釣行記-072【行くぜ、東北ッ!】
どうもこんにちわ。釣行記の072回目でございます。
「なにもこの時期に。。。釣りなんて」ってのは確かにあります。でも、なんていうか、自粛と萎縮は違うわけだし、完全な自衛と感染および伝染防止対策を徹底すればなんとかならんのかね、という気構えでやってみた次第です、今回。
また、個人的には、平日も休日も、ワキの甘そうな人には会わない、3人以上知らない人がいる場所には極力寄り付かないを徹底しております。徹底、というか自然にそうなってるだけなのですけどね!友達少ないのでね!!

そして出航です。
前場

近いとこでやるのかな、と思っていたら意外に走ります。
今回の目標は以下。
・巡り会う魚種の増加。できれば10種類
・新配備したロッドで釣る

ジェットセッター510Cアマゾン。
・えんがわ食べる
こんくらいですかね。いつもながら思うのは、事前に聞いてる話がまるっと嘘だとしても、逆に全部ほんとだとしても、いずれにしろ自分の目で見て、そして釣って経験しないと身にならないということです。
今回、事前に「デカいやつが釣れる」とは聞きましたが、知らない人の話ですので、話半分に聞いておいて、まぁちょうどいいのが釣れるといいよね、くらいで臨みました。つまり、いつも通りテキトーにやる、そういうことです。なのでタックルもいつも通り、弱いのからふつーのまで4種ばかり揃えていきました。
ポイントに到着し、始めます。
今回、結構、というか相当楽しみにしておりまして、事前に話があった120gくらいのジグを大量に配備していました。でもなぜかタイラバから始めます。それもタイラバを始めたごく初期によくわかんなくて買ったけど、多分釣れないので使わなくなったやつで。ヘッドも鉛のテキトーなやつ。東京湾以外の魚はテキトーでデタラメなタイラバほどよく釣れるイメージがあるからです。これはイメージというより偏見ですね。偏見に満ち満ちた釣行でした、今回。
なんたって同行者がひどい。道中、不美人な人の話になり、「ブスはパン工場で働いている」とか「でもブスなのでクリームパンは作らせてもらえなくてあんぱん作ってる」とか、なんていうか、人格を疑います。
それはさておき、程なくミヨシに居た中乗りさんが70cmくらいのヒラメをキャッチ。こんなに簡単に釣れるのですね。遠目に眺めてましたが、ジグは超スローかつ超長めにスライドさせて釣っていました。
一方、こちら方面ですが、背面にいる方が上手な方なので、ぱたぱた釣っていきます。ぼくは左舷でやっておりましたが、ミヨシ方面は順調。ブスあんぱんの後輩は胴の間。彼は素人から毛が全部抜けたような謎の釣果をいつも残すので侮れないのですが、まぁ釣れてないです。ぼくなんてそりゃ釣れません。
30分ほどやりましたでしょうか、こりゃダメだな、そう認識し、真面目にやることにしました。なら最初から真面目にやれよ!!
タイラバ、ヘッドをタングステンに変え、ネクタイも一軍から投入します。ようやくいつも通りですね。そして一投目でほうぼうキャッチ、と。やっぱり真面目にやんないとダメですね。
そのため次の流しでは早々にシークレットなウェポンを投下します。

釣れる、らしい。510cでチャレンジです。このロッド、キャスト用なのにジギングに使われるとは夢にも思ってなかったでしょうね。そしてこの後、さらなる奇跡が発生します。
数投目、何かが乗りました。ポイントは明確なバイトがないまま何かが乗ったことです。そしてまぁまぁ引くんですよ、このバイト。ロッドもいい感じにしなりまして、「へっ、頑張ったってこっちの勝ちだぞ、おい」と小遊三師匠みたいにニヤニヤしながらぐりぐり巻き上げます。途中、たまにドラグが効きます。
程なく上がってきます。が、何?死体?これ?アフロの人の屍体?ギリシア神話に出てくる怪物のカツラ?

うねうね動いてました。クモヒトデの仲間のテヅルモヅル、みたいですね。釣れるとは聞いていたけど、ヒデヨシすごいな、こんなの釣るなんて。。そしてジェットセッター510C可哀想だな。。。初手合わせがメデューサなんて。。。
しょんぼりしながら続けます。もうこの時点で今回釣れる気は全くしません。YAKEKUSO気味にタイラバを落としては巻き、落としては巻き、羊を数えながら繰り返します。で、隣で何か釣れたみたいなので、お手伝いしようと思い回収モードで早巻きを開始した刹那、きました。きましたよ!!

