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至福の温泉! 鶴の湯温泉 Tsurunoyu

今迄、日本全都道府県を訪れていろいろな温泉にも行くことができました。
むかしは温泉は二の次でしたが、いい温泉があることから目的地を決めて行くことも多いです。
忙しい時期に思い切って休んで癒しを求める以上、気に入った温泉があればできるだけその温泉宿で生活するように連泊したいです。
そういう点でむしろアクセスのよくない奥地の秘湯はゆっくり過ごすことができます。そして、私にとって最高の温泉宿として、
秋田の乳頭温泉郷の中の 鶴の湯温泉 にたどり着きました。

鶴の湯温泉は乳頭山(1478m)の麓の乳頭温泉郷(にゅうとうおんせんきょう)の8軒のうちの1軒で、同温泉郷の中でも最も古くからある温泉宿です

鶴の湯温泉ホームページより

私にとって、究極の温泉探しはすでに完了 したくらいに思えています。
遠いのですが、長めに泊まればその往復も苦になりません。頭を空っぽにして長時間ぼ~っとつかっていられるぬるめで開放的な露天風呂。そのために自分一人でまったく気楽に居られる湯治部屋…(ここはいつも一人で)。そんな最高の 鶴の湯温泉 を季節の写真で紹介します。

鶴の湯温泉 正面 (秋田県 秋田県仙北市田沢湖) (12月)
門の左の建物は本陣と呼ばれています。茅葺き屋根のこの建物は秋田二代目藩主 佐竹義隆が湯治に訪れた際の警護の者の詰所として建てられたそうで、鶴の湯温泉を代表する建物です。数十年毎に茅葺き替えの作業が行われているそうです。右は馴染みの湯治棟です

私はいつも1人で行くので湯治棟に泊まります(部屋によって景観や居心地は異なります)。
両棟(下写真)の奥のさらに奥~右方に、いつも入る大浴場(温浴露天風呂)や女性専用風呂等があります。また奥左方の新本陣等には一般客室があります。また、門のこちら側には茶室、個室棟、広い駐車場があります。

本陣(左)と湯治棟
本陣には家族部屋(多人数)や食事部屋、最奥には受付事務所があります。右は2階建て湯治棟で、1~2人用の約6畳の広さの湯治用和室があります。写真は初めて訪れた際の撮影(10月中旬)で紅葉、すすきがいっぱいでした。建物はまるで時代劇のセットに見えて感動しました
川を隔てた山側の、すすきや草のあちら側がが大浴場(温浴露天風呂)です。冒頭で触れた、私がいつも入る温浴ぬるめという意味)大露天風呂です (10月)
上写真と同じところから眺めた雪景色 (12月)
写真右方の草のあちら側に上述の温浴露天風呂がある以外に女性専用風呂(わりと広い)やその他浴室が並びます
建屋が古風で素敵です。ただ、そこの浴場の湯温は熱めなので私はあまり入りません
湯治棟(写真上はその2階)手前にある水車。かつては発電用にも使われていたそうです
小川の上の渡り廊下右には、普通の男女別浴場(シャワー等設備つき)があります
本陣前に作られたかまくら(小さくて中には入れません)。ろうそくの灯りが素敵です (2月)
湯治棟2階の部屋から本陣を眺めて (12月の未明)
本陣奥の事務所前から入口方向を眺めて (2月)
本陣
左半分には広めの家族部屋が5室、右半分は食事部屋等 (10月)
受付事務所
売店
事務所の前にあります。食べ物が多いので宿泊中のおやつも買えます
温浴露天風呂
大浴場(温浴露天風呂)です。湯温は ぬるめ(測ったのではないですが39℃くらい?)で連続30分でもぼ~っとつかっていられるのが最高の魅力です。硫黄泉系のにごり湯なので他の客や自分の体を見ないで済み、混浴ですがそれゆえか女性をよくみかけます(写真奥等に女性専用露天風呂もあります)。週1日のある時間帯以外は24時間いつでも入れるのもよいです。照明が殆どないので夜空の星(5分でもいれば目が慣れて一面に見えてきて感動します)や、夜明け(写真は4月の午前5時前の未明)、そして時にはちらつく雪を体感しながら至福の時を過ごすことができます。この露天風呂に付属するのは着替え部屋とその隣の小風呂だけで、シャワー等はもちろん洗い場もありません(それらを望む際は下写真新棟の一般浴場へ行きます)
一般浴場入口(新棟)
新棟内の内湯。シャワーが備えられ、シャンプー類も置かれている一般風呂です
湯治棟
2階建てで、各湯治部屋は1~2人用の6畳くらいの広さの和室です
湯治棟の階段室
古い和風建築によく見かけられる大きな窓です
湯治棟の階段室(上写真階段の下側続きです)
湯治棟の休憩室
集まって話などができます。貼ってあるポスター類はとても古いものばかりで見ていて楽しいです。飲料自動販売機も置かれています
湯治棟2階
湯治棟の一室
古風で静かな雰囲気が好きです。各室せいぜい1~2人迄ですから周りが騒がしいこともありませんでした。本陣や新棟には一般客室(家族部屋)もありますが、この宿にはいつも1人で泊まるのでこの湯治棟にしか泊まったことがありません。冬は二重窓の間を冷蔵庫として飲物を冷やせます

