邦画はたまにコンドラチェフの波があるからな。普段映画話は出来るだけ避けて通るのがセオリーですが、それでもまだ実地で観たり、VHSテープでまるまる観る習慣が根付いていた頃の話をここではリライト。まずは「グッドモーニングショー」とか吉田羊とか「生きるとか死ぬとか父親とか」でのDJ松永やらかしとか。
本日はこのあたりのリライト。
ほぼ7割方でリライトしようと思ったけど、これだと「シービスケット」の方の感想入らなくなった。ではこの形で少しnote用にリライトして
記してみます。
もう決して映画館で映画を観に行きたいとは思わないので、
映画話は出来るだけ避けて通るのがセオリーですが、それでもまだ実地で観たり、VHSテープでまるまる観る習慣が根付いていた頃。
そんな10年前は邦画のある意味コンドラチェフの波が来てた時節柄で。
当時はこんなふうに記していた。
といふことでむろん東宝的なものは苦手ですから「君の名は。」も「シン・ゴジラ」(しかしホントいつの時代だ、ってタイトルで、しかも昔に倣って「ゴジラ」の興収よりも「君の名は」の方が遙かに興収を叩き出している、ってトコまでそっくりなのはなんともはや)もスルーしてるんですが
だからいつもがこんなふうに戯けたリアルを叩き出していると、つまんないリサイクルな流れで「ゴジコン」の話を蒸し返されるあのルーティン(by佐久間宣行ANN0)はひたすら寒いだけだから耳がスルーするかradiko聴くのを止める(もしくは予め保存して早送り)を選ぶ羽目になるかだけ、
なんですけど。
んでそれでも実地のシネコン(多分ユナイテッド・シネマ
の方だったかと)で観た映画の方はこんな感想だ。
それでもフジ絡みの東宝映画だったんだけど、君塚良一監督・脚本の
「グッドモーニングショー」。
いろいろとワイドショーの存在と意義と人間関係を考えさせられる限りは流石に「踊る大捜査線」で映画監督の道を勝ち得た君塚良一脚本ならでは
なのですが、いっそ小林信彦的に長澤まさみのアイドル映画としてこの映画を捉えても別に遜色はないような、と思わせる大小のギミックが利いた
お得意の分野に納めた映画だな、と。
(少なくとも今迄の君塚良一監督作品としては最も華があるし、フジの
夜映画でも普通にかけられるレベルの映画には納まっているな、と)
つとめて前半の書き方は、主演が誰だかを記さない気概には満ちとるな。
まあ結果的にここからフジのワイドショーは浮上せずに、
今やってる番組も3月打ち切りが叫ばれている頃。
でも確かにトリッキーな犯人役の濱田岳はやはり存在感は
あったな、って印象。
そしてこのあたりの女優がようやく浮きもせずに定番の
役者として出てきてる、を感じたのがこの当時の書き口かな。
あとやっぱり中井貴一の妻役をやった吉田羊が確実にこのテのポジションの中心人物になりえているな、と確信を得た作品でもありました。
吉田羊のイメージは長らくEテレ(オマケで存在しているのではない実体のある方)で六角精児と共に「スイッチインタビュー」のナレーションをやっていた印象が強く、この2010年代中盤にバイプレイヤーズから女優として定番の位置についた印象。
強烈な印象のジングルのようなオープニングでくりかえし使われてるところはほぼリプライズのあたりなのね。
椎名林檎で「孤独のあかつき」。
目映い光に目を瞑ったら
僕らいま夜明け真っ只中主演としてはジェーン・スーの自伝的小説『生きるとか死ぬとか父親とか』のジェーン・スーを憑依させてたあの役なんですけど。
奥井雅美と熊谷幸子、といふユーミンチルドレンズ。|torov
バラエティの作法と勘違いしてDJ松永が台詞を入れてこないまま本番でやらかして、必死で「子役のセリフの覚えさせ方」で付け焼き刃したら、
半ば吉田羊は諦めてたのに、台詞全部入れた(そのDJ松永も売れっ子らしくて凄いが)それでちゃんと「いいシーン」になってるのが悔しいと
祖父江Pと佐久間宣行(この当時はテレ東でプロデューサー)で語り
繋いでる話もそれはそれで好きです。
ゲームをクリアしたけどまだ熱は醒めやらぬまま、ジリジリと時間は削れていくけど、さあて『おかこち』までに文章は纏まりますか、運次第という名の物語。たまにはそんな記憶の蓋も開いた夏の夜。|torov
(佐久間宣行)「どういうこと? どういうこと?」ってなって。
で、その時、俺もいたんですけども。俺と松永ってバラエティとかで仕事をしているから、俺からなにか言われるのはやりづらいだろうなって思って。
ドラマのプロデューサーをやっている祖父江っていう女性プロデューサーが松永のところに行って。それで上に連れて行って。
で、その現状をたしかめたんですよ。そしたら1行も覚えてなかったから。
「皆さん、ちょっと一旦、待ちです」って言って。「私が吉田羊さんの役をやります。松永さん……」って。で、1個ずつ掛け合わせをして、1時間から
1時間半。もう、子役の覚え方(笑)。
子役のセリフの覚え方を1時間半やったら、やっぱり旬のタレントって
すごいっすね!
覚えたんですよ、あいつ!
(ジェーン・スー)ええーっ、すごい!
えっ、その間、吉田羊さんはどうしてたんですか?
(佐久間宣行)待ち。
(ジェーン・スー)マジか!
(佐久間宣行)で、吉田羊さんは「今日は無理だな」と思ってたんですって。まあ、こういうことは他所での経験もあったのかもしれないけど。
松永が何も知らないで来た時点で「ああ、これ、今日は無理だ。バラシ
かな」っていうつもりで。それで上で……なにをしてらっしゃったかは
わからないけど、その気持ちでいたんだけども。1時間半後に松永が
復帰して、結局撮れたらしいんですけど。
それで、上がったシーンがね、まあまあいいシーンだったんですよ……。
(ジェーン・スー)アハハハハハハハハッ!
(佐久間宣行)まあまあいいシーンで。複雑な心境もあるんですけど。
そのプロデューサーの祖父江がVのプレビューってあるじゃないですか。
で、そのシーンを見てて。俺とかも見ていて。そしたら祖父江が後ろで
ぶつくさ言っていて。
俺は「松永、やっぱり旬だから。なんやかんやでいいシーンだな」って
思っていたんだけども、祖父江が「なんでいいシーンなんだよ!」って
言っていたんですよ(笑)。
(ジェーン・スー)アハハハハハハハハッ!
(佐久間宣行)だから、プロデューサーの発言としてはおかしいんですけども。子役の母親として、苦労をさせられて。
「お前、なんでいいシーンになっているんだよ!」って言って怒っていた
っていう(笑)。
(ジェーン・スー)気持ちはわかる(笑)。「少しは苦労をしろ」っていう
ことでしょう?
(佐久間宣行)「少しは苦労しろ」と、あとは松永にこれでできると思われないように。だから俺たち、これは積極的に言って回っているんですよ(笑)。
(ジェーン・スー)なるほどね(笑)。
(佐久間宣行)結果的に監督の編集とか、諸々によりいいシーンになっちゃったんで。
(ジェーン・スー)それはあくまでも監督と……。
(佐久間宣行)監督と吉田羊さんの力ですよっていうね。それを言って
回っているんですけども(笑)。
佐久間宣行とジェーン・スー DJ松永のドラマ撮影現場でのやらかしを語る | miyearnZZ Labo
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