70cmちょっと、3kgくらい。でっかい。今回のアベレージサイズだけど、ふつーに考えると結構でっかい。東京湾で釣れたらなかなかのフィーバーになるおおきさ。
詳細を申しますと、高速リフト中のタイラバで釣れました。そんな動きにアタックしてくるなんて、まぁ大抵、青物だったりするわけですよ。直前にみよしでもイナダが釣れてましたので、まぁその辺の何かなんだろうな、と思いつつファイトです。タイラバタックル、ロッドはジャッカルのエクストロなもんで、曲がること曲がること。Uの字くらいに曲がるもので、周囲も何か大事(おおごと)なんじゃないか、と思い応援に駆けつけてくれました。やめてください、来ないでください、ロッドが弱いだけです。しかもラインはPE0.6なのでいつぶっちぎれてもおかしくないと思います。
「これヒラマサじゃない?」等、いわれました。でも「ヒラ」はあってますが「マサ」じゃなくて「メ」です。すみません、本当にすみません、曲がってるのは単に竿が弱いだけです。ドラグが出ているのはぼくのYYGG(ゆるゆるがばがば)セッティングのせいです。魚は至って普通だと思います。
東京湾ではやったら怒られるくらいに竿をおったて、存分にファイトして試合終了。ありがとう、ヒラメ。ヒラメフォーエバーです。
『この味がいいね』と君が言ったから七月六日はサラダ記念日。俵万智さんはこう詠みましたが、まぁなんだっていいわけじゃないですか、記念日なんて。『ヒラメを釣りたいね』と僕が言ったから六月十四日はヒラメ記念日、でもいいわけですよ。実際そんな感じでヒラメを釣りたいと思ったのですが、満足いくヒラメが釣れるまでに7年くらいかかりました。長かった。
この後、ぽちぽち釣れます。タイラバだけではヒラメ勢の栄養が偏ると考え、ジグに変更しまして、シーフロアコントロール社のシークレットレクターどっかの限定カラー、でジャークで釣れたり、改めて投入したヒデヨシでフォールで釣れたり、まぁ試す策は全部うまくいきます。
こうなってくると、どこまでいけるのか試したくなります。そうしたわけで、問題児を投入します。

こんにちわ。jigggyです。
セブンスライドもそうなのですが、地方で盛り上がってるルアーで、東京湾で通用するのって中井チューンくらいだと思うんですよね。セブンスライドとか話にならないし、アンモナイトもダメ。当然、こいつで東京湾でマダイを釣った、なんて話は聞いたことがありません。別に東京湾が偉いわけじゃないと思うけど、まぁまぁシビアなのよね。なんたって中井一誠さんもボウズになるフィールドだし。巻きが速すぎ。ただ、これを勧めてくれた後輩は東京湾でホウボウを釣ってました。
一方、コンセプトは好きです、jigggy。なので、釣れないのはわかっているけれど、なんとか釣らせてあげたい、そんな親心が芽生えるわけです。画像見ればわかる通り、二個買ってるわけなんですよ、コンセプトが好きなのでね。
投下して間も無く、ミスバイトが発生します。なんていうか喰ってる魚も喰われてるルアーもダサい、みたいな感じのバイト。どっちか真面目にやっとけよ、ボケ、と罵りたくなるバイト。ふつーであればすぐに干しますが、そこはちょっと片目をつぶり、大目に見てあげて続けますと。。。

で、釣れました、たぬきめばる。
やったじゃん、jigggy!!頑張ったじゃん、jigggy。ゆがんだ煙を見つめながら釣ったじゃん、jigggy。あてにならねえ明日を占いながら成果だしたじゃん、jigggy。いつもよりは少しましな釣果じゃん、jigggy。泣き出しそうな空どころか晴天だけどな!!
ところで残念なことが一点。マソイ、で認識しちゃったのですが、マソイってこのたぬきめばるとキツネメバルで構成されているようなのです。たぬきめばるは体央の模様がくっきりしていて、ヒレの縁が白い。キツネは全般的に黒っぽい、そんな違いのようです。数匹釣りましたが、全部マソイと思っていました。無念。

わかんないよね。
で、この時点でいろいろやりきった感が出てきました。賢者タイムです。出すもの出した感じ。しかし最も驚くべきはこの時点でまだ9:10、しかもam。
この後はたらたらやりながら後半戦に備えます。で、頃合いを見て冷やし中華を投入します、自分に。喝を入れるために。

