本日(12/25,木曜日)発売の本 個人的注目メモ 4冊

※発売日は版元ドットコムに準拠

■自由の弁証法 マキシン・グリーン(著) -  勁草書房 | 版元ドットコム

紹介 興味・関心ポイント
自由の探求の過程、それに伴う対立や葛藤について論じ、現代社会における自由概念を教育の課題として再定位する古典的名著の邦訳。

「自由社会」とみなされるアメリカで、女性や移民、マイノリティはいかに自由を探求し、その過程ではいかなる対立や葛藤があったのか。グリーンは、文学・哲学・歴史学・教育学などの諸領域を横断しつつ、自由・可能性・イマジネーションの相互関係を検討。教育におけるアートの役割を「可能性のビジョン」へと導くものとして論じる。
【原著】Maxine Greene, The Dialectic of Freedom(Teachers College Press, 2018)
目次

訳者はしがき[木村 浩則]
序文[D・ボブ・ゴーウィン]

はじめに
第一章 自由、教育、パブリックスペース
第二章 アメリカのパラドックス、アメリカの探求
第三章 私的なものから公的なものへ――女性たちのしごと
第四章 多様性、複数性、共通世界
第五章 教育、アート、熟達――自由の領域に向けて

訳者あとがき――マキシン・グリーンの思い出と『自由の弁証法』について[鈴木 大裕]
参考文献

■最新科学が覆す 体にいいのはどっち? 山田 悠史(著) - サンクチュアリ出版 | 版元ドットコム

紹介 興味・関心ポイント
\ニューヨークの専門医×最新論文で解き明かす/

・サウナと入浴はどっちがいいの?
・健康診断とがん検診はどっちがいいの?
・牛乳は体に悪い?
・肉食の人が長寿って本当?
・朝の運動と夜の運動はどっちがいいの?
・最良の睡眠は?

日々流れてくる健康神話について、日本の医療業界に忖度なしで答える新常識100

CHAPTER1 体にいい「健康診断・医療」はどっち?
健康診断って毎年受けないといけない?
人間ドックより、国がすすめるがん検診のほうが大事って本当?
がん検診の胃のバリウム検査って受けたほうがいい?
体温を上げると健康になるのは本当? 
風邪やインフルエンザの治療に「抗生物質」は必要? 
「頭痛薬」が実は「頭痛」の原因になるって本当?
血圧を下げるのに、いちばん効果的なのは減塩?

CHAPTER2 体にいい「食事」はどっち?
白湯って本当に健康にいい? 
牛乳は体に悪い?
コーヒーを適量飲めば、病気のリスクが減るは本当?
野菜を食べるなら、オーガニック野菜のほうが体にいい?
グルテンフリーは健康にいいの?
ウコンが2日酔いに効くのは本当?
赤い肉を食べる人は健康長寿って本当? 

CHAPTER3 体にいい「運動」はどっち?
20分以上運動しないと、脂肪は燃焼しないのは本当?
走りすぎが体に悪いのは本当? 
夜の運動より朝の運動が体にいいの?
無酸素運動より有酸素運動が体にいいの?
個人スポーツよりチームスポーツのほうが健康にいい?
太極拳が不眠症に効くのは本当? 

CHAPTER4 体にいい「睡眠」はどっち?
睡眠のゴールデンタイム(22~2時)は本当にある?
1.5時間の倍数で睡眠をとったほうがいいの?
ショートスリーパー(でも平気な人)は本当にいるの? 
寝る前の読書はいいの?
分割睡眠でも、連続睡眠と同じレベルのパフォーマンスを発揮できる?
より快眠できるのは、硬めのマットレス? 
快眠のために避けるべきなのは、カフェインよりアルコール?

CHAPTER5 体にいい「健康法」はどっち?
生きがいがある人が長寿って本当?
瞑想は健康になるの?
サプリメントは気休め?
体を温めるのに効果的なのは、入浴よりサウナ?
自然の中に行くと健康になる?
犬を飼っていると健康になるって本当?
風邪を引いたら加湿器を使ったほうがいいの?
ネギを首に巻くと風邪は治るの?

■「心の不調」の脳科学 脳の中で、何が起きているのか 加藤 忠史(編) - 講談社 | 版元ドットコム

紹介 興味・関心ポイント
シリーズ累計6万部! 『「心の病」の脳科学』に続く最新作!

【予兆を捉え、予防するには】
精神疾患と診断されなくても、「心の不調」を抱える人は
ストレスの多い現代社会で増加しています。
うつ病、発達障害、摂食症、心身症、睡眠障害、子への虐待、
スマホやギャンブル依存、強迫症、愛着障害、PTSD、
老年期うつ病、認知症、双極症、統合失調症……
全ての症状は「脳の変化」から生じますが、
脳内で、いったい何が起きているのでしょうか。
発症前の予兆を捉える方法から、治療法の開発まで、
脳科学の視点で挑む16名の研究者たちが、最先端の情報を惜しみなく解説!

