本日(6/25,水曜日)発売の本 個人的注目メモ 6冊

※発売日は版元ドットコムに準拠

■極上の仮名 五島美術館(編) - 勉誠社

興味・関心ポイント
日本独自の文字として漢字を簡略化して生み出された「仮名」。
その書の表現は十世紀から十一世紀にかけて洗練され、特に王朝貴族により作られた美麗な写本やそこから切り出された古筆切は、いまなお我々の眼を楽しませてくれる。
日本の書の歴史を体系的に研究するために飯島春敬(一九〇六~九六)により蒐集された書芸文化院「春敬記念書道文庫」そして五島美術館が収蔵する平安時代に書かれた仮名や料紙の美しさを追求した名品に加え、日本書跡の淵源である明・清時代の中国書跡や拓本の重要作品をフルカラーで紹介。
日本の書や表装に関する歴史研究を領導する七名の研究者による論考・コラム、王朝貴族の追求した仮名や料紙の美しさを体系的に理解することの出来る図説も収載した決定版!

■お金と宗教の歴史 大愚 元勝(著) - 東洋経済新報社

興味・関心ポイント
お金の流れを追っていくと、そこに「真実」が見えてきます。
歴史というのは言うなれば、「勝者の歴史」です。争いの勝者によって都合よくつくられた物語です。私たちが教科書で習う歴史も、それは同じです。真実を知るためには、お金の流れを追うしかありません。なぜならお金の流れは、嘘をつかないからです。そしてそれは、現在の歴史においても変わりません。
本書は、宗教、お金、戦、この3つの絡まりをほぐしながら、歴史を見ていきます。
3つの絡まりをほぐすことができるのが、お釈迦様の教え=真実を見る目だと私は考えています。

はじめに─お金の流れを追うと 「真実」 が見える

序章 人は太陽、火、そしてお金を崇めた
第1部 宗教とお金の誕生
 第1章 宗教とお金、どちらが先に生まれたのか
 第2章 農耕が富を生み、そこからさらに争いと宗教が生まれた
 第3章 八百万の神の中でも、なぜ太陽神は特別だったのか
第2部 ユダヤ教、キリスト教、イスラム教
 第4章 キリスト教もイスラム教も、ユダヤ教と税金が生んだ
 第5章 教会税が大航海時代を導き、教会の堕落が宗教改革につながる
 第6章 徴税の成功がもたらした産業革命 失敗がもたらしたフランス革命
 第7章 なぜ戦争は起こるのか。世界大戦とその後の世界
第3部 仏教の誕生と広がり
 第8章 僧は「生産活動をしない」「支えられる」ことが仏教の前提
 第9章 インドで生まれ、インドではいったん滅んだ仏教
 第10章 アジアの仏教史①-- 南伝仏教と北伝仏教
 第11章 アジアの仏教史②--大乗仏教は中国、朝鮮、台湾、そして日本へ
第4部 日本の仏教
 第12章 学問としての仏教から、支配者・統治者のための仏教へ
 第13章 「偉い人のため」から「民衆のため」の仏教へ
 第14章 葬式仏教に至った江戸時代、「お金教」に絡め取られた明治時代
終章 争いの終わらない世界を生きる

おわりに

■勲章の近代史 刑部 芳則(著) -  吉川弘文館

興味・関心ポイント
国家や社会への功績を讃えられた人が天皇から授与される勲章。その制度はなぜ誕生し、いかに運用されたのか。明治政府による制度設置や、勲章外交の展開、戦争と論功行賞など、勲章が果たした役割を探りながら、叙勲をめぐる利欲や栄誉欲が渦巻く人間模様を浮き彫りにする。日本近代史に初めて勲章を位置付け、現在にまで続く制度の意味を探る。

■感情を科学する 飯高 哲也(著) -  化学同人

興味・関心ポイント
喜び,驚き,嫌悪,怒り,悲しみ,恐怖……人はさまざまな感情を持つ.このような感情はどこから生まれ,成長のどの段階で持つようになるのか.人以外の動物にも感情はあるのか.人の行動に感情が果たす役割とはいったい何か.長年精神科診療に携わり,脳研究も手掛けてきた著者が,感情とは何かという問いを,発達心理学,脳科学,精神医学,さらには社会学の知見を駆使し掘り下げる.分断や対立が深刻化する現代,人を行動に駆り立てる感情について知ることの重要さは増すばかりだ.

■別冊NHK100分de名著 集中講義 中井久夫 斎藤 環(著) - NHK出版

興味・関心ポイント
統合失調症の治療と探究、阪神・淡路大震災における被災者の心のケアなど、常に苦しむ人の心に寄り添い続けた精神科医・中井久夫。やさしさと同時に鋭い知性と深い教養を備えた彼は、優れた文筆家でもあり、臨床の現場にあって思索したことを多彩な文章で綴った。
その著作を通して中井久夫を師と仰ぐ斎藤環氏が、選りすぐりの論文・エッセイを紐解き、そこに込められた独創的な文化論や社会のあり方に対する深い洞察を丁寧に解説する。

大好評を博した「NHK100分de名著 中井久夫スペシャル」の番組テキストに、後期の代表作『徴候・記憶・外傷』を読み解く書き下ろし新章を加えた決定版!

第1章:「心の生ぶ毛」を守り育てる――『最終講義』
第2章:「病」は能力である――『分裂病と人類』
第3章:多層的な文化が「病」を包む――『治療文化論』
第4章:精神科医が読み解く「昭和」と「戦争」――「『昭和を送る」「戦争と平和 ある観察」
第5章:「記憶」がひらく新たな枠組み――『徴候・記憶・外傷』

■世界1万年の住宅の歴史 菊池 尊也(著) - エクスナレッジ

興味・関心ポイント
約700万年前に登場した人類が、
氷河期の終わりをきっかけに定住をするようになって1万年。

木材や動物の皮などを利用した簡易的な建築からはじまった「住宅」は、
環境への適応や時代ごとの文化・技術の反映を続けながら進化していきました。
その間、人間はどんな「家」をつくり、住んできたのか、

砂漠を移動する草葺の仮住まいからトルコの洞窟住居
中国あるCIAが核施設と勘違いした巨大円形マンションから
近代建築の巨匠たちが手掛けた名作住宅の数々。
そして、これからの住宅の在り方を考えるセルフビルドの家まで・・・

アジアから中東、ヨーロッパ、南米など
1万年の世界の歩みと世界中の住宅建築を写真+イラストで巡ります。

【107点の住宅を紹介】
■ブッシュマンの移動式茅葺住宅
■北米先住民のティピ
■カッパドキアの洞窟住居
■キロキティア村のトロス
■縄文時代の竪穴式住居
■黄土高原の窰洞
■古代ローマのインスラ
■ニューメキシコのアドベの家
■ジャイサルメルの砂岩の家
■パラッツォ・メディチ
■ヴェネチアのルネサンスの家
■アルベロベッロのトゥルッリ
■英国貴族のカントリーハウス
■白川郷の合掌造り
■スマトラ島の鞍型住宅
■ヴィクトリアン・ゴシックの家
■アメリカ西海岸のタウンハウス
■ウィーンのマヨルカハウス
■アントニオ・ガウディのカサ・ミラ
■アイリーン・グレイのE-1027
■ル・コルビュジエのサヴォア邸
■BIG のザ・マウンテン
■「三田のガウディ」の蟻鱒鳶ル
……など

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