見出し画像

生成AI 'Sora2' で 【災害救助】飛行パワードスーツをリアル化してみた

大震災後の現場において、災害復旧・復興を行うためにはいわゆる、

レスキューロボット的なものが求められます。

アメリカや欧州では実用に近い機体も見られます(戦場関係も多いですが、やってみること、作って試してみることがだいじ!
一方、未完成ではありますが、私はそこへ、いわゆる「パワードスーツ」あるいはそれに類する機械装置を導入することで、

震災直後の救助、救命、長期的な復興工事用

にとても役立つものと確信しています。

ただ、それは技術的には難しく、開発には資金も欲しいところです。
私は12年前の2013年になけなしの私費でそのようなパワードスーツの部分試作機’POWDERー1’を試作し、公の国際ロボット展2013でデモ公開しました。

その後、開発を本格化するにはその具体的運用イメージを一般から専門のみなさんに広く分かってもらうような必要があることを理解しました。

先ずはリアルなCG動画が最適ですが、望むイメージ動画を作るだけでも、パワードスーツ本体試作に迫る費用がかかることが必要と解り諦めました。しかし、最近の生成AI動画で、とにかく

十分訴求できる動画を作れないか?と先ずは試してみました。

あくまでお試しでしたが、

今回、試行結果は想像以上にスゴかった


以下、Open AI の ’SORA2’ での動画生成、そしてその狙いである、災害救助を目指した私のパワードスーツを紹介します。
動画生成では、そんなパワードスーツを任意の場所に飛行展開できる、

空中機動パワードスーツ


を仮想表現しました。
そんな手段から、真に震災現場等で役に立つロボット(少なくとも今の日本にはありません)を開発し、実用配備できたら…


私の夢! 先ずはアイデアから

◆ 最初に入れた題材はかつて私が描いたイラスト(某雑誌に掲載されたもの)と、それを参考に動画生成AI ’SORA2’ に描かせるためのプロンプトを以下に記します。

これが動画生成AIへの画としてのイメージ入力です。かつて某雑誌に掲載されたもので、当時は「軍用空中機動歩兵」のイメージでしたが、武装を外して平和利用します。パワードスーツ自体は後述の私の開発事例(まだまだ未完・未熟ですが)、そして空中浮遊・飛行に十分な小型ジェットエンジンは販売もされていますから、荒唐無稽なアイデアイメージではありません。
なお、本来私が目指す「災害救助」用は「空中機動」(飛んで行って任意の場所に降りて展開できる)迄できる必要はないでしょう。「空中機動」機能はここではSF的オマケとみてください

プロンプト(生成指示文)
『添付ファイル画に描かれている、機械強化装置を着た作業者が、大震災直後の被災現場で復旧作業を行っています。災害現場は、田舎の住宅地で、殆どの建物は崩壊していて瓦礫が多く散在しています。 機械強化装置を着た作業者はちょうど1本の重そうなコンクリートの瓦礫を引き上げて下に埋まりかけていた人を救済中です。以上を全て写真調で動画にしてください。』

【生成動画からの1コマ】細かな違いは無視できるほどの素晴らしい出来!(これが上手い動画の1コマなのですよ!)空中機動用の左右ジェットエンジンを備えた飛行翼を地上で折り畳みつつ、コンクリートブロックの下敷きになっていた被災者を救出中です。動画では 200kg はありそうなコンクリートブロックを発泡スチロールでも運ぶようにあまりに軽々しく行っていたりで「物理的な動作感」がイマイチでした。また、装着者の手部が手袋だけの素手のように描かれていて、それではこの重作業は困難です(元画では手部も機械強化されて描かれています)。しかし、半ばお任せで作られた背景、そして肝心のパワードスーツ、被害者、そして瓦礫の雰囲気、配置等は文句のつけようもあまりありません(noteでは動画リンクができないので、ここではキャプチャ静止画までとしておきます)

◆ 上の動画(静止画)は秀逸に思えましたが、コメントのように物理的な動作感がイマイチだったので、以下のプロンプトを与え直してみました。

プロンプト(生成指示文)
『添付ファイル画に描かれている、機械強化装置を着た作業者が、大震災直後の被災現場で復旧作業を行っています。災害現場は、田舎の住宅地で、殆どの建物は崩壊していて瓦礫が多く散在しています。機械強化装置を着た作業者はちょうど1本の重そうなコンクリートの瓦礫を引き上げて下に埋まりかけていた人を救済中です。コンクリートの瓦礫は重たくて約 100kg はあるもので、それを引き上げてわきへ移す際は、ゆっくりとした重量感も表現してください。以上を全て写真調で動画にしてください。』

【生成動画からの1コマ】実にリアルでカッコいいです。約 100kg の重さのコンクリート瓦礫を持ち上げ排除しつつあります。右下には下敷きになって疲れたような被災者の姿が見えます。素晴らしいのですが、何故か私がデザイン指示した肝心の空中機動パワードスーツではなくなっています。生成AIは、世界中から刻々と膨大な入力があるので、全く同じプロンプト入力でも、時間が経つと目立って違う結果を提示することもある一例です。動画では、物理的におかしな表現もありました(「持上げる」か、「引き上げる」か、で大きく変わる等も見られました)。しかし、総じてみればナカナカ感動的な出来です

◆ ついでながら、「空中機動パワードスーツ」としては以下を描いてもらっていました。それは、元の私のイラストが空中機動兵であり、空中から射撃を行うという状況のものです。

プロンプト(生成指示文)
『画に描かれている、飛行している人が装着しているジェットエンジンで浮遊飛行できる機械強化服で水平移動飛行しています。 そして途中で空中で数秒制止して、左の図のように射撃を一回行う様子を、写真調で動画にしてください。 射撃時に人側が一瞬反動で揺れる様子も表現してください。 射撃が終わった直後に機械強化服を装着した人は水平飛行で画面奥方向に去って消えて行きます。』

【生成動画からの1コマ】最初に生成AIに描いてもらった動画からですが、動画としてはカッコよく、腕で抱えた銃をきちんと射撃していました。ただし、空中機動パワードスーツのデザインイラスト指示は殆ど無視されていますが(これも動画としてはナカナカです)

夢の災害救助パワードスーツとは…

以下、補足的に以上の動画への期待でもある、私のパワードスーツへの想いを書き添えます。

 I Have a Dream. 

◆ 早く世の役に立ちたい!

冒頭の動画のキャプチャのイメージの私が描いた大元のイメージイラストです。
こういうイメージを示せなければ始まりません

◆ 早く実現しなくちゃ!

これも具体的イメージイラストです(設計検討用に描いたもの)。双腕で抱えれば 150kg くらいの瓦礫を除去できる設計です

◆ で、かつて作ってみたものは …

そして、先ずはと開発試作したパワードスーツ1号機です(2013年)
国際ロボット展で公にでも公開してなかなか盛況でした。その後は重要な技術課題が解決できていないのと資金難で進んでおらず、2号機は準備中です。ただ、その2号機の目的、運用イメージ・用法を広く知っていただくための、確認用に上述の動画をお試し的に生成AIで作って評価しているところです(本機の作動動画は以下をご覧ください)

めざせ Dream Comes True!



いいなと思ったら応援しよう!