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襖に壁紙を貼りたい人へ-プロ目線で解説する正しい貼り方とポイント

※この記事には広告が含まれます。

襖に壁紙を貼りたい──そう思ったあなたへ。
「うまく貼れるのか?」「失敗しないコツは?」と不安になっていませんか?

本記事では、プロ目線で、襖に壁紙を貼る正しい方法をわかりやすく解説します。初心者でも安心して実践できるよう、準備・貼り方・失敗対策まで丁寧にフォロー。

さらに、和室ならではの注意点である聚楽壁(じゅらくかべ)対応についても、有料パートで深掘りします。

「やってよかった!」と思える仕上がりを目指して、一緒に進めていきましょう!

この記事のポイント
✅ 襖に壁紙を貼る際の「基本ルール」と「貼れる条件」がわかる
✅ プロが教える「正しい貼り方」と「おすすめ道具」がわかる
✅ よくある失敗パターンと、それを防ぐための具体策がわかる
✅ 聚楽壁に壁紙を貼るときに役立つ「某商品」の使い方がわかる


【執筆者】前田畳店 代表 前田昌俊 ・岩手県盛岡市で60年以上続き地元の皆様に愛され続けている 前田畳店の二代目店主 ・畳、襖、障子、壁紙、網戸の張り替えと襖紙販売店『和紙屋』代表 ・現在登録者8000人の襖系Youtuber ・畳技能士資格、畳職人指導員資格と壁装技能資格を保有 ・『お客様への真心』が仕事の原点。これからもその信念を大切に貫く52歳

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■襖に壁紙を貼りたい人へ-まず知っておきたい「貼れる条件」とプロの結論

襖に壁紙を貼れるかどうかの答えは、条件付きで「可能」です。

ただし、すべての襖にそのまま貼れるわけではありません。ここを知らないまま作業を始めると、うまくいかなかったり、せっかく貼ったのにすぐ剥がれてしまったりするので注意が必要です。

まず大前提として、襖には大きく分けて「戸襖」と「本襖」の2種類があります。
戸襖とは、木枠にベニヤ板が貼られているタイプのことで、本襖とは、木枠に格子が組まれ、その上に何層もの和紙が貼られている伝統的なタイプを指します。

このうち、比較的壁紙を貼りやすいのは戸襖の方です。なぜなら、表面がフラットであり、下地処理をしやすいからです。本襖の場合、構造がデリケートなため、壁紙の重みに耐えきれずにたわみやすかったり、仕上がりにムラが出たりするリスクが高くなります。

そのため、戸襖なら基本的に壁紙を貼ることができます。ただし、そのまま直接貼るのはおすすめしません。

一度、表面の古いクロスや汚れをきれいに剥がしてから、下地を整える必要があります。場合によっては、専用の下処理剤を使ったり、パテを薄く塗って平滑に仕上げてから貼ると、よりきれいな仕上がりになります。

本襖に関しては、プロの目線でも慎重な判断が求められます。
茶チリ紙という専用の下貼りを使ったり、枠を取り外してから施工するなど、通常より手間がかかる作業が必要になるため、DIY初心者にはあまりおすすめできないケースもあるでしょう。

また、注意しておきたいのは、古い和室の壁には、聚楽壁と呼ばれる土壁のような素材が使われていることがある点です。

こういった場合、単純に壁紙を上から貼ろうとすると、うまく接着しなかったり、施工中にボロボロと粉が落ちてきたりして、かなり難易度が上がります。

実は、こういった厄介な下地に対応できる「ある専用商品」も存在しますが、そちらについては記事の後半で詳しく紹介しますので、お楽しみにしていてくださいね。

まとめると、
・戸襖なら、下地処理をしっかりすれば壁紙を貼れる
・本襖は難易度が高いため、DIYなら避けた方が無難
・聚楽壁など特殊な壁には、特別な対策が必要

最後は和室の壁についてですが、こういったポイントを押さえておけば、無理なくきれいな仕上がりに近づけることができるでしょう。

まずは、ご自身の襖がどちらのタイプなのかをしっかり確認してから、作業に取り掛かることをおすすめします。

続いては、実際にどうやって貼っていくのか、プロ目線での手順やコツを詳しく紹介していきます!

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■プロ目線で教える-襖に壁紙を貼る正しい貼り方と準備する道具と壁紙の選び方

襖に壁紙を貼るとき、一番大切なのは「準備」と「手順」です。

ここをおろそかにすると、どんなに慎重に作業しても、残念ながら仕上がりがイマイチになってしまうでしょう。

まず最初に、必要な道具をそろえましょう。
最低限そろえておきたいアイテムは次のとおりです。

・糊(壁紙専用。障子糊よりも薄め推奨)
・地ベラ(壁紙の端を押さえながらカットする道具)
・カッター(よく切れるもの。替刃も用意しておくと安心)
・撫で刷毛(壁紙の表面の空気を抜くハケ)
・雑巾(濡れたものと乾いたもの両方)
・霧吹き(糊が足りないときの微調整用)

