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純卓のインフルエンサーになる


東.今年の中田は何かが違う!

chun.で決める

2025年11月3日の対局で、親の倍満をツモった中田花奈プロに対する実況・日吉辰哉プロの絶叫。それを聞いて私はつぶやいた。

「それ、2回目だよ、日吉さん…」

2024年9月30日、2年目のシーズン初勝利。浅見真紀プロから跳満を出和了りしたときにも同じ実況をしていたのを思い出した。開幕から11戦かかった1年目に比べれば、2戦目での勝利は確かに何か変わっている気がした。

結果は20戦で-575.4pt
14戦出場して-261.3ptだった1年目をはるかに下回る成績だった。

嫌な記憶がフラッシュバックする。

そんな思いをよそに、彼女は攻め続けた。そして、2勝目を獲得する。

その後も着々と勝ち星を重ねた。

25-26シーズン、27戦、着順9-6-7-5、+228.4pt
セミファイナル、5戦、着順2-0-1-2、+5.1pt
ファイナル、4戦、着順2-1-0-1、+75.4pt

成績はすべてのシリーズ通してプラス。
チームも4位と躍進した。
何かが違う。まさにその通り変貌のシーズンだった。

南.雀力の向上?

単騎に賭ける

「運」が良かった。

今シーズンは本当にそう思う。

配牌にもツモにも恵まれていた。
ミスが大きな負けに繋がらなかった。
チーム状況も楽に打たせてくれる部分が大きかった。

別に中田プロをサゲているわけではない。
麻雀というものはだいたい運が良くて勝つものだし、彼女自身も勝つたびに「ラッキーでした」とコメントを残している。

ただ、勝負所で押して和了を得たり、ビタ止めをして失点を防いだり、明らかに雀力の向上はあると思う。

残念なのは、昨年から取り組んでいることが評価されていない点だ。

昨年、負けが込んだ理由は、無理に押しまくったから、というのも理由の一つにあると思う。
もちろんチーム状況がそうせざるを得ないというのもあったのだが、昨年のテーマが和了率の向上で、普通ならオリるところでも無理に押していた印象はあった。
猿川真寿プロの助言も無視して、いばらの道を突き進んだ。
結果は放銃率が跳ね上がり、ラスを量産することになってしまった。

その中でも、「ドラがあったら愚形でも立直」とか「聴牌ならだいたい押す」とか麻雀の参考書によくある知識が中田プロの中でも染みついてきたのは、痛みと引き換えに成長をした点だと思う。

ABEMA、YouTubeのコメント欄や試合中の解説でも、「中田さんはよく押すようになりましたね」と言われるのだが、何なら昨年の方が押している印象はある。負けという結果に隠れて、見逃されているのはもったいない。

現師匠の下石戟プロも「守備力」が向上したと言っている。
裏返せば、攻撃の部分に関しては、伸びしろがあるとも取れるが、若干でも培われていたということではないだろうか。

西.麻雀を見てもらうために

おじさんの状態

堀慎吾という麻雀プロがいる。

一見すれば、40代の小柄で冴えないおじさん。
それが「堀ガールズ」と呼ばれるほど女性ファンも獲得している一流プロ。
なぜ彼がそこまで人気があるかといえば、ひとえに「腕」である。

前の団体でタイトルを持っていたこともあるが、堀プロ自身の希望で所属団体を移籍し、その団体の一番下のグループ(E3)から叩き上げでタイトルを狙おうとしている。(ちなみに中田プロは同じ団体のE1に所属)

Mリーグでは今シーズンこそ成績は振るわなかったが、麻雀・Mリーグを知っている人からすれば、「実力者」の看板は揺るぎようもない。

中田プロも勉強会に参加していたようで、その実力を目の当たりにして、舌を巻いたとの話もある。

堀プロの麻雀はその一打一打が注目されていると言ってももいい。麻雀そのものに価値があるからだ。

「中田さん、今日も勝って強いじゃん」
「かなりん、今日はたくさん攻めてたね」
「中田さん、放銃多すぎてバランスおかしくなってない?」

嬉しいコメントも増えてきた。ファンとしても心躍る限りだ。
ただ、中田プロの「成績」が見られても「内容」「一打」が見られていないことは、まだまだ「実力」が伴っていないことに繋がっているのだと思う。

ありがたいことに、他のプロからもコメントをもらうことがある。

ミスはあるけど、変わってきた」と。

北.憧れになりましょう

息詰まる攻防の顔もいい

乃木坂46、というより、アイドルというのは憧れによって再生産されるらしい。中田花奈さんもアイドルに憧れてアイドルになったひとりだ。

麻雀プロもそうであるべき、そうであってほしい存在なはずで、今や学生の麻雀プロも存在する。これはMリーグの影響もあるだろう。

欲を言えば、中田プロもいずれは憧れの対象になってほしいのだ。

これからもっともっと腕を磨き、タイトルも獲得するなどして、名をあげて、麻雀プロとして大成していってほしい。
アイドル時代からの我々おじさんのファンが多いのは百も承知であるが、子供たちを始め麻雀を志す人の目標の人物になってほしい。

しがないファンとしての夢がある。
中田プロと「目標は中田花奈プロです」という若き麻雀プロが公式戦で戦うことだ。それがMリーグならもっとロマンがあると言っていいだろう。

応援する人=ファンを増やすことはもちろん、麻雀を志す人=プロを育てること、これもインフルエンサーとしての役目なのではないだろうか。

中田花奈プロ、1年間お疲れ様でした。
素晴らしい戦いを見せていただき、ありがとうございました。
これからも応援させていただきます。よろしくお願いします。
まずはお体ご自愛下さい。

今シーズン一番好きな和了は見逃しからの単独3着を決めるツモ。

ここまでお読み下さり、ありがとうございました。
そして、EX風林火山さん、優勝おめでとうございます!
来年こそ、頂天!

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