前回のねぎなんちゃら冷やし中華をアゲインしたくて、いわきのセブンイレブンを虱潰しにあたりましたが、どこにも売っていない。しかたないのでこれにして、で、ちょっと物寂しいので、トッピングを追加。かにかまと迷いましたが、思い切ってロースハムにしてみました!!
これを見て「左上?なんですか?」と思う人もいるかもしれませんが、マヨネーズです。
実際問題、ぼくの故郷山形ではかけません。ていうか、うちはかけませんでした。でも昔おつきあいしてた福島出身の女性は「いつもかける」派。というか、店で冷やし中華を手配して、マヨネーズがなかったら「店主をよべ」と凄むくらいの極右でした。
そんな乏しい経験ですが、せっかく福島に来たのだし、船長とも仲良くなりたい、それであれば食文化を共有するのが近道、と考えベタな営業手法としてネタ的にマヨネーズをフルサイズで持ってきたわけです。というのは半分ほんとで半分うそで実際うまいよ、マジで。船長たちも「いつもかける」派だったしね。
ただ、ハムはやりすぎかな。。。と思い、この場では消費しなかったため、後日、車中に数日放置されることとなり、廃棄されました。いろいろすみませんでした。
で、冷やし中華食べて前場終了。おつかれさまでした。
後場
大きく移動しましてやっていきます。漁礁です。前場で「ここはまぁいいけど、漁礁行ったら結構厳しいかもな。。。」と船長が言った通り、さっぱり釣れません。飽きてきたので、船内に落ちていたオブジェクトでいたずらします。

生きていれば「ライブベイト」なのでしょうがこれは死んでいます。「デスベイト」でよろしゅうございましょうか?投下後、いわしだけ食べられておりました。うまいこと食べるもんだな、魚たち。
まわりはぽちぽち釣ってますが、ソイとかです。問題はブスあんぱんな後輩。いつも行き当たりばったりでやってるくせして、ホシガレイ、クロソイ、アカメバル、ウッカリカサゴと順調に魚種を伸ばします。
わたしはここまで、ほうぼう→テヅルモヅル→ヒラメ→たぬきめばるの4冠王。自分的にぜひ優勝したいので、イシナギ、クロソイも追加したい。出来ればアカメバルもホシガレイもマコガレイもアイナメも、なんならたけのこめばるも、せっかくなのでたけのこの里も。。。がんばらないと。。。

いやあ、がんばった。いしなぎはつれなかったけどまた次回ね。
で、上がります。ここまで、釣れた魚は大抵殺害して生き血をヌイてました。途中から船長も「シメるのすきだろ?あんた?」と殺人鬼扱いでした。で、釣っては殺し、都度、クーラーに入れる段取り。気がつくとクーラーは数十キロの半ばになっていて、我が愛車、英語で言うとマイ・カーであるところの大漁丸に積載しようとするも重すぎて断念。仕方ないので一度中身を全部出してから箱を大漁丸に搭載して、その後魚を入れるという、二段階右折的な段取りで帰郷しました。お疲れ様でした。
えんがわ

釣った魚は全て馴染みの割烹に預けました。そして程よく熟成され、クラスチェンジしたひらめ達がこちら。明らかに美味い。下2段は間違いなく今回のヒラメで、トロといくらに挟まれたヅケはもしかしたら今回のソイかヒラメかも。他は仕入れのやつですが、仕入れよりも圧倒的に美味しかった。うにがいい勝負してたくらい。お疲れ様でした。
今回まとめ
・ヒラメであれば、ゲキ弱タックルでイケる。でも細糸で釣るのはそろそろ飽きてきた感じ。むしろ「何したいんですか?」と聞かれるくらいの、そうだな、PEで言えば20号とかかな、でタナゴとか釣ってみたい
・冷やし中華のトッピング、もっと慎重にしようね
・ジャークで食わせるパターン、フォールで食わせるパターン、その間にある、「はい、フォール、とおもわせてジャ、と思った?フォー、ジャです、ジャークです、でもほんとにジャーク?クラッチ切ってるよ、はいバイト!」みたいなやりとりがなかなか痛快
・ここでは重めの水押しが強いジグがよさそうでした。次回行くことがあれば、ていうかもう予約したんだけど、180gくらいのジグ中心でいきます
・タイラバもシマノのフラットバクバクとかセブンスライド、シーフロアコントロールのアンモナイトみたいなバタバタ系が良さそう