■本書の構成
第1章:「ストレス」で心と身体の不調が起きる脳内メカニズム 
    ーー心身症・摂食症 〈関口 敦〉
第2章:ゲノム研究を精神疾患の臨床に役立てる〈池田匡志〉
第3章:「親子関係」が脳と心の不調に及ぼす影響  
    ーー虐待・小児期逆境体験〈黒田公美〉
第4章:子どものうつ病・双極症をどう見極めて治療するか 
    ーー精神疾患の大半は小児期から現れる〈内田 舞〉
第5章:思春期に現れる統合失調症の予兆を捉える〈小池進介〉
第6章:ギャンブルやスマホがやめられない脳と心 
    ーー発達障害と思春期にも多い依存症〈高橋英彦〉
第7章:中高年期のうつ病や認知症を可視化して予防する 
    ーー新型コロナ後遺症、双極症、頭部外傷……タウ蓄積が関与するさまざまな「心の不調」〈高畑 圭輔〉
第8章:夢を見る「レム睡眠」を解明して 「心の不調」の治療を目指す 
    ーーうつ病 ・ 認知症 ・ ASDとレム睡眠との関係〈林 悠〉
第9章:自閉スペクトラム症に効く「世界初の治療薬」を開発する 
    ーーオキシトシンでASDを治せるか〈山末英典〉
第10章:精神展開剤(幻覚剤)で精神医療を変革する
    ーーうつ病、不安症、強迫症、依存症、PTSD などに治療効果〈内田 裕之〉
第11章:脳の働きを整えるニューロフィードバック療法 
    ーー脳科学の進展を「心の不調」の治療につなげる〈三崎将也〉

■コラム
●双極症と人類の進化〈加藤忠史〉
●ギフテッドと「心の不調」〈池澤 聰〉
●「強迫症」の脳では何が起きているのか? 〈中尾智博〉
●眼球運動による心理療法 「EMDR」 でPTSDを治療する 〈市井雅哉〉
●腸内細菌と「心の不調」の関係 〈功刀 浩〉

■ポスト・ヒューマニティ時代の宗教 古荘 匡義(編) -  勁草書房 | 版元ドットコム

紹介 興味・関心ポイント
ポスト・ヒューマニティと呼ばれる現代の思想潮流において、「宗教」概念と、それを信仰する「人間」そのものを問い直す。

「宗教」という概念を批判的に捉え直す「宗教概念批判」の視点は、現代の思想状況の中でどのようにアップデートできるのか。多神教やポスト世俗、グノーシス主義、パレスチナなどの概念の再考と、フーコー、バトラー、レヴィナス等への考察を通して、現代の宗教や社会が抱える諸問題を論じ、宗教学・宗教哲学の可能性を提示する。
目次
序章 いま、いかにして「宗教とは何か」と問いうるか[古荘匡義・藤井修平]
 一 ポストヒューマニティと宗教研究
 二 本書の「宗教概念批判」という視座
 三 本書の成立と構成

第Ⅰ部 ポストヒューマニティ時代の宗教概念

第1章 宗教概念批判からは何が得られるのか[藤井修平]
 はじめに
 一 宗教概念批判と宗教学批判
 二 宗教概念批判を整理する
 三 宗教概念批判が問いかけるもの
 四 宗教概念批判の多様な帰結
 五 宗教概念批判以後の宗教学について
 おわりに

第2章 ポストヒューマンとポスト世俗化――公共圏の変容をめぐって[清家竜介]
 はじめに
 一 人間性の危機とポストヒューマン的転回
 二 近代的「人間」像とその問い直し
 三 ポスト世俗化と公共圏の変容
 四 ハーバーマスの世俗的理性に対するタラル・アサドの批判
 五 ポスト世俗的公共圏の限界とメシア的世俗主義

第3章 「多神教」は哲学においてどのように語られてきたか――近代のいくつかの事例を手がかりとして[山根秀介]
 はじめに
 一 「一神教」に劣る宗教としての「多神教」
 二 「一神教」のオルタナティヴとしての「多神教」
 おわりに

第Ⅱ部 生きられた宗教をどう捉えるか

第4章 宗教体験談の図式化によって何をみるか[猪瀬優理]
 はじめに――宗教概念批判と宗教体験談
 一 宗教体験談を捉える視点
 二 オブジェクト指向言語UMLとは
 三 UMLをもちいた宗教体験談の図式化
 おわりに――考察とまとめ

第5章 「生きられた神秘」としての宗教哲学――姉崎正治について[古荘匡義]
 はじめに
 一 『宗教学概論』に至る姉崎の思想展開
 二 『復活の曙光』の神秘
 おわりに――姉崎正治と宗教哲学

第Ⅲ部 主体性のありか

第6章 問いとしての宗教――西谷啓治による学と哲学の実践的意味の取り返し[樽田勇樹]
 はじめに
 一 近代的な知の批判的解明(解体)
 二 宗教概念批判的言説との対照
 三 「空の場」への指示
 四 「空の立場」からの学と哲学の意味の取り返し

第7章 ミシェル・フーコーの霊性論とその向こう――神秘主義的主体論の試み[渡辺優]
 はじめに
 一 もうひとつの宗教的主体論へ
 二 フーコー・霊性・神秘主義
 三 フーコーからスュランへ
 おわりに

第Ⅳ部 宗教概念批判以降の宗教哲学

第8章 置き去りにされたパレスチナ人たち――ポストコロニアルの宗教哲学序論[根無一行]
 問いの所在――アウシュヴィッツとパレスチナ
 一 宗教概念批判について
 二 宗教哲学について
 三 範例について――宗教哲学における「パレスチナ」
 おわりに――ポストコロニアルの宗教哲学

第9章 回帰と出発のポスト世俗――ジュディス・バトラーにおけるユダヤ的なもの[坪光生雄]
 はじめに――宗教概念批判とポスト世俗の思想
 一 性の政治と世俗主義――進歩に抗う倫理
 二 想起、中断、翻訳――ディアスポラと共生の倫理
 三 生の平等へ――哀悼可能性をめぐる政治
 おわりに

第10章 グノーシス主義の回帰?――ポストヒューマン時代の宗教概念[下田和宣]
 はじめに――宗教概念批判の反省水準
 一 ポストヒューマン時代の終末論的想像力
 二 ヨナスのグノーシス主義研究
 三 「終末は近い」という期待とその失望
 四 グノーシス主義への対処とその代償
 おわりに――「宗教概念批判」の先へ

索引

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