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業パ(業務委託+パート)のすすめ


脱正社員という選択肢

私は今年の3月でどこか1つの会社にだけ所属するという働き方を辞めた。新卒からいくつか転職をしたものの、これまでは正社員や契約社員という雇用形態でどこかに専属という働き方しかしていなかった。

しかしながら、昨年4月の私立小学校への転職を機に、自分の生き方・あり方・働き方を見直した結果、どこか1社に自分の時間を捧げ、その対価として毎月決まった給与+年に数回のボーナスという安定したお金がいただけるということを実験的に手放してみることにした。

心身共に健康なら正社員になって働くのが当たり前と思って生きてきた。転職するにしても1社どこかから内定をもらってから、今の会社を去ること。それが安心で安定、そう思って疑ったこともなかった。

けれど、その安心安定が私はしんどくなった。

これいつまで続ければいいの?」

営業職で同世代の女性としては、それなりに稼いでもいた方の私だったが、そういう思いが募るようになっていた。子どもも2人いるけど参観日も行事も行けないし、土日も来客があるからなかなか休めず家族で出かけることもない。お客様優先で、大事な商談であれば休日も会社へ。帰宅したらへとへとで子どもにも優しくできない。家の中も汚いし、料理もいつも手抜き。こういうゆとりのない生活を続けた先に、何があるんだろう。マネージャーになれるかもしれないし、昇進して課長・部長職にはなれるかもしれない、けどそれはいつ?会社は約束してくれるわけじゃない。そうやって私は長いものにどんどん巻かれていく。それでいいのか。。。そう思って、転職した。

転職先は大学で免許も取っていた小学校の教員。
けれども、これがまたしんどかったのだ!笑

魂が震えない。身体も心も仕事して嬉しいと感じられない。何をしたらいいか、分からない。こうしたい、ああしたい、営業職の時には自然と湧き上がってきたような情熱がここにはなかった。通勤距離も長かったので、拘束時間は長くて自分の時間は搾取されているのにお世辞にも給与は高くはない。嫌気が差すのも時間の問題だった。

ここで、自分の在り方を問い直す必要が出てきた。私は何が嫌なのか、苦しいから、まずはやりたくないことを手放すことに決めた。嫌だったのは、自分の時間を自分の裁量でどう使うか決めることができないこと。強制的に毎日嫌でも同じ人間と対面して同じ空間で仕事しなければならないこと。これを手放すには会社員を辞めるしかなかったのだ。

フリーランスになれなくていい

会社員を辞めることを決めた私はこれまでの営業経験を引っ提げて、フリーランスという何やらかっこいいその職業なのか、肩書なのか、ふわふわとしたものになろうとした。
けど、結果から言うとなれなかった。
私の営業経験なんてプロの世界では通用しないということは分かり切っていたことだったし、営業のフリーランスで求められるスキルは会社員で求められるものと違う。もっとゴリゴリのものだ。会社の看板無しで自分の営業力だけ食べていくなんて、まずすぐには無茶なことだし、会社員として十何年営業力をひたすら磨き、業界内でも名の知れた方ならまだしも、2年そこらの私がフリーランスなんて、大それたことをよく言ったもんだと思った。
差し迫った生活があるので、何だか少し負けたような気持ちで、パン屋のパートに応募し、週3日半日パート勤務をすることにした。
当初はパートなんてと少しバカにしたような気持ちだったが、パートタイムの旨みを私はしっかりと感じることになる。時間さえ注ぎ込めば安定的に収入が得られる。そして正社員ほど拘束されるわけでもなく、家にいられる時間もあって生活に余白がある。好きな分野に気軽に挑戦できるのも大きなメリットだ。私もこれまでは趣味で作っていたパンに関する仕事をパートとして選んだ。独学で学んでいたこととは違う知識、経験を得られることは新鮮で全てが学びになった。多少の煩わしい人間関係はあるものの、数時間頑張れば解き放たれるし、毎日会わなければいけないわけでもない。すごく気楽だった。これまで頑張らなきゃと肩に力が入っていた私にとってちょうどよかった。


業パでプチ自営業者へ

しかし、安定している代わりに収入の伸びしろが低いのがパート勤務。ここはやはり営業としての経験を活かしたことも同時並行でしていくことで、収入を少しずつ上乗せしていくことを考えた。
業務委託で在宅で仕事できる案件を、大手のクラウドソーシングサービスを使って探した。なかなか契約にいたらず苦戦したが、ひたする応募、面接を続けて3か月目でようやく契約してもらえるところが見つかった。しかもめちゃくちゃ好条件。ニッチな商材ということで、応募者が少なかったところに私が経験してきた商材が近接業界で上手くマッチできた。平日のみ3時間程度、しかも時間帯も自由。いい条件のところも少なからずある。希望を捨てずに応募し続けてよかった。
こうして半日パート週4日勤務+半日業務委託の在宅ワークというWワーク生活が始まった。

パートで最低限安定した収入を得て、精神的な安心を得ながら、業務委託の仕事で収入アップを狙っていく。この組み合わせはこれまで会社員で働いてきた私に自営業感覚も芽生え育てていくきっかけにもなった。どう自分の時間を使っていくか、投入したリソースがどう結果に反映していくのか、試行錯誤、実験の繰り返しだ。経験を積んで実績を出せば、より好条件の業務委託案件ももらえる。その希望がある。

いきなりフリーランスなんて、自分のスキル1本でやろうなんて、身投げするも同然。自分に安心材料をつくってOK!安心して挑戦できる環境をつくって、時に思い切りやってみたらいい。業パは30代のキャリアに悩む女性におすすめの働き方です。

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