自己開示しないと、人生詰みゲー?!《コミュニケーションの基礎知識》
自分をさらけ出すための話



■自己開示の重要性
あなたは自己開示していますか?
自分の内面を知られると、嫌われるのではないか?
とビクついて、自分をさらけ出せない人も多いのではないでしょうか?

確かに、自分の事を話すのは怖い事です。
私は、私を含むすべての人間生命が、その内側に狂気を抱えているが、それを心の奥深くへ仕舞い込んでいる為に、『社会』というモノは成り立っていると思っています。
なので、内側の狂気を爆発させたら、
『キモっ☆、変態ッ、このブタ野郎ッ!』
と思われるのではないかと、ビクついてしまうのはある種当然の帰結かもしれません。

しかし、実際の所、自分を開放して他者とコミュニケーションを取ると、相手は『気を許してくれている』と感じ、その想いに応えるかの様に、心を開いてくれます。
だから、『昨日、コップの縁を舐め回してたら一日が終わったよ。』とか、
『昨日の夜は、白飯にコーラをぶっかけてお茶漬けみたくして頂いたよ。』とか、
『最近、息を吸う×6、息を吐く×2を繰り返す呼吸法に変えてみたんだけど、どう思う?』とかの
トチ狂った発言をしなければ、『キモっ☆、変態ッ、このブタ野郎ッ!』とは言われない訳なんですよね。

相手が心を開いてくれるこの作用は、
『返報性の原理』に似ています。
返報性の原理とは、相手から施しを受けた際には、自分も積極的に施し返さなきゃ、という気持ちになる事をいいます。
よくデパート何かにある試食コーナーは、この『返報性の原理』を利用して、あえて施しを与える事で、お客さんが『恵んでもらったから商品を購入して恩を返さなきゃ』と心理的に思わせて購買させるという目的があるのですよね。
怯える子犬の様な警戒心をもつ私の様な小心者は、『試食をさせるなんて何か裏があるに違いない』と直感的に感じて、逆にそこには立ち寄らないのですが、普通の人はこの行動経済学の原理に従って、購買行動を起こすのでしょう。

話が少し逸れましたが、つまり自分の事を開放して相手に伝えると、相手もそれに応えようとしてくれるので、円滑なコミュニケーションが実現する訳なんです。
たいていの人は、内に秘めたる想いを話してくれた事に、『特別感』を感じます。
その特別感は、直接『好意』に変換されて
相手の身体に染み込んでいきます。

しかしながら、ここで言う『変換』は無意識化で行われるので、こちらが自己開示したが故に、相手も心を開いてくれているという原理に気づくのは難しいですし、
この記事を読んでも尚、『そんなハズはない。』と狼狽してちゃぶ台をひっくり返す読者の方もおられるかもしれません。
分かり易いイメージとして、『ペルソナ』という面白RPGゲームを思い浮かべて下さい。
このゲームでは、イベントが発生する度に、
相手との親密度が上昇します。
親密度は9段階にメモリ分けされ、
向上する事に相手との親密な会話が展開されます。
現実界もこれと同様です。
自己開示を行うと親密度メモリが1アップし、より新たな人間関係のステージへ足を踏み入れる事が出来る様になります。

■自己開示で対人恐怖を克服
自己開示を行う事のもう一つの作用として、
無駄な対人恐怖を感じずに済む点があります。
人は、自分の内面を隠そうとする時に、
他人に対し最も強い恐怖感情を感じます。
だから、あらかじめ内面を開示していくと、対人恐怖を感じにくくなり、人とのコミュニケーションを円滑に図る事が出来る様になります。

私は、社会不安障害で、この得体の知れない
『対人恐怖症』と長年対峙してきました。
答えが見つからず、人と接する際には、
ずっと辛い思いをしてきました。
その典型である飲み会なんぞは、地獄の釜の中で、鬼たちが晩酌を酌み交わしている様にしか思われませんでした。
そんな惨憺たる状況だったので、当時の私は常に、人の波に煽られ、蹂躙されて、精神をすり減らしていました。

しかし、『自己開示』の大切さに気づいてからは、徐々に異常な対人恐怖症状から解放されてゆきました。
相手にオープンマインドで接する事で、人とコミュニケーションを取る事に、喜びすら感じる様になりました。
これは、私の人生を振り返っても、
一番大きな変化といって過言ではないです。

現在では、『自己開示』した結果、嫌われるのなら、『相性が悪かった』という結論に落とし込む事で、自己開示を阻害しない様に努めています。
自己開示をするのはたいへんに怖い事ですが、初めの一歩は、好きな食べ物とか好きな芸能人とかで良いので、少しずつ自己開示する方向へ自分の指針を定めていくと、人生は驚くほどに好転していきます。
勇気をもって『自己開示』する、
あなたを応援しております。

おわりに
人との会話を円滑に進めるために有用な書籍を紹介します。
『人を動かす会話術』岡田尊司著です。
対話の基本は、相手に話をさせる事であり、自分の考えを押し付ける事ではない。などの会話術における本質を明確に指し示す良書です。会話が上手くいかない人は、是非この本を読んで、会話の組み立て方について学んでみて欲しいと思います。あなたが上手く会話できないのは、会話の捉え方に問題があるのかもしれません。
最後に、
『mimic wood owls』という名で、
エレクトロ音楽創りに専念しております。
今回は、
『これであなたも空を飛べる、拡張羽根キット』が発売された。鳥類であるにも関わらず飛べないペンギンたちは、欲望をたぎらせて、お店の前に長蛇の列を作った。ペンギンが空を飛ぶ事が当たり前になったのは、この後の話。
という可愛い曲です。
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