湯治棟の客室は約6畳強の広さの部屋ばかりで、1人旅歓迎が嬉しいです。その和室部屋が居心地よいです。2人1室での宿泊(男女カップル、女性2人)もみかけられますが、湯治棟でそれより多い人数で1室の宿泊はないのでしょうし、やはり1人客が多いです。
室内は一見、旧来の電球照明で雰囲気上々ですが、よく見ると電球色LEDです(さすが!)。ただ、暗いので読書にはきつく、明るめのLED電球を持って行って宿泊中は換えていたこともありました。
座卓にPCを置いて何か書いているか、読書(マンガ)か、万年床(6畳あるので大丈夫)のふとんにぼ~っとして転がっている(主にこれ)か、眠っているかです。
変な時刻に目覚めた時はたいていお風呂に向かいます。それが24時間いつでもできるのがこの宿のよいところです(週1回のある時間帯を除く)。

長めに泊まれば(1週間はいられませんが)やや退屈することもあります。どこにもテレビは置かれていませんし、新聞もあまり見かけません。
2022年時点で湯治棟ではWi-Fiはあっても、携帯通信はdocomo系だけであったそうです。メールは時々チェックしていましたしネットも可能ですが、ここに来てネットは殆どやりませんでした。
夜は持ってきた音楽を流すこともありましたし、radikoでご当地局を聴くこともありました。方言混じりのAM系局が楽しかったです。奥地ゆえラジオを電波で聴くことはできませんでした。

エアコンではないですが強力な旧式暖房機が置かれ、調整すれば寒くも暑すぎもなく過ごせます。乾燥するのでタオル掛けに数枚のタオルを吊るして時々ペットボトルで湿らせればカサカサにはなりません(ただ、タオルは数時間で乾いてしまいますが)。 夏には温泉には行かなので夏の鶴の湯を知りませんが、クーラーは要らなさそうです(秋田の山奥ですが、最近はどうでしょうか?)
ある日の夕食。右下はきりたんぽ鍋です。1日目、2日目… と決まったメニューがあるようですが、より多く連泊すればいくらか注文にも応じてもらえます(今日はきりたんぽ鍋がいいなとか)
こういうメニュー、あと焼き魚や山の芋鍋(下写真)等)はなかなか私には好みなのです ♪
夕食には焼き魚が付くことが多いです。鍋は 鶴の湯温泉名物 山の芋鍋(本陣の食事部屋にて)
上掲の 鶴の湯温泉名物の 山の芋鍋。毎夕あってお代わりもできます(右は食事部屋の古い貼紙)
ある日の朝食
1日中宿に居るなら 昼食にカレーやラーメン、うどん等を注文できて部屋で食べられます(朝に予約)。売店で買える右下の鶴の湯温泉名物の饅頭 つるまん(こしあん)も美味しいお菓子です
アルパこまくさ
秋田新幹線 田沢湖 駅と鶴の湯温泉の間の中継地です。田沢湖駅との間は写真のバスで往復し(片道約35分)、鶴の湯温泉との間は宿の送迎バスで移動します(片道20分くらい?)。アルパこまくさには自然展示館と露天風呂があって田沢湖を臨めます(閉館期間も多いようです)。なお、宿にはオープンで十分な駐車場があります
田沢湖
アルパこまくさのバス停近くからの眺めです


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