した内容が反映されているかを見る。別の古い情報が残っていないか、リンクが動くか、お客様が見る画面で確認する。
反映されていなければ、編集内容の状態を確認します。
承認済みになっているか
保留中になっていないか
不承認になっていないか
オーナー確認が必要な状態ではないか
分からなくなったら、そこで全部を諦めなくて大丈夫です。
「営業時間の変更が保留になっている」
「オーナー確認が終わっていない」
今止まっている場所が分かれば、次に調べることも一つに絞れます。
変更する。
少し待つ。
お客様側の画面で確かめる。
ここまで進んで、初めて一つの更新が終わります。
20項目から、今日直す一つを選ぶ
ここまで読むと、「結局、全部直さなければ」と思うかもしれません。
でも、今日すべてを終わらせる必要はありません。
まず、次の項目を○・△・×で見てください。
店名は実際の表記と合っている
主カテゴリは現在の主な事業を表している
通常営業時間は正しい
次の祝日や臨時変更に特別営業時間を設定した
住所は正しい
地図のピンは正しい入口付近を示している
外観写真で建物を見つけられる
入口写真がある
駐車場や駐輪場の案内が分かる
電話番号は現在の問い合わせ先である
ウェブサイトが開く
予約・注文などのリンクが最後まで使える
現在の商品やサービスが分かる
古い料金や終了した内容が残っていない
店内の現在の様子が分かる写真がある
初めての人が利用場面を想像できる写真がある
店舗説明で「何の店か」が分かる
初回来店でよく聞かれることへの答えがある
利用者が投稿した情報も含め、お客様側の見え方を確認した
変更後にGoogle検索・Googleマップで反映を確認する予定を入れた
×が多くても、落ち込まなくて大丈夫です。
それだけ、今から変えられる場所が見つかったということです。
ただし、すべてを同じ優先度で扱う必要はありません。
最初に直したいもの
営業時間や定休日が違う
住所や地図のピンが違う
電話、ウェブサイト、予約リンクが使えない
営業中なのに休業と受け取られる表示がある
すでに終了した料金やサービスが、現在の内容として見える
ここは、お客様が来店できない理由や、来店後の行き違いに直接つながりやすい場所です。
次に整えたいもの
入口や駐車場が分かりにくい
店内や利用する場所の写真がない
商品、サービス、料金を確認する場所が分からない
予約の有無や初回の流れが伝わらない
ここを整えると、初めてのお客様が「自分でも利用できそう」と判断しやすくなります。
余裕ができたら整えたいもの
写真の種類を増やす
店舗説明を、より店らしい言葉へ整える
属性や、業種ごとに使える追加項目を確認する
古い利用者投稿も含め、定期的に見直す
写真を何十枚も用意するより、間違った営業時間を一つ直すほうが先です。
店舗説明を何時間も考えるより、切れている予約リンクを直すほうが先です。
今の店で、来店できない原因になりそうなものは何か。
そこから一つ選んでください。
今日、一つだけ直してみる
ここまで確認したら、実際に一つだけ変更します。
何を選べばよいか迷った場合は、営業時間から始めてください。営業時間は、お客様の来店判断に直接関わり、現在の営業予定と照らし合わせて確認しやすい項目です。
Google検索またはGoogleマップから、管理しているビジネスプロフィールを開きます。画面に表示される「プロフィールを編集」などの項目から、営業時間を確認します。
画面の名称や並び方は、端末や提供状況によって変わることがあります。ボタンの名前だけを探すのではなく、「プロフィールの基本情報を編集する場所」を探してください。
通常の営業時間を確認したら、次の祝日や臨時休業も見ます。普段と違う予定がある場合は、特別営業時間を設定します。
変更を保存したら、その日はここまででも構いません。
いつ反映を確認するか、予定へ入れておきます。後日、お客様側に近い画面で確認し、表示が現在の営業と合っていれば完了です。
今日の完了条件は、次の四つです。
自分の店を、お客様側に近い画面で確認した
20項目から、優先する一つを選んだ
Googleビジネスプロフィールで一つ変更した
変更後の表示を確認する予定を入れた
全部にチェックが入らなくても大丈夫です。
自分の店を開き、一つ気づけたなら、昨日までは見えていなかった改善場所が見えています。
放置していた店ほど、変えられる場所が残っている
ここまで読んで、しばらくGoogleマップを触っていなかったことが、不安になった方もいるかもしれません。
何年も写真を追加していない。
特別営業時間を設定した記憶がない。
店舗説明が、開業当時のままになっている。
けれども、必要以上に落ち込むことはありません。
営業時間を現在の内容に直す。
入口の写真を一枚追加する。
料金や利用方法を確認できる場所へ案内する。
一つずつ整えることで、お客様から見える店舗情報は変わっていきます。
放置していた期間が長い店ほど、改善できる場所が多く残っているとも考えられます。
つまり、それだけ伸びしろがあるということです。
完璧なページを一日で作る必要はありません。
一つ直せば、昨日よりも一つ、来店前の不安を減らせます。
画面の向こうに、まだ会っていないお客様がいる
Googleビジネスプロフィールを整えたからといって、明日から急にお客様が増えるとは言えません。
それでも、古い情報のままにするより、現在の店を正しく伝えたほうがよい。
これは検索順位のためだけではなく、店を探している一人の不安を減らすためです。
私も、できていない時期が長くありました。今も、すべてが完璧ではありません。
それでも、Googleマップを見て来てくれたお客様がいました。
画面の中の営業時間、写真、住所の一つひとつは、まだ会ったことのないお客様への案内です。
実店舗では
店を開ける前に、入口を整える。
看板を見やすい場所へ出す。
初めてのお客様が来たら、利用方法を案内する。
Googleビジネスプロフィールを整えることも、それと大きくは変わりません。
まだ店の前まで来ていないお客様を、画面の中で迎える準備です。
今日は、20項目のうち一つだけ直してみてください。
一つ直したら、その変更がお客様側の画面に届いたか、あとでもう一度確かめる。
そこまでできれば、今日のGoogleビジネスプロフィールの仕事は終わりです。
店の情報を整えることは、目立つ仕事ではありません。
すぐに数字へ表れないこともあります。
それでも、迷わず店へ来られる一人のために、確かに残る仕事です。
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