今を生きる者たちへ
先日、元首相の安倍さんが演説中に銃で打たれ、お亡くなりになられた。
「平和であり安全な国日本」という、他国から、そして自分たちの中で無意識のうちに持っていたであろう自国への印象は大きく崩れた。
一体、その様な平和で安全な国のはずであった日本はどこに行ってしまったのか。
本当は元からその様な国ではなかったのかもしれない。
様々な局面において、自分たちが生活しているこの環境、周囲の状況、国の状況、それに伴う自分の行動を今一度見つめ直す時期に来ているのかもしれない。
最近サッカー界では、パリサンジェルマンというフランスのビッグクラブが来日した。メッシやネイマールがいるクラブだ。そのチームが公開練習をしていた際に、観客で来ていた子供が数名ピッチの中に乱入した。観客はその光景を見て、面白おかしくざわついていた。
子供のパフォーマンスに、警備員の捕まえられなさに、なのかはわからないが、
ルールを犯した者に対して起こったのは罵声ではなく歓声であった。
皆、口を揃えて言う。
「海外だったら、よくあるよね。」
「日本も変わってきたね。」
海外であることだから、日本人がやっても良いのか。
海外の真似事をしているのか。
理由は正直よくわからないが、日本というこの国は、何を大切にしたいのか、文化として、伝統として、これから先この国をより良くしていく為に何をしたいのか、正直ここ最近わからなくなってきている気がする。
先進国として讃えられているだけではなく、古くからの歴史を大切に扱い、それを多くの国の人から評価をされ、人との関わりがとても丁寧で親切で、食べる物も飲む物も住む環境も安全だとされてきたこの国の、本来ある美しさを私は最近感じなくなってきてしまっている。
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