これらはホームセンターやネットショップでも簡単に手に入ります。特別なものはありませんので、ご安心ください。

次に大切なのが壁紙選びです。
どんな壁紙でもいいわけではないので、ここは少し慎重になった方がいいかもしれません。

基本的には、薄手の壁紙がおすすめです。理由は、地ベラを入れたときにスッと入りやすく、カットがきれいに仕上がるからです。

厚手の壁紙だと、カット時に滑ったり、切り口がガタガタになったりするリスクが高まります。

しかし、例外もあります。
もし下地の状態があまり良くなくて、細かな凸凹が目立っている場合には、厚手の壁紙を選んだ方がいいでしょう。厚みがある分、多少の凹凸をカバーしてくれるからです。

実際にホームセンターでサンプルを手に取ってみると、厚さの違いがよくわかります。薄いものは透け感があり、厚いものはしっかりした手触りになっています。迷ったら、少しでも薄い方を選ぶと作業はしやすいでしょう。

では、いよいよ貼る手順に入っていきます。

まず、襖の表面を軽く掃除して、ホコリや汚れを取り除いてください。
次に、必要に応じて、表面を剥がしたり、下地を軽くならしたりします。戸襖の場合は、場合によって古いクロスの表面だけを削り取り、下紙は残す方がいいこともあります。

そして、壁紙をカットします。ポイントは、襖のサイズより少し大きめにカットしておくことです。余裕を持たせておくと、微調整がしやすくなります。

糊を塗るときは、全面にまんべんなく塗ってください。
糊が薄すぎると、剥がれや浮きの原因になりますので、気をつけましょう。糊が少し足りないと感じたら、霧吹きで水分を補いながら、のばして調整しても大丈夫です。

糊を塗ったら、壁紙を折りたたんで少し休ませる「オープンタイム」を取ります。

襖に壁紙を貼る場合は、乾かないようにビニール袋などに包み、20~30分以上目安で、乾かない程度なら一晩おいても大丈夫です。襖紙ではこうはいきません。これが壁紙のオープンタイムです。適度なタイミングで貼り始めるのがコツです。

貼るときは、上から少しずつ地ベラで空気を押し出すようにして貼り付けてください。焦らず、丁寧に。力を入れすぎると破れてしまうので、優しく撫でるように仕上げましょう。

最後に、周囲をきれいにカットして完成です。
この時も、新しい刃のカッターを使うと、驚くほどきれいな切り口になります。

一見難しそうに感じますが、やること自体はシンプルです。
準備と手順さえ守れば、初心者でもかなりきれいに仕上げることができますので、ぜひチャレンジしてみてください!

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■初心者必見-襖に壁紙を貼るときに起こりやすい失敗とプロが教える対策

せっかく襖に壁紙を貼るなら、できるだけ失敗したくないですよね。

ここでは、初心者がつまずきやすいポイントと、それを防ぐための具体的な対策を紹介していきます。

まず最も多い失敗は、「しわ」や「浮き」です。
貼りながら空気をしっかり抜かなかったり、糊の量が足りなかったりすると、どんなに慎重にやっても表面にしわが寄ったり、時間がたつとペロンとはがれてきたりします。

この対策としては、貼る時に上から下に向かって、地ベラや撫で刷毛で優しく空気を押し出すことが大切です。力を入れすぎると壁紙が伸びたり破れたりするので、あくまでも優しく、なでるように作業するのがコツになります。

また、糊が少ないときは霧吹きで水分を足して、伸ばしながら均一にしていきましょう。これだけで浮きが防げる確率はぐっと上がります。

次にありがちな失敗は、「カットミス」です。
壁紙をカットする時に、襖の枠に沿ってきれいに切れず、ガタガタになってしまうことがあります。さらに、切る位置がずれて、寸足らずになったり、逆に大きすぎてシワが寄ったりすることも少なくありません。

これを防ぐには、地ベラをしっかりと枠に押し当て、カッターの刃は常に新しい状態で作業するのが基本です。カッターの刃が少しでも鈍っていると、思った方向に切れず、力を余計に入れてしまいがちなので、こまめに折るか交換してください。

貼り付けた後に気泡ができることもあります。
特に、乾ききる前の見落としや、糊のムラが原因になりやすいです。もし気泡を見つけたら、慌てず、細い針などで小さな穴を開けて空気を抜き、指でそっと押しならしてなじませてください。

さらに、乾燥管理も意外と見落とされがちなポイントです。
貼った直後に強い直射日光に当てたり、逆に湿気の多い場所に置いてしまうと、糊の乾き方が不均一になり、仕上がりにムラが出る恐れがあります。

理想は、風通しのいい室内で、直射日光を避けながら、ゆっくり自然乾燥させることです。
特に梅雨時期や冬場は乾きにくいので、天気の良い日を選んで作業するのが安全でしょう。


ここまでのポイントをまとめると、
・空気抜きと糊の量を意識する
・カッターの刃は常に新しくしておく
・気泡は焦らず丁寧に対応する
・乾燥はじっくり自然に任せる

これらを意識するだけでも、仕上がりのクオリティは大きく変わってきます。
ちょっとした工夫と準備で、ぐっと成功率は上がりますので、ぜひ試してみてくださいね。

そして、ここまで読んで「普通の襖ならいけそう」と思った方へ。
次は、さらに難易度が上がる「和室の聚楽壁に壁紙を貼る方法」についてご紹介します。

この続きは有料版でのご案内となりますので、気になる方はぜひチェックしてください!

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